管理入院日記②
分娩先の産院へ………
病院に到着後も不安って感情よりは無感情に近い感じだった。
緊急だったことから呼ばれるのがやたら早かった事を覚えている。
まずはスクリーニング検査から。
エコー室に呼ばれ入室すると女医さんが「はい、ここに寝てください」
「お名前お願いします」と淡々と事を進めていった。
ちょっと冷たさも感じていたのだが無言のまま検査を進めていく内に
「うーん。ちょっと眠てるね〜」「おーい起きて〜」とか
最初と全然違う喋り方になっていて、その豹変ぶりが逆に不安になった。
30分ぐらいスクリーニングをして「やっぱり起きないね。10分ぐらいちょっと時間空けてからやるから待合室でちょっと待っててくださいね」と優しく言われ、完全に優しくなってる女医さんの空気感に事の深刻さをようやく感じとった…。
10分後・・・
スクリーニング再開。
「あっ、さっきよりは動いてくれてる」「よいしょ〜赤ちゃん頑張って〜」
「うーん…小さいね…」
と言いながら手を動かす女医さん。
チラッと女医さんを見ると優しい口調と共に険しそうな表情をしていたのを私は見逃さなかった・・・
そこで100%やばい事が起きている事を悟ったのだった。
そしてスクリーニング終了。
「今度は診察呼ばれるのでもう少し待っててくださいね」
と言われエコー室を後にした。
診察呼ばれるまでの間、心の整理が追いつかない。
赤ちゃんが小さい??
赤ちゃん寝てばかりだったけど動けない体なのかな?
とか。根拠のない不安に襲われていた。
この日は夫の付き添いもなく1人で来ていたことから悶々と心の中で自問自答を繰り返していた。
そして診察に呼ばれた。
そこで医師から衝撃的な事が告げられたのだった。
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