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唾恐怖症が治らない

中1の1学期で授業中にお腹が鳴るようになって、2学期から唾恐怖症の症状が出るようになって、3学期にはゲップまで鳴るようになってしまった。

クラスメイトのD君からは唾恐怖症の私の姿をみて「アイツはいぬ」っていわれた。ものすごく辛いし悔しい。

本当はそんなことしたくないけど、どうしてもお腹は鳴ってしまうし唾も飲み込めない。小6まではそんな症状なかったのに中学にあがってから体がおかしい方向へ行ってしまっている。

本当に唾が飲み込みづらくなってそれが次第に口内で溜まって、それを一気にゴクって飲むとそのゴク音が教室に響き渡る。

いぬって言われても仕方ない状況を作ってしまっていた。それで中学卒業して16歳のときにやっと病院に行ったら「うつ病ですよ」と言われた。唾がこんなにも出るのに、この唾の量はなんなの?確かに私は高専をやめて憂鬱に浸っていたけれど、納得のいく回答が欲しかった。

唾恐怖症のせいで映画館には行きづらくなった。シーンとする場所には行かなくなってしまった。

なんでこんなことになってしまったのか?

めちゃくちゃ不甲斐ない。

私はこの症状のせいで中学時代、3年生になった時点で不登校の道を選んだ。本当に誰も理解してくれなくて途方に暮れる。なんで授業中にこんなお腹の音が鳴るのか?朝食は満腹に食べて登校しているのに。

唾恐怖症、これが発症した時点で私の人生は。。。

この苦しみさえなかったら私は普通に中学生活を満喫して高校に進学していたのに本当に悔しい。

なぜ「普通」ができないんだろ。

普通って難しい。

普通があまりにも遠い。

小6まで普通だったのに何でこんなことになったのかな。

ま、悩んでも仕方ないので今日もとりあえず生きるしかないですね。

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