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映画ゴールデンカムイ感想(ネタバレあります


映画ゴールデンカムイ

1月19日は私の大好きな漫画、『ゴールデンカムイ』の実写映画公開日でした。

映画化発表&キャスト発表時は、SNS(主にX(Twitter))でブーイングの嵐。

ところが、試写会の評判はすごく良い。

ファンとしては気になって仕方ないですやん~。

というわけで、公開初日に行ってきました。

今日は、映画を観た感想をシェアさせていただきます。(ネタバレありです)

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満足度としては、ほぼ100%。ほんまにめっちゃ良かったです。(←ライターとは思えぬ語彙力)

冒頭は日露戦争の203高地という有名な激戦地からのシーンなんですが、すごくリアル。凄惨さに思わず目を背けたくなりました。

そして、物語の中心地となるのは、冬の北海道。

銀世界の美しさに、うっとり…。

杉元とアシリパさんが歩く後ろ姿、泣ける。

これだけでも、「実写化の価値がある」と思わせてくれました。

役者さんも皆さんイメージにピッタリ、演技もお上手でした。

中でも私は、主人公の「不死身の杉元」を演じた山崎賢人さんに一等賞上げたいです。

キャスト公開時はそれはひどい言われようで、批判が多く、プレッシャーもえげつなかったんちゃうかと思います。

私も正直、「イメージと違うなあ・・・」と思ってました。杉元はゴールデンカムイで一番好きなキャラですし、ちょっと、いや、だいぶ不安でした。

でも、杞憂でした。

不死身の杉元らしく、スクリーンで豪快に、気持ちよく暴れてくれてました!

あと、入浴シーンがあるのですが、たくしくも美しい筋肉、そして麗しいお顔に、ドキドキしてしまいました・・・。

私、決して筋肉が好きなわけじゃないです。

男性はどちらかというとぽっちゃりしてて触り心地の良さそうな人が安心感あって好きですし、ルッキズムでもございません。

「はじめの一歩」より。一歩と違って私はルッキズムじゃないよ!

でも、山崎賢人さんは、もう色気爆発で魅力的すぎました。

役作りのために10kgほど増量されたらしいですね。不死身の杉元っぽい肉体になってました。

ほぼ原作通りの展開に、見せ場も全部見せてくれて、原作ファンも初見の方も満足いく映画になっていると思います。

この映画でもっとゴールデンカムイファンが増えてほしいです。

***

めちゃくちゃ出来が良かったので続編もまた作ってほしいのですが、心配な点があります。

ゴールデンカムイは全31巻。映画は、3巻分のエピソードでした。

最初だからより丁寧に仕上げたのもあると思いますが、このクオリティで映画を続けるなら、少なくともあと10回は映画作らないと漫画の完結まで行きつきません。

漫画読んでる方なら分かってもらえるかなと思うんですが、ゴールデンカムイって捨てれるエピソードや省略できるエピソードがほぼ無いんですよね。

序盤に出てくるキロランケニシパは物語の重要人物だし、インカラマッも。家永カノさんのエピソードも大切。江戸貝くんも。

この間息子とアニメ見てたら、親分と姫のエピソードもやっぱりめちゃくちゃ面白かった。これもやってほしい。(最後の杉元の「皮剥いでくる」で爆笑してしまいました。声優の小林親弘さん、最高)


親分と姫(かわいい)
「皮剥いでくる」

ラッコ鍋は外せないでしょ。スチェンカもやってほしい。鶴見中尉の過去(ロシア)も大切だし、中盤から登場の鯉登少尉も超重要人物!(←そして私の第二の推し)

続きは見たいけど、省略されてしまうエピソードがあるのは嫌だし、中途半端なところで終わってしまうのも嫌だし・・・複雑な心境です。

でも、またスクリーンで活躍する杉元、アシリパさん、白石たちが観たいので、ぜひ続編作ってほしいです。待っています。

映画、一回じゃ足りなかったので、また観に行こうと思っています。

同じ映画を2回以上観に行くなんて、婚活の時に別々の相手と行った以来だわ…。(もちろん初見のフリしたよ!)

映画館で買った杉元のタンブラーです

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