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ウィッグのメンテナンス方法:脱毛後の美容Tips(美容の秘訣)、可愛くて安価なウィッグの紹介
初めに
このブログを訪問してくださり、ありがとうございます。今日は少し元看護師の私の経験を共有したいと思います。脳腫瘍手術の成功と中枢神経悪性リンパ腫からの完全寛解を経て、これまで私が体験したこと、特にウィッグのメンテナンスについて明るく語りたいと思います。本の言葉を心に、「人生のなかで光り輝く瞬間を大切に、前を向いて歩んでいこう」と、これからのお話を始めます。
ウィッグのメンテナンス方法
手術と治療の自家移植の過程で脱毛を経験しましたが、その時に大変お世話になったのがウィッグでした。私の体験を通して、少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。
シャンプーと艶出しのポイント
ウィッグを長持ちさせるためには、適切なメンテナンスが必要です。私が愛用しているのは、アデランスのウィッグ専用シャンプーとコンディショナー、そして艶出しスプレーです。これらを使うことで、ウィッグはいつも新しい状態を保てました。めんどくさがりで、シャンプー使ったのは、最初だけでした。その後は、安いウィッグを使い、ぼさぼさになったら処分してました。移植後、体が完全寛解後もきつく通院も頻繁なため、疲れてしまいます。
選びやすいファッションウィッグ
一方、私は子育てママでもあり、日々の公園遊びでウィッグがぱさぱさになりやすいという悩みもありました。そんな時は、安価なファッションウィッグを利用しました。楽天のマラソンセールで購入すれば経済的ですし、使い捨て感覚で新しいものを選べて気分転換にもなります。特にアクアドールの製品は自然で、今風のデザインが気に入っています。
こちらは、新人看護師さんとウィッグ選びました♪「可愛い~❤」って言いながら♪こちらの看護師さんは、看護学生時代、ヘアドネーションをしたそうです。素晴らしい!!
↑入院中、初めて病室から、スマートフォンよりこちらを注文しました。
移植前に、担当看護師さんより、髪の毛を短くするようにアドバイスをいただき、偶然、この髪型(ボブ)にしてたんです。
同じ長さのこちらを入院中、被ったら、女性薬剤師さん、ウィッグと気づきませんでした(笑)
手入れが楽♪
↑入院中、こちらのウィッグスタンドを購入しました。
床頭台に、ウィッグかけて置いてたら、主治医がきてウィッグを見て、びっくりしてました!!(笑)主治医とは仲良く(同級生)、同室者から、「2人、仲いいね!2人の話、コントみたい!」と話しのネタにされてました(笑)半年も入院すれば、医師、看護師、スタッフさん達とも仲良くなります♪
4人部屋のデメリットは、病状説明全てお部屋の方に聞かれてしまいます、、、。
とにかくクリーンルームの4人部屋が狭すぎて、床頭台にしか置く場所がありませんでした。無菌室で、移植し生着すると、白血球があがるまで、4人部屋のクリーンルームに入ります。さらに、白血球が安定すると、一般個室・大部屋に移れます。
静電気とインナーキャップの工夫
ウィッグがばさばさになってしまう原因として静電気がありますが、インナーキャップを使うことで軽減できました。アクアドールのインナーキャップは滑り止め機能付きで頭が痛くなることも少なく、夏には冷却機能のあるものも出ています。とても便利です。
↑ 私は、こちらを愛用させていただいております。
↑滑り止めが欲しいときはこちら。
交通事故後、リハビリがあるときは、横になるときウィッグが外れやすいので、こちらのインナーキャップを
付けてました。
髪の変化とオシャレ
髪が伸びてくる過程で毛質が変わるという驚きもありました。美容師さんからも聞いていた通り、脱毛後に生えてきた髪はくるくるパーマのようで、以前のストレートとは異なる質感になりました。でもそれを逆に楽しんで、ウィッグを使ってロングにしたりボブにしたりと、毎日のオシャレを楽しんでいます。
↑退院後は、こちらを使ってました。帽子ウィッグが、頭が一番楽です♪
↑ 一時期、看護師の単発バイトをしてました。その際は、こちらのボブのルームウィッグを付けてました。職場の方にはウィッグはばれてません(笑)
自然です。そして、かわいい❤
シャンプー選びと生活の工夫
脱毛によってシャンプー選びも変わりました。赤ちゃんが使う、無添のシャボン玉シャンプーやミノンを使い、アルコールアレルギーの私はアルコールフリーのものを選びました。髪がない生活はシャンプーが楽で、2年間ほど美容室に行かなくても済んだのも事実です。また、冬には頭が冷えたので、フリース素材の帽子を自分でミシンで作って暖を取りました。
ウィッグケアで重要な役割を果たすキュアコートについて、実体験を交えてご紹介させていただきます。
【キュアコートの2種類の違い】
サラサラタイプ(水色ボトル) • さらっとした仕上がり • 自然な動きを維持 • 軽い付け心地 • デイリー使用におすすめ • 静電気防止効果あり
しっとりタイプ(オレンジボトル) • しっとりした仕上がり • べったりしやすい • パサつきが気になる方向け • 特別な場面での使用に
【私のおすすめ】 デパートの専門スタッフさんも推奨する水色ボトルの「サラサラタイプ」がおすすめです。毎日の使用に適していて、自然な仕上がりが特徴です。特に医療用ウィッグを使用されている方には、このタイプが使いやすいと思います。
【選ぶ時のポイント】
• 使用頻度
• 好みの仕上がり
• 季節や気候
• 髪の長さや量
ご自身に合ったタイプを見つけることで、より快適なウィッグライフを送ることができます。迷った際は、専門店のスタッフさんに相談するのがおすすめです。
ウィッグケア用品:キュアコートは2種類あります。私は、水色のボトルの「サラサラタイプ」を使ってますが、オレンジのタイプは、ウィッグがべったりなるそうで、デパートの店員さんは、水色のボトルを勧めてくれました。
脳外科手術後の工夫
抗がん剤治療中の髪の状態について、私の体験をお話しさせていただきます。開頭術、40針縫合されました。しばらくは、傷口に違和感あり、頭痛がすごかったです。
【予想外の出来事】
脳腫瘍の手術後、頭部の一部をバリカンで剃られた状態でした。その部分を可愛くカバーするため、リボンカチューシャを使うことにしました。するとそれが、思わぬ話題を呼ぶことになったのです。
【病棟での出来事】
ある日、美人の看護師長さんが私に声をかけてきました。
血液内科、美人看護師ばかり、看護師さんがモデル並みに可愛くて❤
私の担当看護師さんは、美人で頭良く、正確も良く、「お人形さん」みたいに可愛かったです♡
血液内科は、コロナ禍、コロナ検査、週2回あり、コロナ感染すると患者さん死のリスクあるから、大変なようでした。
看護師長:「髪、ウィッグ?地毛?」
私:「地毛ですよ~」
看護師長:「え~、髪抜けなかったの?」
私:「髪、抜けなかったんです」
その後、無菌室に移動する際には、女性薬剤師さんが驚きの声を上げました。
薬剤師:「ひかりさん~!ここの病院で、抗がん剤で髪が抜けなかったの、ひかりさんが初めて!すごい!!みんな大体髪抜けますよ。特に乳がんの抗がん剤は、確実に髪が抜けます」
【新たな発見】
この経験を通じて、私は重要なことを学びました:
• 抗がん剤の種類によって、脱毛の有無が異なる
• 同じ治療でも、個人差がある
• 乳がんの抗がん剤治療では、特に脱毛が起こりやすい
【伝えたいこと】
抗がん剤治療を受ける方へ:
• 脱毛の有無は、治療の効果とは必ずしも関係ありません
• 個人差があることを覚えておいてください
• 事前に主治医に、使用する薬剤の特徴を確認するとよいでしょう
私の経験が特殊なケースだったことは確かですが、この体験を通じて、抗がん剤治療における脱毛について、より深く理解することができました。
治療を受けられる皆さまへ: どのような状況になっても、それは治療の過程の一つです。髪の毛が抜けても抜けなくても、あなたはあなたのままです。医療スタッフに相談しながら、ご自身に合った対処法を見つけていってください。
「血液内科での入院生活 〜コロナ禍における医療最前線〜」
血液内科での入院体験について、特に印象に残っている医療スタッフの方々との思い出と、コロナ禍における厳重な感染対策についてお話しさせていただきます。
【素晴らしい医療スタッフとの出会い】
血液内科には、プロフェッショナルな看護師さんが大勢いらっしゃいました。私の担当看護師さんは、まるでお人形さんのような可愛らしい方で、その上、
• 高い専門知識
• 正確な医療ケア
• 優しい人柄 を兼ね備えた素晴らしい方でした。私が、治療に専念できるよう、主治医と協力してサポートしてくれました。
【コロナ禍における厳重な感染対策】
血液内科では、特に感染症対策に気を配る必要がありました。
■実施されていた対策 • 週2回の定期的なコロナ検査 • 徹底した面会制限 • 厳重な院内消毒
これらの対策は、免疫力が低下している患者さんを守るための重要な取り組みでした。コロナウイルスに感染すると重症化するリスクが高いため、医療スタッフの皆さんは細心の注意を払って私たちの治療にあたってくださいました。
「入院中の感謝の気持ち 〜医療スタッフの皆さんへ〜」
【たくさんの方々に支えられて】
入院生活では、実に多くの方々が私たちの療養を支えてくださっています。
■看護師さん
• 24時間体制での患者ケア
• 笑顔の声かけと励まし
• 専門的な医療ケア
■看護助手さん
• 毎日のベッド周りのアルコール消毒
• 快適な療養環境の維持
• きめ細やかなサポート
■清掃スタッフさん
• 病棟の衛生管理 • 心地よい環境作り
• ※無菌室は立ち入り禁止
【脱毛時期の環境整備】
治療による脱毛期には特別なケアが必要になります。
• ベッドに髪の毛が散らばりやすい
• 「コロコロ」クリーナーが便利 (この情報は他の患者さんから教えていただきました)
【無菌室での経験】
私の場合は無菌室での治療でしたので:
• 看護師さんが清掃も担当
• 感染予防のため、清掃スタッフは入室不可
• より厳重な衛生管理が必要
【患者さんへのアドバイス】
• 脱毛期に備えて「コロコロ」を用意しておくと便利です
• 分からないことは、遠慮なく看護師さんや先輩患者さんに相談を
• 医療スタッフの指示に従い、清潔な環境維持にご協力ください
【入院中の皆さまへ】
不安な入院生活の中でも、このように親身になってケアしてくださる医療スタッフがいることは、大きな心の支えになります。どうか希望を持って、治療に専念してください。
最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。私の経験が、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。どんな状況でも「人生のなかで光り輝く瞬間を大切に、前を向いて歩んでいこう」とすることで、新たな道が開かれると信じています。みなさんの毎日を前向きに生きるための励みになれば幸いです。これからも、感謝と希望を込めた記事をお届けしていきますので、よろしくお願いいたします。もしよろしければ、いいねやフォロー、スキを押していただけると嬉しいです。
皆さまの回復を支える医療スタッフへの感謝を忘れずに。一日も早い回復をお祈りしております。
光より
抗がん剤で脱毛しなかった理由(非公開)
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