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FALCON LAKE(ファルコン•レイク)レイトショーで観てきました!

少し前からSNSでちょっと話題のファルコン•レイク。
観たいなあと思っていたのだが、上映している映画館が少なく、時間も都合が合わない回がほとんどだったため、レイトショーで観ることに。

夜の21:30頃から、カナダの美しい湖を舞台にしたしっとりとしたエモい映画を観るなんて、ワクワクするけどなんだかちょっぴり怖かった。

でもこの「なんだかちょっぴり怖い」という感覚は間違っていなかったのである。

私は事前情報無し(SNSでおすすめされていることだけ認識していて、あらすじも何も読んでいない)で、ビジュアルポスターだけを見て、なんとなく少年少女の美しくも切ない淡いピュアな恋的なお話だと思っていた。

まあ実際そんな感じなのである。
14歳の少年バスティアンが家族と避暑地を訪れ、3歳年上のクロエに惹かれていくが、クロエにめちゃくちゃ振り回されている様子が描かれている。

クロエはバスティアンにとってはすごくお姉さんだけど、視聴者からしたらなんだかんだ言って思春期というか、幽霊を信じていたり子供っぽい性格をしていて、地元の友達にも少し子供扱いされている描写があったりする。

そんな2人のピュアで甘酸っぱいやりとりをのんびり観ていた。このまま最後どうなるのかな〜?みたいなことを考えながら。

だんだんなんだか鬱々とした空気感みたいなものを感じ取ってしまう自分に気づいたときにはもう映画は終盤。

一気にどんよりとした暗い映像に違和感を感じていると衝撃的なラストに度肝を抜かれ、今まで張られていた伏線に気づいてウワーーーーーッとなりながら23時ごろ、そそくさと家に帰った。

なんか「思い出のマーニー」をはじめて映画館で観た時と同じ種類の怖さと美しさを感じた。


世界観とか雰囲気が儚くて美しい感じなので、そこに浸っていたいけど、生気がなくてちょっと怖い、みたいなそんな感じです。

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