自分に誇りを持てた1冊
自分がダメ人間であることにうすうすは気づいてはいたものの、自己啓発本をよみ努力はしてきましたが
「これだけはできる!」とか「これは人に誇れる」と言える人間じゃないなと感じていました。
なぜなら、子育てと仕事の両立もできず脱落してしまった母親だし、
学生時代に遡っても大学受験に失敗し、通信制の大学を卒業したくらいで通学して大学を卒業した方から比べれば勉強量や質は圧倒的に劣るし。
勉強ができるわけでも、楽器ができるわけでもなく。
本当に何にもないなーと。
子どもたちには親ガチャハズレでごめん、父親に似てくれ。とか思ってました。
でも、とある本を手にとって読んだ時
33年生きてきて初めて「あ!これは自分の強みなのかも!」と思うことが。
その本は「LIFE SHIFT」。
世界的にも有名な本で読んだことがある方もいらっしゃると思います。
私は通信制の大学で学んでいた時、朝から夕方はカフェでアルバイトをし、夕方から大学の勉強やレポート作成をして4年間を過ごしました。
「LIFE SHIFT」のなかでフラグが立ったのは
今の時代は高校を卒業したら大学にいって(基本学業に専念し、アルバイト程度)、卒業後就職して、定年まで働いてといった形がスタンダードですが、
これからの時代はマルチステージ化するようになる。つまり、働きながら勉強するとか、高校を卒業した後に就職をし、働く中で勉強したくなったら大学で専門的に学ぶとか、子育てを終えてから就職や学業に専念するといった人生の選択肢がマルチになるということ。
私は「通信制の大学で勉強すること」が人生のハンデに感じていましたが
私がしていた「働きながら勉強する」ことは
「これからの未来のスタンダード」になりうることをしていたのかも!と思ったとき
子どもたちに「お母さんは2008年の時点でその勉強の仕方をしてたんだよ!なかなか先進的じゃない?」と誇れるなと感じたのです。
そして、たったこれだけかもしれませんが
誇れることが0→1になるというのは
私にとって「胸張って歩いていいんだよ」と自分に言える、そして今までダメ人間ゆえに「好きなことをやる」に蓋をしていましたが「好きなこと思いっきりやってみよう!」(変身資産)と思うきっかけにもなりました。
みなさんが自身や誇りを持てる
きっかけになると幸いです。