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「ルール」について

10月から市内の有志の会でアドラー心理学に基づいた子育て学習プログラムEOLECTを受講している。
今日はその4回目。

テキストを読み合って、皆さんの事例を持ち寄りながら考えていく。

ふと、テキストの一節が引っかかった。

どの家庭にも、家族が幸せに暮らすためのルールがあると思います。ルールは、守られなかったときのこと(ルールによる結末)を決めておくことも大切です。
ルールを守る暮らしには、3つのポイントがあります。ひとつは、家族でよく話し合って合意していることです。2つめは、ルールはできるだけ少なく、家族が覚えていられる数であることです。もうひとつは、ルールを守ることで勇気づけあえるよう家族みんなで工夫をすることです。

EOLECTver.2.0 エオレクト
アドラー心理学に基づく子育て学習プログラム


 「ルール」と言われて正直あまり良いイメージがない。受講しているお母さん方も同じような反応。
しかし、テキストには「幸せに暮らすためのルール」とある。

職業柄、どうしても学校のルールに意識が引っ張られる。
学校でも、「皆が安心して生活するためのルール」だと説明ことがあるが、よく考えてもわからないルールなどはまだまだある。

その下の3つのポイントが大切なのだと合点がいく。
①よく話し合って合意していること
②覚えていられる数
③守ることで勇気づけられる

これらのポイントが守られていれば「ルール」という言葉に無用なプレッシャーを感じないのだろう。

学校などのルールはこのポイントの真逆なのだろう。
①皆で合意したわけではなく、昔からある、もしくは、誰かの都合。
②何ページにも渡る分量
③守っていても得を感じないし、守らないと叱られる。

どんな小さなことでも対話を重ねて合意を積み上げなければルールにならないのだと改めて感じた。

そうか、家の中のルールも合意が必要なのだ。

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