エリオスR「Sing in the darkness 第1章」 感想
こんにちは、麸毬です。
待ちに待った大型アップデートを経て、ついに新章がスタートしました!
ティザービジュアルから不穏な空気が漂い、また新ヒーローたちの登場などこの半年間は期待が高まるばかりでした。
そして公開されたストーリーをじっくり読み終えた今、興奮冷めやらぬ気持ちのままこの記事を書いています。
ということで今回はタイトルの通り、エリオスの新たな物語の幕開けである「Sing in the darkness 第1章」を読んだ感想を綴っていこうと思います。分かりやすくするため、ストーリーを大まかに5つに区切りました。
また最後に本編を踏まえた上での状況整理も載せましたので、お付き合いのほどよろしくお願いします。
以下、本編に関するネタバレが含まれます。ご注意ください。
・ 本編感想
1 冒頭〜アキラ&ブラッドとの遭遇
ノヴァが司令にニューミリオンの紹介動画を見せるところから始まりました。ヴィクターのナレーションが心地良い、爽やかな動画に仕上がっており改めて素敵な街だなと思わせてくれます。
からの急展開。何か予兆のようなものがあるのかと思いきやいきなり上空に大きな穴が開き、太陽が消えました。ここから物語が展開されます。
今回のメインとなる4人がイクリプスとの戦闘を繰り広げていましたが、戦闘シーンや軽い会話から見たそれぞれの印象は
・セイジ
正義感が強く優しい。アキラとはまた違った主人公向き。
・ニコ
圧倒的可愛さ。ワープ能力が強すぎる。
・ジュード
ガチでビアンキと戦闘にしか興味がないヤバい奴。
・ビアンキ
ツンデレ系かと思いきやお母さん系(ジュード以外)。
です。全員既存キャラとは属性が被らず、人気が出そうなビジュアルもしていてさすがハピエレさん。ツイッターを見ているとニコくんに興味を持たれている方が多そうですね。分かります。
そしてイクリプスに襲われている男の子を発見。エリオスくんは定期的にショタの供給をしてくれます。ニコくん自分だけじゃなく他人もワープさせられるのは本当に強いと思います。
それにしても赤目ではなくとも白髪…。怪しいですね。
ここで男の子に優しく語りかけるビアンキが本当に好きです。聖母というジュードの意見に完全同意でした。私だったら確実に女性と勘違いして初恋になります。
ただジュードに対して明らかに冷たすぎるのは一体何があったんでしょうか。生配信でも声優さんも知らなそうだったので、過去が分かるのはもう少し先になりそうです。
さて、セイジが一人で男の子を追っていった先でついに邂逅を果たします。
我らが主人公のアキラとブラッド様!!
もう2人が出てきた時の安心感たるや。アキラの明るさとブラッド様の冷静さ、何より2人のいつものやり取りやペースに救われる命がここにあります。
ちょいちょいブラッド様に失礼なアキラのマイペースな雰囲気に流されていますが、男の子はおそらく「エリオスタワー」に怯えているようです。誰か気付いて!!
そして今後重要人物になりそうな人の名前が明かされます。ロビンという名前でセイジに先生と呼ばれており、元メンターで現在連絡は取れていないとのこと。
いかにもな情報を残してアキラとブラッド様とはお別れしてしまいました。既に寂しいので他のキャラともどんどん遭遇してくれ…。
2 リヒトの怖いもの〜イクリプスによる店の包囲
ようやくここで男の子の名前が分かりました。あなたリヒトくんって言うのね!かっこいい響きです。
リヒトくんはどうやら皆には見えないものが見えるようで、セイジも同じだそうです。先生も占いや天気を当てるのが得意で、何か不思議な力を持っていると。そんな先生からお守りにもらった数珠をリヒトくんに渡します。これは後々キーアイテムになりそうですね。
それからニコくんたちと合流してから腹ごしらえに店に入りますが、なんとニコくんは料理できる系男子でした。これはますます推し(キース)との対面が楽しみになります。
食事中にセイジの身の上話が聞けました。ヒーローになりたくてニューミリオンに来たはいいものの、行き倒れて先生に拾ってもらったようです。いやそんなことある?天然を通り越してもはや恐怖を感じました。
そして実はイクリプス部隊の入隊試験に落ちていたセイジを励ますニコくん。確かに1人だけサウスセクター所属なの気になっていたんですよね。クールな一匹狼っぽく見えて、チーム全体をきちんと見て役割をこなすニコくん有能すぎます。
しかも店がイクリプスに包囲されていることにいち早く気付きました。イクリプスの皆さん食事終わるまで待っててくれたんですか?優しい()。
3 イクリプスからの逃亡〜ロストガーデン到着
ニコくんが囮になってイクリプスから逃げると、次はビアンキと一緒にいたいと駄々をこねるジュード。
さっきも触れましたが、いやマジでこの2人の関係性is何?
ジュードはこれまでの会話もビアンキへの返事しかしてないし、ビアンキの言うことだけはちゃんと聞くし、意味深にビアンキの名前呼びまくるし…。何だかビアンキがゲシュタルト崩壊してきました。
特に「ビアンキの気配を感じられなくてイライラする」には執着どころか狂気を感じます。しかしどこまでも矢印が一方通行なのがツボです。
ジュードの能力は自己再生ですが、正直今まで出てきたヒーローの中で一番エグいと思いました。生まれつき痛みを感じないからこその能力で、だからこそ戦闘狂という性格との相性が良くも悪くも噛み合いすぎています。
そうなると自分の限界値が分からなくなるので、案の定暴走してセイジに止められます。その間にリヒトくんが連れ去られてしまいました。
余談ですがセイジの能力の使い方が意外にも防御型なのが驚きました。影の中に引きずり込むとかもっとえげつないことを想像していたので…。
落ち込むセイジに皆の責任だと慰めるビアンキはやっぱり聖母でした。
リヒトを探しているといつの間にか先生の家に来てしまいます。そこでセイジは過去の光景が思い浮かび、ニューミリオンが暗闇に覆われた日のことも思い出しました。
その日セイジは先生と一緒にいて、会話の途中で突如上空に穴が開いて太陽が消え、気付けば先生はいなくなっていました。その後のことを考えようとすると頭痛に襲われ思考ができませんでした。
これはその時に強烈なインパクトの何かがあって、無意識に記憶を封じ込めたパターンにしか思えません。ちなみに先生(ロビン)のcvはおそらく浪川さんですね。いい声です。
その後こっそり跡をつけてきたニコくんと合流して、ロストガーデンの入り口があるらしいブリックリバーブリッジに来ます。どうやら「普通じゃない知り合い」に場所を聞いたそうですが、私が思う最有力候補はやはりビリーですね。彼ならニコくんと知り合いでもおかしくありません。
またニコくんはロストガーデンに何回か来たことがあるという発言も。いずれ伏線になりそうです。
4 ロストガーデンでの出来事〜セイジの記憶
イクリプスに囚われたリヒトくんを見つけついて行くと、教会のような場所で祭壇の上にリヒトくんが寝かせられます。これは色んな意味で展開を心配してしまいましたが、杞憂でした。
仲間を待つかどうか選択を迫られ自分が助けたいからと危険を顧みず敵に立ち向かい、セイジにリヒトくんを預けるニコくん本当にヒーローすぎます。クールな態度と熱いハートの掛け合わせはズルいんですよ。
そしてここからはもう怒涛の展開です。地上に出てみれば何故か太陽は昇っていて、しかしすぐにまた大きな穴が開いてリヒトくんが吸いこまれそうになるし、セイジの意識は途絶えます。
謎の黒い空間で目を覚ますと徐々にあの日のことを思い出します。実は先生に雨が降りそうと言われ傘を取りに帰ろうとしますが結局引き返し、先生を追っていました。
橋のことを思い浮かべると急にニコくんが現れ、セイジに問いただします。先生はもういない=死んでいることを悟るとまた意識を失い、次にニコくんが目を覚まします。そこはシミュレーションルームでした。………は?
5 シミュレーションルーム〜エンディング
…………………は???
リアルにしばらく「は?」しか言葉が出ませんでした。つまりセイジたちのあれそれは全て精神世界の出来事だったと。どこまでが本当の出来事なのかめちゃくちゃ混乱しましたね。
そういえばエリオスの世界ってこういうマシンあるんでした…。失念してました。しかし何もかもが現実世界と違う訳ではなく、実際数日前に上空に大きな穴が現れ太陽が昇らなくなっていました。
その日セイジは橋の上で先生が死んだ瞬間を目撃しており、そこから現在に至るまでずっと意識不明でした。
研究部は先生の死と今の状況に関連性があると見ていて、セイジの回復を待っているようです。この不穏な空気のままエンディングに入りました。
途中ティザービジュアルにいたアキラ、ヴィクター、キース、グレイの影が消えていく描写があるんですけど、あの、大丈夫でしょうか?何かのフラグでないことを祈ります。
最後タイトルがvoidからfictionに変わった時は鳥肌が立ちました。どちらも虚という意味はありますが、後者は特に「偽物」感が強いですよね。私達が現実世界と思って見てきたものが実は精神世界だったという状況そのものです。
これ考えた人マジで天才か…。ラストまでドキドキが止まらない、大満足な第1章でした。
・ 本編を踏まえた上での状況整理
要するに今までのは全て精神世界の出来事だった訳ですが、シミュレーションルームで少し説明があった現実世界とごっちゃになってしまいそうなので、状況を整理してみました。
まずは前提として、数日前に上空に巨大な穴が出現して太陽が昇らなくなったのは共通しています。しかしその後の状況には精神世界と差異がありました。
以下はその詳細です。
・イクリプスはそれほど活発的に活動していない
ジュードの発言から、精神世界ほどイクリプスは表に出ていないようです。この現象と関係がないのかあるいは…。まだ分かりませんね。
・街はゴーストタウンになっていない
単純に受け止めれば、まだまだ街には人がいるということです。ただ文面だけで実際の描写はないので、どんな様子かは確認できませんでした。
・上空の穴は消えている
正直これは微妙なところで、ビアンキの発言から考えればそういうことになると思うのですが、タイトル画面ではガッツリ穴が浮かんでるんですよね。明確な表現があるまでは確定できないと思っています。
・ロビンは死亡している
セイジが最後に自覚したので改めてになりますが、皆ロビンが死んだと断言しているので死体などの証拠があったのかなと考えます。ただ死ぬ瞬間を目撃しているのはセイジ一人なので、死因などの詳細は不明です。
そして気になるのがやはりリヒトくんの存在です。現時点では言及がない以上いるともいないとも言えないでしょう。いたとしても、セイジと会っていない可能性が高いです。ただ精神世界にしては初めて会うはずなのに解像度が高すぎるので、現実と何かしらリンクしている説も否定できません。
また今後は現実世界が中心になるのか再度精神世界に行くのかは分かりませんが、伏線となりそうなものには上記の感想部分で大方触れました。現実かそうでないのかをしっかり理解して、次のストーリーも読み進めていきたいです。
以上、「Sing in the darkness 第1章」の感想でした。本当に半年間待ったかいがあったと思わせられる、とても読みごたえのある面白いストーリーでした。インタビューも拝見しましたが、まさに劇場版といった感じです。
正直新キャラ投入は不安もありました。しかしそれを払拭するストーリーの素晴らしさ、また直前生配信でも感じられたヒーロー20人全員への愛が詰まっていて感無量です。
これから夏にかけて本編の他に既にいくつかのイベントも告知されていますし、エリオスRはもうすぐ3周年ですが、まだまだ伸びしろはあると思っています。私も微力ながら精一杯応援させていただきますので、どうぞ末永くよろしくお願いします。
最後に、この記事を見て少しでも共感できたり、興味を持ってもらえれば幸いです。ここまでお読みくださりありがとうございました。
麸毬
※当ページは、Happy Elements株式会社「エリオスライジングヒーローズ」の画像を使用しております。該当画像の転載・配布等は禁止しております。
@Happy Elements K.K