ピアノの先生がママと【チーム】になる方法
こんにちは!
『あずき音楽教室』講師の
さえき ゆきこ
こと
あずき先生です🫘
こちらのブログは、、
ひっそりこっそり、ナイショばなし的に
こそこそこっそり、書いております🤫
ピアノの先生って、、どんなお仕事?
と、聞かれたらなんと答えますか?
『ピアノを教えるお仕事だよ』
と言ってしまえばそれまでですが😅
それだけのお仕事だと考えている先生は、
少ないのではないでしょうか。
ピアノの先生の特色としては..
①かなり小さい年齢からレッスンすることがある。
②生徒さんによっては、かなり長期間のお付き合いになる。
③「音楽」というツールを使って教育をする。
と、いう3点が、私は思い浮かびます。
①かなり小さい年齢からレッスンすることもある。
最近は、習い事はどんどん低年齢化してきてますよね。
ピアノも、昔は4〜5歳からスタートするのがスタンダードだったかと
思いますが、今は2~3歳から《プレピアノ=ドレミに入る前のピアノ》を
始められる生徒さんが増えてきました。
リトミックは0歳からクラスがあったりしますから、
「0歳からのお付き合い」なんてこともありますよね👶
私の生徒さんにも何人かいますが、いくつになっても
「まだ赤ちゃんだったのに..!」と、感慨深く思ってしまうあたり、
ほぼ親戚のおばちゃんのようなポジショニングだと思われます笑😅
②生徒さんによっては、かなり長期間のお付き合いになる。
これは、「卒業」という概念がない、ピアノという習い事の
大きな特徴の一つだと思います。
長い生徒さんとは、本当〜〜〜〜に、長いお付き合いになります。
私の今の生徒さんの中で、いちばん長いお付き合いの生徒さんは..
2歳から来てくれている生徒さんが、今度成人式を迎えます。
…感慨深い😭✨‼️←やっぱりリアル親戚のおばちゃん笑
その他にも..
社会人になって、定期的にレッスンするのは難しくなったけど、
急に「これ、教えてほしい!」と連絡をくれてレッスンすることになったり😂
すっかり大人になった生徒さんが、結婚式に呼んでくれたり💒
「生徒さんの人生に寄り添うお付き合いができる」
ピアノの先生になってよかったな〜❤️と、思う
大きな理由のひとつです🥰
③「音楽」というツールを使って教育をする。
上記の2つのポイントを踏まえて。
私は、ピアノの先生というのは
「音楽というツールを使う、教育業」
だと考えています。
2歳の生徒さんに、「ピアノを弾くこと」だけを
教えることはできないし、
長いお付き合いの生徒さんと、「ピアノを教えること」
だけで繋がっているわけでもない。
「音楽」という、スペシャルなツールを使った教育。
そう考えると、ピアノの先生にできることって
なんだかすごい可能性があるような気がして
わくわくしてきませんか?🥰✨
ピアノのレッスンに欠かせない《サポーター》
ピアノという習い事は、ご家族のご協力が必須です。
なぜなら、1週間に1回、レッスンに来るだけでは上達はできないからです。
だからと言って、先生がご家族に【お家での練習】を
任せっきりにしてしまうのも、それはちょっと
違うような気がします😅
ご家族は、ピアノレッスンにおいての、いわば《サポーター》。
先生が、ご家族とレッスン状況を共有し、理解していただく。
そうすることで初めて、ご家族にサポートしていただく環境が
整えられると思います。
忘れてはいけないのは、あくまでご家族はサポーターだということ。
レッスンを組み立て、進行していくのは、先生なのです。
『おうちで全然練習してこないからレッスンが進まない!』
と、いうお悩みは、ピアノの先生あるあるかと思います😅
私もそう思っていましたw
ですが…
それを、ご家族の問題として捉えるのではなく
「どうしてそういう状態になっているのか?」
「どうしたら本人がやる気になるのか?」
「どう伝えたら、ご家族はサポートしやすくなるのか?」
と、先生側の課題として捉えることが大切なのか…!
30年の講師生活で、私はやっと気がつくことができたのです😅
(↑だいぶ遅いw)
ピアノの先生がママと「チーム」になる方法
こちらの動画をご覧ください。
4歳(年中)のMちゃん。
聴覚優位のMちゃんは、「聴いて、感じて、自由に表現する」ことが
大の得意🥰
幼児さんレッスンのはじまりソング🎵
「はじまるよ!」では、毎回、先生の伴奏に合わせて
自由にドレミで表現してくれます✨
そんなMちゃん、実は、空間認識はちょっぴり苦手なんです😅
音符の「線と間」の仕組みを理解するのに、少し時間がかかったMちゃん。
Mちゃんのペースで、ゆっくりと進めていますが、最近、少しずつ
理解できるようになり、楽しくなってきたようです🥰
ママにも、そんなMちゃんの様子は都度お話ししながら、
ご理解いただき、おうちでサポートしていただいてます。
ご家族にお伝えする時に、私が気をつけていること。
それは
【得意と苦手は、必ずセットで伝える】
と、いうことです。
前回の記事でも少し書きましたが..
ご家族は、お子様と距離が近い分、どうしても
「苦手」にフォーカスしやすくなる傾向があるかと思います。
それは、お子様の将来を真剣に考える親御さんであれば、当たり前のこと。
ピアノの先生は、その傾向を理解した上で、
『得意』を伝えることを意識しながら、『苦手』に対して
どうアプローチしてレッスンしているのかを、しっかりと共有する。
そうすることで、ご家族を焦らせることなく、
生徒さん本人にも劣等感を持たせることなく、
苦手を克服するレッスンを
進めていくことができると思います。
得意と苦手は【表裏一体】
もし、「生徒さんの得意が分からない💦」という場合は
その反対のことを注意して見てみることをお勧めします。
「視る⇄聴く」
「読む⇄感じる」
など、得意と苦手は表裏一体のことが多いです。
生徒さんの「苦手」がはっきりと見えている場合には
その反対のことに注視してみると、「得意」が見つかり
レッスンの突破口になるかもしれません😉👍
チームになることで得られる未来
ピアノの先生とママがチームになること。
そうすることで得られる未来のひとつは、
【ピアノレッスンのサポーターになっていただく】こと。
そして、もうひとつ。
それは、
【ピアノの先生が子育てのサポーターになれる】
と、いうことです。
【習い事】という枠を超えて、お互いのサポーターになっていくことで、得られる未来。
それは、大切なお子様の成長を、いっしょに、長〜く見守らせていただき、成長を共に喜びあえる【チーム】になれる。
親戚のような、家族のような。
そんなかけがえのない存在になれる。
それって、とてつもなく幸せなことだと思いませんか?🥰
これからも、そんなチームを目指して。
日々のレッスンを頑張っていきたい‼️
そんなふうに思う、今日この頃です🌱
また書きますね📖✨
ピアノの先生向け公式LINE、やってます🌈
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