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最近聴いて良かった音楽 2024

今この記事を書いているのが2024年の10月20日で今年もいよいよラストスパートに入ったと思うので(気が早いかも)、今年聴いて良かったなという曲やバンドをダラダラとサクッと紹介できたら良いなと思います。時折それはちげーだろって事を言うと思いますがそこは御愛嬌で。

Kasabian - Call

僕が大大大好きなバンド、カサビアンのニューアルバム「Happenings」からの一曲で、ダンサブルでアッパー系のサージ節炸裂のナンバーという印象、本当このカサビアンというバンドはすごくて毎アルバムごとに作風がキリッと違くて、特にサージがフロントマンになった以降の作品でもS.L.P(サージのソロプロジェクト)とは作風が変わってて、かつどこかにあ〜カサビアンだわという残り香も感じられる。今回のアルバムは確かインタビューでも言ってたようにモッシュピットが起こしたくなるような作風になっている(サージはなぜか知らないけどモッシュピットという言葉を好みがち)
トムを欠いたカサビアンを聴くたびに、トムが居ないことへの寂しさや戻ってきてほしいという願いもありつつ、サージの「俺一人でも頑張るっす」みたいなフロントマンとしての意気込みを感じるんだよな。ライブ行きたかったけど全然金欠だったな、生カサビアンを聴いてサビのアーイアイアイエーイ!!に乗せて踊りたかったよ。(サージのカニエ・ウェストばりにピョンピョン動きながら歌う姿めちゃくちゃ好き)

Royel Otis - Oysters In My Pocket

オーストラリアのシドニー出身のバンド、ロイエル・オーティスのOysters In My Pocket、これは今年のトランスミットフェスティバルの映像で見て一目惚れしたバンドで、フロアタムをダムダム言わせながらギターをジャカジャカ弾く姿に勢いがあって爽やかな王道的なインディー・ポップという感じでUKだ〜〜〜〜と思ったらオーストラリア出身って知ってビックリした。
「Oysters in the pocket We're saving for lunch」(ポケットの中には牡蠣がある、僕達はランチのために留っておくよ)という訳であってるのかは怪しいけどなんかこの歌詞も、純朴で好きだな。

Vundabar - I Got Cracked

自分がインディーの中ではダントツで大好きなバンド、ブンダバーの新曲。GawkやAlien Bluesを聴いてから釘付けになってしまって、本当にこの人たちの作風ってどう表現したら良いのかわからなくて、毎回聞くたびにうわキモ!!!!(褒め言葉)って思う。演奏もまあ突拍子もなくすごくて、ボーカルのブランドンの歌い方が変態じみててなんか癖になっちゃうしギターもときにヨレヨレで変な音なんだけどカッコいいしたまにエグいソロをする瞬間があって、ほんとなんなんだ!!!!!!お前ら!!!!すき!!!!!って言いたくなるようなそんな最高のバンドです。
マジで来日してほしいバンド1位なんで早く来日してほしい、単独とかできたら絶対に行く。

hallycore · nyamura · lilbesh ramko - lilbeshnyamcore

hallycore · nyamura · lilbesh ramkoのコラボ作品で、もともとらむこ(lilbeshramko)が大好きで他二人はまだ聞けてないんだけどこの曲は大好きで1日に1回は聴いてしまうし鬼リピしてしまう。これは歌詞が本当に面白くて、nyamuraのパートの歌詞なんかはなんだそれ!!!!!ってツッコみたくなるような下ネタの歌詞の連続だしなぜか途中でキーボードクラッシャーの「タピオカパン!!」っていう有名な空耳がSEで入っていて、そういうカオスな調子でブレイクコアに乗せて続いてく曲。特に「lilbeshnyamcore…lilbeshnyamcore…lilbeshnyamcore…」って続く中でらむこのパートに入っていくところが最高にかっこよくてお気に入り。

トップシークレットマン、lilbeshramko-NEU.ramcore-OVERTHETOP EDIT (lilbesh ramko Remix)

トプシとらむこのコラボ曲で、まずトプシとらむこのコラボでNEUのミックスという時点でもう俺得すぎてもう聞く前から大好きと思った。トプシの重たいロックがちゃんとらむこのサウンドに落とし込めてて、聴いてもっと大好きになった。たしかこれを十数回鬼リピして聴いた時間が数日間あった。

踊ってばかりの国 - On The Shore

踊ってばかりの国の新アルバムから同名のナンバーで、サイケで空間系盛りだくさんの音と下津さんのやわらか〜〜くて浮遊感のある歌声という踊ってばかりならではの音楽が特に出ているなという印象。初めて聴いた瞬間からこれこれ〜〜!!!!っといわんばかりに好きになった、特に「もう二度と同じ空はないのよ」という歌詞が大好きで散歩とかで空を見るたびにそうだよなあ〜って思わせられる曲、このアルバムだったらムカデは〜のニューバーションも好きだし、兄弟やau te amourも大好き。なんで下津さんの歌ってこんなにも優しくも狂気があるんでしょうな。

Noel Gallagher's High Flying Birds - Love Will Tear Us Apart

ジョイ・ディヴィジョンの名曲Love Will Tear Us Apartをノエルがカバーした一曲。まさかノエルがこの曲をカバーするとは思っても居なかった、去年のカウンシル・スカイズを引っ提げてのツアーの際にカバーされてたが、妻であったサラ・マクドナルドと離婚した時期に披露したという事もあって一層このカバーから説得力やノエルの寂しさみたいなのが伝わる、原曲とはキーも演奏もかなり打って変わった作風となっておりどちらかといえばスミスっぽいかも、しかしこのカバーは意外にもファンからは不評だった(リアムもXで叩いてた)みたいで一時期セトリには代わりにボブ・ディランのMighty Quinnのカバーに差し替えられていたが、最近ではまた披露してたみたいでノエルのうるせー知らねー的な反骨精神を感じる。

スミスと言えばこの07年のノエルのソロライブでのThere Is A Light That Never Goes Outのカバーがめっちゃくっちゃに良いので是非。

Billie Eilish - BIRDS OF A FEATHER

最後に紹介したいのがこの曲で、たぶんインスタのリールとかTik Tokとかで度々聴いたことがあるという人もいるかも(古着屋のインスタのリールでこれのミックスしたバージョンみたいなのすごい聴く)
実は自分でも驚くことにこの曲がおそらく今年で一番気に入って一番聴いてしまってる自身がある。今の今までビリー・アイリッシュは全然縁がなくてBad GuyとかXannyあたりの知識で止まってたんだけど、今年に入ってまず新曲のLUNCHを聴いたときからもう「ええやん……..」ってなって、続けていろいろな曲を聴き漁ってBIRDS OF A FEATHERに出会って聴いてから速攻一目惚れ、ビリーのささやきな歌声と心地の良いシティ・ポップ風の音楽が心地よくて毎回聴いちゃうし弾き語るときも毎回歌う、イントロのマリンバみたいな優しい音から歌に、アウトロのチープなシンセみたいな音までその全てが大好きだしこんな歌詞みたいなこと言えたら良いのになって思う。多分この曲はこの先何年も好きでいるだろうなって


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