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誰から視点のクオリティ?

仕事に対する「クオリティ」の話をします。

ここで取り扱うクオリティとは
ユーザーに届ける製品あるいは、サービスの品質の話です。

まず、本題に入る前に
これは一個人の意見として受け止め下さい。
そして結論もないです。

何故このような話をするのか
実は昨日の仕事終わりに職場の仲間と
仕事に対するお金とクオリティの話をしました。

面白いことに話していると
同じ製品やサービスを作っていても
会社で担うポジションや考え方によって
クオリティは変わっていると感じました。

そもそも、クオリティって何なのか
という定義の話をすることになりました。

私は話し合いの中で
誰からの視点でクオリティを捉えるかで
クオリティの質が変わることに気が付いたんです。

そう言った意味で
3つの視点があると思うんです。

①会社視点のクオリティ
製品もしくはサービスを
提供した会社が基準とする品質だと思います。

②お客様視点のクオリティ
製品もしくはサービスを
受け取るお客様が求める品質だと思います。

③自分視点のクオリティ
製品もしくはサービスを
提供する個人として納得がいく品質だと思います。

この視点のバランスで
個人のクオリティの質が変化していると思います。

私にとってのクオリティは
②と③の視点のウェイトが大きいです。
セールスとして、お客様の課題を解決することが第一優先であると思っています。

なので、お客様の課題が解決し
喜んでくれるのであれば、
極論、製品としての品質がどうであれ
私は構わないと思っています。

ただし、自分の納得のいく品質や
会社としての品質は必ずあるので
上手くバランスが保たれていると思ってます。

また、視点の他にも
時間とお金という制限がクオリティにつきものです。

ただ、時間をかけたら
必ずしも良いものを提供できるのかと言うと
私はそうではないと思います。一定値を超えると比例しない天井があると思っています。

また、お金がなければ
クオリティが落ちるのかと言うと
私はそうではなく
お金を頂ける範囲内で
仕事領域を決め
ベストを追求すれば良いと思います。

お金×時間×視点
複雑に絡んでクオリティが構成されてます。

ある同僚はベテランとの品質差に
負い目を感じていました。

「ベテランがかける工数とその成果物に対して
自分はそこまでのものが現時点で出せない。」

私的には①視点のクオリティと
③視点のクオリティとが混合して
会社の基準の品質を自分で底上げしてしまってるのではないかと思って話を聞いていたんですが

やはり、時間やお金等
他の複雑な要素が絡むと結論なんて簡単に出せるものじゃないと改めて実感しました。

お金と時間とクオリティ
仕事をする上で永遠のテーマですね。
とても有意義な話し合いの時間でした。

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