何の身にもならない話⑬
大丈夫、という言葉について。
先日、仕事の負荷を聞かれて、あまり大丈夫ではないのに、大丈夫と答えました。
普段から割と、聞かれたら条件反射のようにこの言葉を返します。
体調の心配をされた時も、落ち込んでいる時も、あまり大丈夫でなくても。
周囲に迷惑をかけたくない気持ちとか悟られてしまった気恥ずかしさのような気持ちとか。大丈夫じゃないと答えたら困らせるだろうな、とか
そういう色々な事を考えてきた結果の瞬殺大丈夫、です。
でも、その言葉って、相手の気持ちをシャットアウトする強烈な拒絶の言葉なのか、と今更ながら気づきました。
大丈夫と返ってきたらそれ以上、何も言えないし、踏み込めない。
だから相手は黙るしかないし、解決する策も立てられない。
踏み込まれたくない時はいいですけど。
例えば友達がしんどそうな時、無理して遊んでてもあまり楽しくない。
だったら、別の日に遊ぶ方が断然楽しいから、潔く日程を変更する。
部下や同僚が大変そうな時、仕事の配分を調整した方が、効率が上がる。
結果、納期も仕事内容も余裕ができて
心配されるのはちょっと重荷、でもこのまま進めるのはまずい。
そういう時は、自分の状況や状態を、なるべく早く、自己申告した方がいい。
自分の為だけでなく、周囲の人の為にも必要な事だなと思いました。
そういう考えを常に心のどこかに置きながら、日々をすごしていきたいと思いました。