5日目(3/4)~新婚なのに女一人で歩きお遍路~「徳島編」 ◎憧れの丸帽子 ◎関所寺のホラーな伝説 ◎お寺はゴールにあらず
備忘録16(018)
※歩きお遍路の記録です。
料金や宿泊などの情報が知りたい方は
5日目(4/4)の「情報まとめ」を見てね。
2017年情報なので注意です。
◎憧れの丸帽子
第18番札所【恩山寺】
お寺に着くと精神ダメージが回復。
20分ほどかけてのお参り
現在時刻は15:00
次の19番札所まで約4.5km。
間に合いそうなので
急いで出発。
急ぐと山道は滑るなぁ。
やはり杖は必須である。
お遍路開始から5日目。
シティーガールだとか言ってみたが、
既に田舎道が何だか落ち着く。
道が狭く道標に気づきやすい。
そんな安心感が足取りを軽くする。
19番札の手前に休憩所を発見。
ベテランっぽいおじさまが休憩中。
本を読んでいる。
なんか優雅で素敵♪
そして、
丸い菅笠を持っている!
私のはてっぺんの部分がとんがっているが
ちょっと丸い方がカッコいいと思っている←
いいなぁ、それが欲しかったな(笑)
これからお遍路をする方は
道具はネット購入がおすすめ。
色々と調べて気に入ったものを
見つけてほしい。
「19番、まだ間に合うぞ?」
笠をガン見してたら教えてくれた。
お礼を言って、そのまま出発。
寝袋を持っているようなので、
ここに泊まるのかな?
時間があったら色々と教えてくれただろう。
ちょっぴり残念
あの素敵な菅笠はどこで購入したのだろう。
◎関所寺のホラーな伝説
さて、お寺まで後少し。
だが、
自信満々に違う道を進もうとし
兄さん遍路が声をかけてくれた。
30代くらいかな?
今迷子になったら泣いてしまう。
感謝感謝。
こちらのお兄さん、
「寝袋があるけど今から宿を探す」と言う。
もう夕方だが大丈夫だろうか…
16:20 札所到着
間に合ったー(納経は17:00まで)
休憩、ストレッチを
穏やかに実施する。
第19番札所【立江寺】
こちらのお寺は、
5.5㎝の小さすぎるご本尊。
それを納める1.9mの地蔵。
そして、不義をした女性の
黒髪が巻き付いている鐘の緒・・・
中々すごいお寺。
不義をしたお京と言う女性は
鐘の緒に黒髪を巻き取られてしまう。
懺悔すると、
バリバリと頭皮が剥がれ…
命は助かったんだとか。
…ぇ、頭皮はがれるとか重症でしょ。
私の髪も黒くて長い。
量も多い方だし、
わりと太くてしっかりした黒髪だ。
もちろん引っ張られると痛い。
思わず頭皮を抑えたくなる。
写真はちょっとやめておこう。
気になる人は自分の目で確かめてほしい。
(巻き付いた黒髪は、なんと見れる)
◎お寺はゴールにあらず
さて…今日の宿は
みんなが口を揃えて
「やめた方がいい」
と言う『金子や』。
詳しくは4日目(1/3)
ではなく。
『ふれあいの丘さかもと』
遠いので送迎あり。
しかし問題発生。
迎えに来てくれる道の駅まで、
なんと10㎞…
歩いたら2時間以上かかる。
遠足は家に帰るまで。
歩き遍路は寝床につくまで。
まだ気を抜いてはいけなかった。
とりあえず電話しよう。
「どうしますか?他の近くの宿に泊まったら?」
と言ってくれたが、他に候補がない。
現在は2月。
お遍路としてはオフシーズンだ。
やっている宿が少ないのである。
それに先のことも考えなくては。
本日この近くに泊まると、
かなり長距離になる。
今からの道は車道。
だが、明日は山道である。
山の中で暗くなるのは避けたい。
結論→今日、頑張ろう。
「迎えは何時でもいいよ」
とありがたいお言葉を頂き
泊まらせて頂くことに決めた。
現在時刻は16:50。
2月のお空は暗くなるのも早いだろう。
既に100%迷惑かけているし
せめて一秒でも早く到着しよう。
急いで出発。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
なんということだ!
三分割で終われなかった!!
5日目は4ページになりました。
続きは必ず今月中に書きます。
前回のお話は こちら
一覧ページは こちら
次回のお話は こちら
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?