新殿堂後のブレスラチェインについて
お久しぶりです。tasokareN(たそかれ)です。名前変わりました。(元みつやどね)
ということで最近オリジナルCsで使っていた「ブレスラチェイン」について書き連ねていこうと思います。
このデッキは現環境における最強デッキ「黒緑アビス」などのハンデスを軸に戦うデッキに対してデッキコンセプト上で回答を作っており、また殴ってくるデッキに対してもある程度の勝率を作ることができます。
しかしながら弱点もあるため、完全無欠デッキではありません。ポイント盛りたいならこんな山使わないでください。
こういうデッキが好きな人向けのデッキなので、カジュアル勢のクソデッキだと思って当記事をご覧ください。
現在の構築にたどり着くまで
新殿堂発表時、自分の気分はこうでした。
というのも自分が当時使っていたデッキから
ナウオアネバー
ラッキーナンバー
神の試練
の三種の神器を奪われ、ほぼ全てのデッキが考え直しに。
唯一残ったのはデッキは黒単アビス。
しかも自分はクソDMPのため、黒緑アビスもマジックも組んでませんでした。
新環境が始まり、CSに出ることもないまま日々Twitterを眺めていたところ、とあるツイートが目に入ります。
『ブレスラチェインで優勝』
旧環境で使っていたブレスラチェインが新環境でも使えるのか!と思い、当該レシピを回すことに。
しかしながら、そのどれもが『そうじゃないんだよなぁ・・・』という感じで終わりました。
ご存知の通り、神のカード「ナウオアネバー」はありません。その中でデッキに4枚入っているザーディクリカは道中しっかりと使えることは少なく、あまりにもコスト的にも色的にも感覚的にも重いカードでした。
何より多色枚数が嵩張る上にネバーがないからどうしようもないところが目立ちました。
諦めて隠居生活かな。と思った時、下のツイートを見つけます。
サイクリカ。なぜ採用されているのか。
改めて考えてみた時に「使ったブレインスラッシュが手札に戻る事象が強い」ということに行きつきました。
上記のレシピをもとに自分なりに考えた結果が以下のレシピでした。
実際言うと、このリスト自体は悪くなかったんです。
キルターンも、速度も、受け性能も、全てが納得いくリストでした。
唯一メタ耐性だけが問題であったが、環境に踏み倒しのメタカードが少ないことからとりわけ問題を感じなかったのです。
さらに詰めていくために1週間以上リストをこねこねしていたところ、リスト共有をしていた同じdiscoサーバーの人に驚くことを言われました。。
『そのリスト、ループできるよ』
このことを聞き、大横転。
アレフティナがなくても勝てる。
EX Win専用のカードがいらない。
ループルートを確認し、それに最適化した結果が今回のリストになります。
そして完成後初回CSの結果…
これは中々いいものができた。
しかしなんと自分は、今回のGP2024オリジナルには出ない。
というかソロ調整たまにDiscord調整の人間にチームメイトは集められない。
ということから自分がこのリストを公開することに対して後悔が生じることがないので、今回の記事を書いています。
なので、ぜひ使ったらDM等くれると嬉しいです。
感想とかも。
と、いうことで構築とその解説に移ります。
デッキリスト(3/31使用)
各種採用理由
各種カードについては画像等はつけず、名前も簡単に書きます。
ブースト枠
デドダム
流石のインフラ。手札の減らないブースト。ではあるが、このデッキにおけるデドダムは少し他とは違う。ブレインスラッシュの効果を両方使うことができるため、速攻対面には早期に投げていきたい。
しかし色基盤でもあること、そしてマナゾーンにブレインスラッシュを置くため。
この2点から「デドダムを引けたからデドダムスタート」ではなく、あえて神秘の宝箱からスタートするプランを取る勇気も必要になることが非常に多いことは覚えておいて欲しい。
・神秘の宝箱
このデッキにおいて最も重要なのは「マナゾーンにブレインスラッシュを1枚でも置くこと」が大切です。
このデッキはdisアイチョイスを起点として動き出すのが最速です。そのためブレインスラッシュがマナゾーンにあることは、何よりも優先事項になるわけです。
そのため、豊潤やオドユニワ、神秘の石柱よりも確実にブレインスラッシュを持ってくることができるこのカードを採用した。
他にも「ナウオアネバー」「ポジトロンサイン」「ザーディクリカ」など白のカードを確実に置けるため、ディスタスゲートを手打ちすることも容易となります。
また現環境には「黒緑アビス」、「黒単アビス」におけるマーダンロウでハンデスされることが非常に多い。最初期のブーストをころされることのないよう、ツインパクトである宝剣ではなく、宝箱を採用しています。
神秘の石柱
従来のリストでは4枚入れられることの多いリスト。
墓地に落とせるため、ブレインフラッシュを有効トリガーにできるという利点が大きいです。
ここについては好みの問題ですが、今回私はブレインスラッシュを確実に持ってきてキルターンを少しでも早める為に宝箱を採用しています。
ビートに対する勝率を上げたいならこっちを4枚入れるべきでしょう。
フェアリー・ファンタジア
あの、先に言うとこいつじゃなくていいです。まじで。本当に入れたこと後悔した。
まあ、受けとブーストを両立できはするカードです。
コンボカード
・ブレインスラッシュ
このデッキの大黒柱。このカードのおかげでこのデッキは成立しています。一応注意事項として青黒両方がいる時にしか両方の効果は使えません。
このデッキにおいては初手、もしくは2ターン目までに手札に来たら速攻埋めましょう。
4枚確定。
・disアイチョイス
最速のルートを取る際には非常に重要なカード。こちらもディスタスゲートでいつでも釣れるため、さっさと色基盤としてマナゾーンに埋めましょう。
またこのデッキのループに必要なカードは全てシールドトリガーを得ています。
そのためマナゾーンに埋めたネバーやフォースアゲインを使い忘れないようにしましょう。
・ディスタスゲート
このデッキにおいて4キルをするために必要なカード③。出せる範囲がマナ、墓地、手札と非常に広い。
このデッキにはディスタスはdisアイチョイスオンリーだが、それでもこのカードの存在は大きい。
しかし、ブレインスラッシュが引けてない時にはさっさとマナゾーンに埋めましょう。
というのも今回のリストは白のカードが少ないです。そのため宝箱では白のカードを置きたいのですが、ブレスラが見えていない時にはブレスラを置くしかありません。また色基盤としてもかなり強いです。正直これは対面次第で変わるので考えてプレイするようにしましょう。
・スペルサイクリカ
ほぼコンボ専用カード。disアイチョイス→ブレインスラッシュ→サイクリカ蘇生→サイクリカ効果ブレインスラッシュ→ブレインスラッシュが手札に戻る。はこのデッキにおいてとても重要なルートである。
一つ注意点としてこのデッキの最終的なループでは手札にサイクリカが1枚ある必要がある。
そのため、しっかりと考えてプレイするようにしましょう。
・マーシャル・クロウラー
宇宙カード。サイクリカの欄で記載したルートの最後のブレスラで蘇生すると、手札に戻ってきたブレインスラッシュをトリガーとして使うことができる。
また盾落ちなどもケアできる。
ただし単体スペックはかなり低いため、注意が必要だ。
このカードが一枚みえないとかなり辛いことになるので4枚入れておいた方がいいと思う。
その他のカード
フェアリーギフト
自然単色兼5枚目のディスタスゲート。
このデッキにおいては5000VTやサイクリカを早期に出し、メタ除去をしたり、墓地の呪文を使うこともある。
フォース・アゲイン
ループに必要なカード①。しかしながらチェイン道中でもマーシャルクロウラーやDisアイチョイス、デドダムの効果を再度使えるようにすることでチェインを無理やり続けることができるようになったりする。
しかし別にアイチョイスでマナから打てるため、単色マナとして活用するのもありだろう。
ポジトロン・サイン
このデッキにおけるこのカードはネバーループよりも過酷な労働環境で働くことになる。
というのもこのデッキにおいて、ボトムケアをできるカードはこれかサイクリカを破壊するしかない。
後者は中々できないことであるため、必然的にこのカードでボトムケアをする必要も出てくる。
また全てのトリガーの5枚目、唯一の白単色とかなり重要な立ち位置にある。
このカードを抜くとかなり動きづらくなるため注意が必要だ。
パーフェクトダークネス
対青黒コンプレ対面用カード。アーテルでないのはマーダンロウケア。基本的に青黒コンプレのシャッフを取りながらハンデスしていくことが多い。逆にダークネスを見せることによりシャッフ5を誘発させてブレインスラッシュで展開だけしまくるということもできる。
ただし環境的には相当弱いカードであるため、ここの枠はお好みで調整して欲しい。個人的には黒単色であることがおすすめである。
ブライゼナーガ
ワンチャンスを作り出す神。このデッキにおいては神秘の宝箱で山札を確認できるため、使っていいのかの判断をしっかりしてから使うようにしよう。
クリスタルメモリー
殿堂のループパーツをしっかりと回収していくために必要なカード。かなりお手軽に回収できるため1枚は採用したい。
ちなみにだが、このデッキを使う前日に秋葉原のお店10店舗近くを回ったが、クリスタルメモリー非ツインパクトが1枚も売ってなかった。そのため今回の構築ではツインパクトになっている。
絶対に非ツインパクトがいいので皆さんはそうしてください。
ナウオアネバー
神のカード。サイクリカと組み合わせることで異常なパワーを発揮する。
しかし、このデッキにおいては気軽に手打ちするカードではなく、どちらかというとチェインのサポート用カードである。
墓地に落ちたままのブレスラを拾う、ネバーブライゼをする、トリガーとして使って受ける等々入れない理由はないというか最後のループではこいつが絶対必要になるので確定枠。
ザーディクリカ
入るんかい!
しかしながらこのデッキにおけるザーディクリカはサポート的な役回りである。
基本的には白の枚数の補強として、また最悪サイクリカの代わりとして使うことが多い。
また実戦ではブレスラ→ザーディクリカ→etcで展開していって殴ったこともある。(盾にミュートがあって負けた)
なかなか一枚入れておくだけで役に立つのでおすすめである。
5000VT
対メタカード最終兵器。
このデッキは、あらゆるメタカードに対して無力である。シャッフもテスタロッサもアプルも。全てに弱い。
そのためこのカードはほぼ必須となってくるというか入れないと黒緑アビス以外に勝てない。
枠の都合で一枚としているが、増やしてもいいと思われる。
アシッド
フィニッシャー。フォースアゲインでこいつを無限に使い回すことで相手の山札を削り切る。アレフティナと違う点としてこのカードは受け札であるという点だ。
(まあコストも7のためって書いている途中でナンバー死んだこと思い出した。テラカナシス)
ループルート解説
このデッキはループの手順は非常に簡単である。
好きなクリーチャーのcipを任意回数ストックできるループ
バトルゾーン:マーシャルクロウラー(効果待機中)、登場時効果を増やしたいクリーチャー(マーシャルクロウラーの効果を増やした場合はマーシャルクロウラー一体でできます)
手札:ナウオアネバー、サイクリカ、フォースアゲイン
①マーシャルクロウラー効果使用、ナウオアネバーとフォースアゲインをシールドに埋め、そのまま回収し、トリガーさせる。
②フォースアゲインでマーシャルクロウラーを破壊し、出し直す。
③ナウオアネバーでサイクリカ出し入れ
④サイクリカ効果墓地からネバー、サイクリカ出し入れ。ネバーが手札に。
⑤サイクリカ効果フォースアゲインで効果を使いたいクリーチャーを一体破壊出し。フォースアゲインは手札に。
これで初期盤面に戻りつつ、クリーチャー一体の登場時効果を一回増やすことができる。
各種対面について
VS赤青マジック
先手後手どちらも不利。
単騎などのメタカードが出れば即詰みの上、キルターンもコンセプトでも全てが遅い。
勝つためにはマジック側が事故り散らかすか、こちらが3ターンまでにブレインスラッシュとチョイスを引き、シールドから踏み倒しトリガーを引くしかない。ディスタスゲートなら後手でもワンチャンあるが、ブレインスラッシュは先手かつデドタムを出さないと有効トリガーにならないため、基本的に勝つのは困難な対面である。
VS黒緑アビス
後手微有利〜先手有利
このデッキのコンセプト上、ハンデスギミック自体がデッキトップ解決の力によりあまり効きづらく、またアビス側がこちらのディスタスゲートをケアする方法がマナクライシス入りでない限りないため、基本的には有利に立ち回れる。というか立ち回れるようにデッキを組んでいる。
ただし、ハンド0でマクワで墓地リセットを喰らうと、ブレインスラッシュによる引き次第になるため、注意が必要だ。
VS青黒コンプレックス
先手後手どちらと微有利〜5分
基本的にはキルターンやリソース面のカード、またこちらが効果待機中に勝つことから比較的有利に動ける対面である。
しかしシャッフが出てくるとこの話は一旦なかったことになるため、こちらがしっかりとシャッフを対処できるカードを手札に抱えながら戦う必要がある。
アナカラーDOOM
どう足掻いても不利
積まれているメタカードの全てが重く、キーナリが出てくると何もできない。
5000VTやダークネスなどデッキに入れられるカードでは対抗しようのないカードも多いことから基本的には最速ループを狙うしかないため、不利対面である。
ということでここまでが無料部分になります。
こちら金欠大学生のためこの先の最新構築や実際のレポート、また入れ替え候補や質問等などは有料にしたいと思います。
あの、本当に買っていただけると幸いです
4/2 秋葉原カーディバル使用
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