席次なんか気にするな!という問題
期中にうつ病からの復帰を果たし、本部の末席に加えてもらえることになりました。
年末になって、席替えをするだのどうのという話題が出ました。
想い出話を混ぜつつ、席次について考えてみます。
復帰時にとりあえず空席をあてがってもらう
一般的な企業であれば、役職や職階などに応じて席次が決まっています。これはデスク的なものがある職場であれば大抵どこでもそうじゃないでしょうかね。
私は昨年10月という期中に、いきなり(?)復帰をしたため、席替えをしている暇がないという状況でした。
「あなた(黄昏)の座席は一旦、空いていた末席をあてがうことになってしまうけど、それはぞんざいに扱うとかではないのでご容赦ください。時機を見て替えます。」とのことでした。
こういう事を気にするかどうかっていうのは人によるのでしょう。
私は社内の役職や格付けにこだわった座席にしがみつきたくて出社しているわけではありません。仕事をしにきているのです。
なので、まぁ別にいいんじゃないのかなって思いました。
年末に引越しするかどうかの話が再燃
一旦まぁ急がなくていいんじゃないってなっていたのに、席替えの話がまた急浮上したのは、年末の大掃除のついでという案でした。「あなた(黄昏)が末席っていうのはさすがにおかしいから、本来ならここだよねっていう場所に移そうよ。」という話でした。
それは理屈ではそうなのですが「事実上はメンタル崩壊からやっと復帰して間もないぺーぺーが、何で偉い人の席に肉薄してるの???」ってなってしまいます。
できればご遠慮いただきたかったりする乙女心もあったりして…。
あと、その程度のことで何人かが連鎖して席替えをしなければいけなくなります。それは慌ただしい年の瀬にちょっとナンセンスなんじゃないのって思いました。
今どきフリーアドレス制のオフィスも珍しくないですしね。
結果的には「もう面倒いし今誰も困ってないし、黄昏氏も気にしていないし、次年度の異動や業務分担が決まる、年度末の3月でいいか!」ってことになりました。
総務課リハビリ担当・雑用係という、今の実態に併せた席次になって、ほっとしています。
これでのびのびとゆっくりできます(?)。
毎月席替えをするという意味不明体験
さて。気にしていないと書いた席次の問題。
実は、こう言いながらも席次については過去3年間、かなり悩まされてきました。
3年前、パワハラ上司から四六時中パワハラされていた頃。
パワハラくんは思い付きを即断即決で実施する男でした。実行力を勘違いしていますね。
その特徴が色濃く出る部分の1つに席替えがありました。
当時の私に対する心証の悪さ故でしょうか。彼は年度初めの4月から私が休職する9月までの間に6回の席替えを敢行しました。
それぞれの席替えの意図までは理解できません(まともに付き合っていられないので、するつもりもなかった)。
が、ハッキリしていることは6カ月で6回の席替えって、もう何を目的としているのかさっぱりわかりません。どれだけ大義名分を掲げようとも、席替えのやりすぎです。
ただ、休職する前、最後の席替えの意図だけは非常に明確でした。
私から担当業務の全てを取り上げ、一般職員の方が座られる窓口最前線の席に配置しました。
「お前を全く信用していないから、電話番と来客対応だけしておけ」という事実上の吊し上げでした。
この日、社用車での移動中に運転している私の髪を掴んで頭をゆするという結構デンジャラスなパワハラを受けており、もう限界かなと考えていたのとセットでこの扱いでした。
席次でこれだけ嫌がらせができるんですね。
左右を社内屈指の嫌われ者に囲まれるという配席
その後の異動先も非常に厳しかった。
右にお局様、左にくそ生意気で失礼な若い女。
職位と担当課を考えると当然そういう配席にはなるのですが、ちょっと仕事にならなかったですね。
全ての電話に聴き耳たてられていたり、不在時に勝手に机の中を見られたりと本当に散々でした。
向かいのシマの同僚や後輩達から、かわいそうすぎると言われていましたけどね…パワハラから逃げるように異動した先として、これはどうなのよ、と。結局、その後うつ病での休職に至ります。
久しぶりにまともな労働環境にいることで逆説的にわかったこと
席次を気にするっていうことは、何か仕事以外に問題があるということです。
うつ病から復帰した今の職場環境は悪くないので、末席だからってなにも気になりません。
だから席替えについても、まぁ話は分からないでもないけど、そんなにこだわらなくてもという位にしか思わない。
嫌がらせでの末席でもなく、おかしな奴らが周囲にいたりしませんから。
席次を気にするということは、仕事以外の何かが問題になっているということじゃないのかなと思うようになりました。
できればもう、席次とか気にしなくていいような環境で仕事に取り組みたい。いずれも人間関係の問題でしたが、席次なんて本当はどうだってよかったりします。
そのニュートラルな感覚はこれからも大事にしていきたいです。
次に席次を気にするようなことがあれば、いよいよ離職かもしれません。
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