にじさんじARSTAGE 『LIGHT UP TONES 』DAY2 感想 現実と仮想の融合で長年の夢が叶った
にじさんじ最高!にじさんじ最高!イェイイェイ!
【はじめに】
8/1に行われたにじさんじAR LIVE『LIGHT UP TONES』DAY2
月並みな感想としては『最高!!』って感じでした。どれくらいよかったかと言うと、熱が冷めやらず、最初最速感想放送見ながらこれを打ってました。終わっても書き終わってません。円盤化してください!!!!
そんなわけで感想を書いていきたいと思います。
ちなみに感想の解像度に関わりそうなので先に推しを言っておくのですが、最推しは剣持刀也です。
また、ライバーさんの敬称や呼び方はなんとなく『この呼び方がこの方に似合いそう』という考えからで他に他意はありません。
後、見た直後の熱で書いているので雑な部分や間違った箇所もあるかもしれませんがご容赦ください。後で追記訂正したいと思います。
また、今回色々なご縁に恵まれてライブビューイングに行ける形となりました。本当にありがとうございました。
【各曲感想】
「Flyers」ドーラ
トップバッタードーラ様。ドーラ様はにじさんじのカバーアルバムで歌っていた「Gimme×Gimme」が艶やかさと格好良さが出ていて好きだったのですが、今回の曲はまさにその魅力が存分に出ていた様に思います。アニメ・デスパレードのOPという明るく挑発的な曲調に、ドーラ様の力強くも美しい歌声がピッタリあっていて、まさに開幕の火付けにふさわしい曲でした。後ドーラ様の3Dの見た目もこの言い方すげーアレなんですが、同性から見ても歌と相まって扇情的でドキドキしました。
「革命デュアリズム」ドーラ&葛葉
一発めでテンション上げたと思ったら2曲めで更に天アゲさせる曲が来ました。いや水樹奈々とTMの曲は盛り上がるしかない。歌う2人はド葛本社でお馴染みの2人。この2人のいつぞやのクレーンゲーム案件の本当に母と生意気な息子みたいなやりとり好きでした。そんな絡みを思い出してニヤニヤしつつ、ドーラ様の力強い歌声は水樹奈々の歌を歌うのに相応しかったです。葛葉については、筆者は葛葉のノリノリな曲の時の歌声が好きで、つまりこの曲の歌声も大変好みのものだったので最高でした。お二人の歌声の相性も大変良かったです。間奏の時の葛葉を揶揄うドーラ様と、強気に返す葛葉のやりとりも関係性オタクにはエモポイントでした。
この後度々出てきますが、向かい合って歌う演出は熱い。
「心絵」葛葉
今度はさっきと打って変わって爽やかな曲調。激しい歌声から、優しめの歌い方に変わって表現の幅がすごいなあと思いました。また、ニコ生で見返してコメで知ったのですがこれ野球アニメのメジャーの曲なんですね。今葛葉がパワプロをプレイしていること、今の季節が夏で歌詞の季節とリンクしていること。Vのライブはカバーもありなのでまさに選曲が無限と言えますが、その中でもV自身の状況、そして今の季節とリンクさせているこの選曲はとてもセンスが良いと思いました。まさにライブという「今」だからこそ楽しめる選曲。
「ビーバー」叶
いや驚きました。新衣装だ!!そしてめっちゃ踊ってる!!
今までのライブで叶くんはガッツリ踊っている印象はなかったので、今回フルで振付をつけていて大変驚きました。いやしかもクオリティが高い。激しく踊る様な曲ではないので、その分誤魔化しが効かず丁寧な所作、身振り手振りが求められる曲だったのですが、見事に曲に合わせ妖艶に踊りきっている。間奏のとこのステップとか素敵でした。表情も気だるげな顔つきで良い。歌声もいつもの優しげな声とはまた違う色気のある感じで良かったです。
紫を強調した照明の演出、クオリティの高いダンスと歌が相まって1つの作品を見せられて気分でした。
「はくちゅーむ」椎名唯華&魔界ノりりむ
はー可愛い。脳が溶けました。これはVのライブ全体に言えることなんですけど、Vの画期的なところって「漫画のようなキャラクターの姿でそのままライブ出来る」だと思っているんですよ。3Dの技術とか出る以前は漫画のキャラクターを好きになっても、そのキャラ達の生のライブなんて出来なかった。
でも今は、漫画のキャラの姿で歌ったり踊ったりする姿が見れる。しかも今回はガッツリ振り付けがある。
前置きが異様に長いですが、つまり2人がぴょこぴょこにこにこ踊っている姿が可愛くてずっと口角が緩んでいた。更には2人の歌声も可愛い。幼い声のりりむと、囁き声のしぃしぃ。選曲もまた、おそらくアイドルソング?可愛らしさと電波が入り混じった曲でまー可愛い。こういう曲に振り付けがついた時の威力やばいですね。
後りりむは公式ライブ初めてらしいですがそんなの感じさせないくらいの踊りで驚きました。
「シル・ヴ・プレジデント」魔界ノりりむ
可愛さで脳が溶けるんじゃ。序盤のちょっと不穏な歌詞が小悪魔感出てて良いですね。キャラに合っている。Vのカバーは無限に選曲できる分、そのキャラに似合った選曲がされていると個人的に大変テンションが上がります。そのVが歌う意味をより感じられるというか。
2曲続いて激しく踊る曲。りりむの小さな体躯でぴょこぴょこ踊る姿は大変可愛い。ウインクで片足あげるところはやばい。脳が溶ける。
DAY1ではちまちゃんがライバーの庇護欲を掻き立ててましたが、2はりりむがその枠でした。大変わかります。
「青と夏」剣持刀也&椎名唯華
もちもちコラボがアニメ化した時のOPだ!!(幻覚)
前日のツイキャスで無料パートには出ません!と言っていた有料の男、剣持刀也。じゃあいつ出るんだ!とそわそわしていたのですが満を持してもちもちコラボでしぃしぃと登場。「2人合わせてもちもちでーす!」という掛け声で筆者のテンションは爆アゲしました。そういう関係性感じさせる要素は刺さるんです。
今リアルタイムがまさに初夏!学生達は夏休み始まったばかりだろう!(筆者は社会人)というのも相まってとてもテンション上がる選曲だと思いました。
からの2番は夏と青春の刹那を感じさせる歌詞。もう歌声に対する語彙力が尽きてきたのですが、しぃしぃの儚げな歌い方と剣持の力強くも綺麗な高音が夏の楽しさと切なさを表してて良かったです。剣持の高音は葛葉も言及してて、その後剣持がボイトレで高音中心にトレーニングしてるって言ったの熱い(?)伏線回収で好きでした。後男性が歌う女性目線で、一人称「私」の曲ちょっとアンニュイで好き。
高校生の2人がこの選曲をするのもいいなあ。ライティングも1番は青、2番は夕方という夏の二面性を表してて神。俺も教室が見えた。皆学生時代の夏が大好きなんだ。
最後剣持の決めましょう!という掛け声と共に2人が除霊ヨシ!っていうのもアニメのOPみ合って最高でした。Vは個人的に関係性とか、キャラクター性が魅力にひとつだと感じているのでこういうことをされると刺さる。剣持が笑顔で、しぃしぃがウインクなの大変可愛い。
「幽霊東京」椎名唯華
もちもちコラボがアニメ化した時のEDだ!!(強めの幻覚)
失礼しました。ソロなのにコラボの話題を出すのは良くない。ちょっと流れから幻覚が見えてしまいました。
はくちゅーむでも思いましたがしぃしぃのだるーんとした雰囲気から、キレのあるダンスが出来るのギャップがあって大変好きです。後しぃしぃ3D改修したのかな?顔の可愛さが上がってて脳が溶けました。
今回の冒頭の左右に移動するステップとか玄人の動き。とてもかっこよく可愛い。
紫の照明がしぃしぃに当たっていて、ライティングがこの曲も本当に綺麗でした。夏の夜って感じでしぃしぃの透明感のある歌声も相まって幻想的でした。今回照明のテクニカルな使い方がライブのクオリティを爆上げしてます。
ニコ生見てたら除霊できてねえ!って突っ込まれてて笑った。
「まっさらブルージーンズ」月ノ美兎&ドーラ
有料の女、月ノ美兎も満を持してドーラ様と登場!
それゆけ!委員長のコメントで委員長の声は80年代のような曲も似合う、というコメントを見かけたことがあるのですが、今回のちょっと古め(調べたらこの曲2006年初出でした)のアイドルソングがめっちゃ似合ってて大変可愛かったです。
ちょっとアヤしい感じの曲調が委員長の声に合っている。ていうか委員長アイドルソング似合うなあ。また、ドーラ様の声もセクシーな声も良い。この曲もダンスがっつりしててすげえ…と感動しました。ドタバタしてても〜あたりのとこキレキレで良い。カメラワーク2分割は神の一手。
「宿命」叶&葛葉
クロノワの時間だー!
個人的な印象はクロノワは激しい曲のイメージがあったのでしっとりとした曲調は新鮮でした。本人達もMCで言及していた段差の部分で肩を組む奴。あれは関係性オタクは死ぬ。
ARだから向かい合って歌う演出が映えて関係性が強い2人がやると素晴らしいですね。最後の背中合わせも近しい関係じゃないと出来ないってのがいい。
またニコ生で知ったんですけどこれ甲子園の曲なんですね。今回の選曲夏のライブってこと生かしてて大変ライブ感あって良いですね。
「Ready Steady」葛葉&椎名唯華&魔界ノりりむ
皆かっこ良すぎる。
青いライトを基調としたシックな曲。本日初めての三人曲はずしりでお馴染みの三人。
葛葉のラップ凄い好きなのでこの曲は彼の妖しげなラップたっぷり堪能出来て良かったです。ラップが凄い曲のアクセントとしてて引き締めてました。
女性陣も前半の可愛い感じとは新たな一面で、美しい高音で大変格好良かったです。白髪赤目で、設定的にも人外と霊能者というちょっと闇っぽい三人がこういう闇を感じさせる選曲なのも好きでした。
「ダーリンダンス」月ノ美兎&魔界ノりりむ
りりむと委員長が序盤わちゃわちゃするの可愛い。またガッツリ踊る!!
はくちゅーむのりりむではひたすら可愛いって感じでしたが、委員長と組んだ曲はメンヘラなとこも垣間見えるような中毒性のある曲。やむちゃ。それすらも相まって2人とも可愛い。委員長の「ちゅ」のとこ可愛すぎる。
「だれかの心臓になれたなら」剣持刀也
剣持といえば、トップバッター「Sharpness...」をかましたり、かがみもちで歌ってたポルノの「アポロ」やGRAYの「誘惑」などテンションが高いロック調の曲のイメージが個人的には強かったです。
そのような中、今回は本人も言っていた通り新境地の選曲でした。シリアスな曲調と歌詞でしたが、それを力強く、けど哀愁のある雰囲気を保ったまま歌い上げており、いつもの配信で見せるふざけた感じは全く感じさせず、茶化す隙のない真剣さが有りました。ひたすら格好良かった。ラスサビのそれまで抑えてたけど人間だ!で叫んでるところ特にライビュだと雨が降っているかのような照明の演出が綺麗に見えてより没頭させてくれました。
前日ツイキャスで「僕はみんなと違って動かない」って言ってましたが、そもそも選曲が激しく動く曲じゃねえ!とちょっと内心突っ込みました。訴えかけるように手を動かしているのは曲にあってて良かったです。
「ray」剣持刀也&月ノ美兎
ド葛に続く親子(?)の2人!高校生の2人がBUMPを歌うのは大変らしさがあると個人的には思います。しかも選曲が歌詞に別れの要素があるこの曲。
本人達も最終回とか引退するの?とか言ってましたが、それくらい集大成感のある曲。ハッピーアワーで歌っていたものを引っ張ってくるのもニクいし、ARライブという舞台で更に進化させているのが凄い。それを初期からにじさんじを支えているこのお二人が歌うという選曲が大変エモい。「正常か異常か〜」なんて歌詞も尖った2人にあっている。
Vと別れというのはリスナーにとって切っても切り離せない概念ですが、ずっと活躍している2人が、優しげにこの歌詞を歌い上げるのは個人的にはなんとなくそれらに対する不安の緩和とか、希望を感じさせてくれるなあと取り留めもなく思いました。
後、この後のMCで剣持が今後の目標を語ったり、委員長に「これで引退できないぞ!」と言ってくれたのがよかったです。Vを推す上で引退というのは常に戦々恐々としているので、未来を感じさせてるのは大変ありがたい。
「みとらじギャラクティカ」月ノ美兎&全員
最推しは冒頭で述べた通り剣持刀也なのですが、それでも、今日のライブの個人的MVPはこの曲なんです!
何故ならライブで盛り上がる要素、「お祭り要素」「観客がノレる要素」「ライブならではの寸劇のような演出」「曲のライブアレンジ」などなどがてんこ盛りで、とにかく楽しかったからです。
委員長の新アルバムからのこの曲は、演者のほかライバーのコールから始まる。この時点でライバーも楽しむお祭り要素があって最高です。
その後はライブDJ風の歌詞。こういう、ちょっと演劇みたいな歌面白くて好きです。ラジオのスタジオのような画面作りは、現地がなく「配信オンリー」の今回の特性を最大限に活かしていると思いました。委員長の軽快な語りも聞いてて楽しい。ラジオの投稿者がりりむ、葛葉という今回のメンバーなのも今日限りの演出という感じでグッとくるポイント。
サビのコールも演者が楽しそうでリスナーもニヤニヤしてしまう。ていうかライバーのコールが聞けるなんてなんて贅沢なんでしょう。これが観客も声の出せる環境なら本当に楽しい曲だと思いました。ライビュでサイリウム全力で降りましたけど。最高潮に楽しかったです。
委員長も楽しそうなのが良い。みとらじ!!のとこで可愛いとか捨てて声が枯れるほど叫んでるのは流石委員長!そんな激しい曲にも関わらず最後まできちんと歌い切った歌唱力もすごい。
電波曲で、みとらじという委員長のコンテンツを踏襲しつつそこに宇宙(月の兎だからこれも委員長要素踏まえているのが良い」を絡める大胆な曲の展開、所々のインターネット要素、まさに委員長のために作られた曲。
委員長がライブで姿を変える曲というようなことを言っていたので、アルバムでどんな曲なのか、そして今後のライブでどんなアレンジがなされるのか、大変気になる曲です。
後BEMANI勢なので3倍アイスクリーム吹きました。これもネットミームネタということなのでしょうか。Somebody scream!!!
追記)2番はぺったんたん!も入ってて笑いました 初見サイリウム振るの楽しすぎて見逃していた めめめめめうめう
「廻廻奇譚」叶&剣持刀也
最大限盛り上がったところに呪術廻戦のOPはやばい。約束された盛り上がりの曲。激しく点滅するライティングと相まって月並みな感想ですがダークで格好良く、2人の真剣な姿も合わせてまるでMVのような完成度でした。2人とも高い音域がとても透明感があって大変聴き心地が良かったです。
「スーサイドパレヱド」叶&葛葉&剣持刀也
そこから葛葉も合わせて引き続きクールな曲に移行するのはオタクが死ぬ。この後の女性陣は可愛いと口角が上がる感じでしたが、こちらの男性陣は格好良さ全振りという感じでした。途中叶くんが跪く場面は曲の世界観をより強固なものにしてて、すげえものを見せられていると思いました。
元がボカロ曲でBPMも早く難しそうなのに、めっちゃ格好良く歌い上げていて最高でした。
また、三人の時にステージで三角形になるように演者が立っているのは凄い演者が映える構図。今までのスクリーンの平面的な舞台ではない、ARの立体ならではの立ち位置だと思いました。それを見せるカメラワークもセンスが良い。三人が三方向に立って歌っている時の構図は圧巻。
例えがアレですがNARUTOの遙か彼方OPとかにもあるように三方に立つ構図は引き締まって良いですね。
三人とも前日のツイキャスとかでわちゃわちゃした姿を見せたと思えば、こういう場できちっと決めてくるのは大変格好良い。さっきからかっこいいしか言ってない。
いつか咎ノワールのライブが観たいです!!(咎人のオタク)
「Virtual Strike」ドーラ&剣持刀也
珍しい組み合わせ!ここまでで剣持は3曲連続なのですが全然疲れてなさそうで凄い!
2人が歌うのはにじさんじの周年記念曲。2人の声量に圧巻される曲でした。遅めのBPMの曲で2人とも声の力強さと伸びがすごい。この曲多分声量と肺活量ないと迫力不足になってしまいそうなんですが、最後まで安定していました。流石ファイヤードレイクと剣道部、壁壊せる声量だ。
「ガウリールドロップキック」椎名唯華&月ノ美兎&ドーラ&魔界ノりりむ
今度は女子オールスター!冒頭のセリフ部分のわちゃわちゃや、キャラソンならではのコミカルさで女子勢の魅力が全面に現れていました。つまり可愛い。
元ネタあんま知らないんですが委員長が天使って言ってて清楚(?)だったり、りりむが悪魔のキャラだったり、ドーラ様が呆れていたり、しぃしぃが歌詞忘れたって言ってたり各々のキャラに合っていてぴったりの選曲や…と思いました。楽しすぎて、女子全員出演のこの曲が最後って全然気づけませんでした。
「Wonder NeverLand」
この曲、同時期にリリースされた「虹色のPuddle」と歌詞が結構個人的に対照的な印象です。虹色のPuddleは永遠なんてない、なら「今」を楽しもう、ということを歌っています。一方こっちはいつまでも遊び続けよう、世界はまだ続いていくと未来のことを歌っているように見受けられます。(ただし、逆にそのような歌詞がかえって永遠なんてない、ということを思わせる作りにも見えますが)
今回のライブは最後の挨拶でライバーさん達も言っていたように、メンバー間が凄い打ち解けていたとおっしゃっていて、リスナーにも和気藹々な様子は十分に伝わっていました。最後の挨拶でみんな後ろでふざけてたのめっちゃ好きです
このメンバーはこのライブ以前から色んな配信でライバーさん同士の関わりがあった方達も多く、その関係性が好きなリスナーにはぶっ刺さる内容だと思いました。ていうか自分はそうでした。勿論、新しい絡みを見せてくれた人達もとても新鮮で新たな可能性を見つけてさせてくれました。
また、今までのライブで何度か見せてくれた組み合わせやソロに関しては、これまでとは変わった趣向に挑戦してくれた方も多く、パフォーマンスのクオリティ向上も相まって前から追っていたリスナーはより楽しめる内容だったと感じました。(なんか古参みたいな言い振りになりましたが追ってるのは2019年からなので全然にわかですすいません)
人間関係なんて変化するもので、引退したり、疎遠になってしまったり…関係性を好きになる、ということは本来色々な面で大変リスキーです。
けれど、だからこそDAY1・DAY2共にこのメンバーが和気藹々としていることがリスナーとしては勝手に嬉しいなあと思ってしまうのです。
にじFesじゃないですけど、直前の挨拶とこの曲は文化祭感が滲み出ててしみじみとしてしまいました。
永遠なんて残念なことにありませんが、後少しだけライバーさん達が遊ぶ姿を見せて頂ければなあと思います。
DAY2全体の感想
筆者はDAY1も見ていたのですが、DAY2はDAY1とはだいぶ雰囲気を変えてきたなと感じました。ほんっとうにマジで個人の感想なのですが、DAY1は歌ガチ勢を集め、選曲もクールなものや音楽が詳しい人に刺さるものが多い印象でした。
じゃあDAY2はというと選曲はアニソンやアイドルソングなどポップでキャッチーな曲が多めで、ダンスや演劇のようなパフォーマンスが多く、演者の「キャラクター性」を色濃く見せてくれたという印象を受けました。
どっちが最高?どっちも方向性が違うだけで最高です。
また、過去のライブではそんなに積極的にライバーが体を動かしてパフォーマンスするライバーは多くはありませんでした。元々ライバーの本業は配信であり、「舞台上のパフォーマンス」は慣れていないライバーも多かったでしょうし、むしろライブしてるのがすごくないか?と自分は思っていました。
が、これはDAY1、DAY2どちらにも言え、ライバーさん達も事前特番などで言及していましたが、今回のライブめっちゃ演者が動くんですよ!DAY2は特にわかりやすくダンス曲が多かった。激しく踊る曲ではない場合も、ちゃんとある程度振り付けはあり、更には照明の使い方やカメラワーク切り替えの多用、ARという立体的な舞台を効果的に使用した演者の配置などを駆使し「目を離せない、退屈させない画角」を作り出していた。勿論ライバーの努力もありますが、ARと振付師さんの影響が大きい様に思います。
後何よりARということで今回の舞台が現実であることが個人的には大変エモい。バーチャル空間と我々の現実世界では超えられない次元の壁があります。Vtuberはキャラクターとリアルタイムで意思疎通出来るという画期的な存在ですが、それでも3次元ではありません。にじさんじという言葉はまさにぴったりです。
それでも、今回はまさにDAY1で社長が言っていたようにより一歩こちらに近ついて来てくれたようで我々と同じ舞台で歌い踊るライバーさん達の姿はよりリアリティを感じました。遊戯王やゼアルのソリッドビジョンが現実になったらこうなるんだなと感慨深かったです(遊戯王大好きなので)
前の項目と被りますが、漫画のキャラクターのような姿で可愛くかっこよくライブしてくれるの本当に良い時代ですよ。自分が今までハマってきたコンテンツは、漫画やアニメキャラのライブ=声優さんのライブという構図が多く、声優さん達のキャラを意識してくれた歌い方やダンスはめちゃくちゃ最高なのですが、心のどこかで「本当に現実でキャラそのものがライブをしている風景が見たい」と思っていたので、初めて見たにじさんじのライブはそれはもう画期的でした。そして、今回の現実とバーチャルの共存している風景を目の当たりにして、心底夢叶ったなあと思わされました。
余談ですが、今は他ジャンルでもキャラクターの3Dを使ったライブとかがなされていて良い時代だと思います。勿論、声優さん達がキャラのためにパフォーマンスをしてくれているのも大変エモいし、そこにしかない魅力もありますけどね!(アイマスSideMのオタク)
また、歌に関してもボイトレに行っている方も多く、過去のライブもめちゃくちゃ好きなのですが更にパワーアップしているように思いました。
しかもその歌を生バンドが彩りを与える。音楽知識疎いので全然小学生みたいなことしか言えないのですが、めちゃくちゃ迫力がある。
今回ライビュを開催してくれたのも大きく、スクリーンの大きさや音響といった会場の設備も相まって、没頭感がダンチでした。ライビュ開催は今後も是非行って欲しいですね。勿論、ニコ生での配信は以前からやっていて、Twitterやコメントで盛り上がれるという楽しみ方は配信が密接に関わるVならではの楽しみ方。
また、「スクショ全部OK」はマジで今回のライブの特性と相性が良いと思いました。
ARということと、照明、カメラワークが大変凝っていたので歌っている姿が一枚絵として凄い見栄えするんですよね。
またMCでカメラを使って遊ぶライバーさん達も生き生きしててそれもスクショ甲斐がありそうです。筆者はまだライビュ勢で、タイムシフトは見たもののちょっとしかまだスクショ取れてないのでこれから大量に撮ろうと思います。SNSでリスナー同士で盛り上がり易いのも良い。
色々な楽しみ方が用意されているのは素敵ですね。
今回ARの機材は国内最高レベル…ではなく国内最高のものを使っていたということで、ほいほいやれるレベルのライブではなさそうなのですが、またARを駆使したライブは是非見たいですね!お待ちしております、えにからさん。後円盤ください。
未来最高!未来最高!イェイイェイ!
おまけ・ライビュのメリット
今回映画館でのライブビューイングがあったのでそこで感じたメリットを簡単に。
・大きなスクリーンとガチの音響設備でライブが見られるため満足感がすごい。また、物理的にTwitterでの実況が出来ないので演者のパフォーマンスに集中できる環境となっている。
ライビュの良い点の8割これ。
・他の観客と一緒にサイリウム振れたり、手拍子できるのが楽しい。特にライバーソロの時のサイリウム一色に染まるのは圧巻。
・電波環境が悪くて映像がグルったりしない(おま環)
ニコ生の方が良いかもと思った点
・コメントが見れない
アンコールのシーン、自分の会場は無音で異様な時間と化していたのでアンコールコメで溢れてたニコ生はちょっと羨ましかったです。DAY1の時最初休憩かと思った。
会場によっては手拍子とかで待ってたのかもしれないですね。
・リアルタイムでスクショはできない
・帰宅の時間があったため最速放送に間に合わない(おま環)
自転車使う場面があったのでリアルタイム時一部普通に見れませんでした。