瀬戸芸2022①沙弥島エリア
ご無沙汰しています。
今年はみなさん知っての通り、瀬戸内国際芸術祭2022が開催されています。
今回は、先日私が訪れた沙弥島エリアを紹介します。
出発はJR坂出駅前のバス乗り場。
期間中は、ここからシャトルバスが出ています。
バスに揺られること約20分。沙弥島会場に到着。
瀬戸大橋記念公園のすぐ南側です。
私は先にパスポートの引換券を買っていたので、ここでパスポートと引き換え。
検温をし、手首に検温済みを示すテープを巻き、作品に向かいます。
最初はかつての沙弥小中学校校舎を利用した「月への道」。
沙弥島といえば、瀬戸大橋を望める名所、ナカンダ浜も外せません。
続いては「幻海をのぞく」
沙弥島の風景も拝んでおきましょう。
続いて瀬居島へ向かいます。シャトルバスに乗って、終点の西浦バス停へ。
ここでは瀬戸芸とは別に瀬居島アートプロジェクトが開催されています。
島内を移動できるシャトルバスもありますが、歩ける距離なので歩いて竹浦集落へ移動します。
竹浦集落に入ると「祝福の音」の展示が各所に見られます。
サヌカイトを使った風鈴で、普通の風鈴以上に音が澄み切っていて美しい。一家に一台ほしい。
集落を縫って進んでいくと、次にあるのは「家の海」。
家の中に海がある。
白い砂は触っても良いらしい(触りました)。
そして集落の山手の神社へ。
高台から集落を見下ろす眺めが実に良い。
お参りを済ませ、山を抜ける道へ。
花々を目にし、風鈴の音色を耳にしつつ、山を抜けると北浦の集落へ出ます。
ここも防波堤に絵が描かれています。タイトルは「しましまのうみ2022」。
瀬居島を辞して坂出駅へ
戻りたいのですが、フリーきっぷで乗れるシャトルバスは15分前に出てしまいました。
幸い、15分ほど待つと坂出市営バス(※フリーきっぷでは乗れない)があるので、それに乗ることにします。
来ました。
あれ?なんか遠くない?ひょっとして、通過しようとしてない?
さすがに焦ったものの、少し先で止まって無事乗車できました。
「フリー乗車券では乗れませんよ」と念押しされました。瀬戸芸の客は乗らないものと認識しているらしい。そらそうか。
30分ほどかけて坂出駅へ。時間がないので、駅近くの店でうどんを掻っ込み、次のバスへ。
このバスで瀬戸大橋を渡ります。
与島に上陸しました。
目的地は、PAよりも少し先です。
路線バスとすれ違い
目的地に到着しました。
この郷愁あふれる浦城バス停にこのデカいバスが来るんか……
で、作品がどこにあるかと言うと
ここ。
バスの待合室と一体化してます。というか、待合室まで含めて作品。
作品名は「月への道」。沙弥島の作品の続きです。
この作品の最後はこちら。
鍋島灯台。
通常はここまで来られませんが、作品の一部となったことで公開されています。これはレア。
展示を見終わったものの、帰りのバスまで少し時間があるので、与島PAまで歩きます。
以前訪れた際はなかった看板が集落のそこかしこに立っているのは、なかなか不思議な感覚です。同時に、お祭りらしさを感じて少し良い気分にもなります。
いつもなら人っ子一人いない細道を、前方から来た人とすれ違いながら歩き、与島PA南方に至ります。
土木の力を実感します。
与島PAで一息ついた後は、浦城バス停に戻ります。
ただし、往復同じ道というのも芸がないので
バスに乗ります。
これも今朝買ったフリー乗車券が有効です。
島の細道をすり抜け
浦城バス停に到着。
ちょうど水島航路を目指す自動車運搬船がやってきました。
与島南端からはかなり近いので、相当な迫力です。みんな一回は見に来たほうがいい。
戻りのバスがやってきました。今更ながらデカい。
瀬戸大橋を再び渡って坂出駅に戻れば、旅の目的は無事達成です。
今回は瀬戸内国際芸術祭の期間中なので展示を見ることが主目的となりましたが、沙弥島も瀬居島も与島も、私たちの心を癒やすような風景がある島だと思っています。瀬戸芸が終わっても、坂出市営バス(沙弥島、瀬居島)や琴参バスの路線バス(与島)でアクセスできますので、ぜひ訪れてみてください。
なお、沙弥島及び与島の瀬戸芸参加と、瀬居島アートプロジェクトの開催は、瀬戸芸春会期(5月18日まで)となっています。興味のある方はお早めに。
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