Suica と PASMO の違いとは?
電車やバスに乗るときや、買い物をするときに使う交通系ICカード。関東で主流なものは、Suica と PASMO の2つです。しかし、「この2つはどう違うの?」と思う人もいるはずです。
そんなものはネットの海で探せばいくらでも情報は出てきますが、詳しすぎて却って分かりづらいのも事実。そのためもっと単純なものに絞って紹介します。
1.通常運賃 の違い
結論から言って、チャージしたものを残高から使うならどちらも同じです。「Suicaだからこの路線は乗れない」、「PASMOしか使えない区間がある」ということはありません。
買い物も同じです。あの店は片方しか対応していないということはありません。
2.ポイント の違い
Suicaは、 JRに乗るとポイントが付きます。
PASMOは、 私鉄 や 地下鉄などに乗るとポイントが付くことがあります。路線によります。
どちらも定期区間のみの利用では付きません。
また、買い物の場合は、それぞれ系列の駅ビル等での買い物であれば付くことがあります。その辺のコンビニやドラッグストアでは付きません。
ですので、毎日のように乗車や駅ビルで買い物をしない限り、どちらもそこまでは付きません。
3.定期券・お得なきっぷ の違い
緑色の Suica は「JR」 ピンクの PASMO は「それ以外」が発行しています。
そのため定期券を発行するときは、乗車駅 か 最終下車駅 のどちらかが対応した路線でないと発行できません。
私鉄 → JR → 地下鉄 の定期券なら、私鉄 か 地下鉄 に対応した定期券=PASMO
JR → 地下鉄 → JR の定期券なら、JRに対応した定期券=Suica
JR → 地下鉄→ 私鉄 の定期券なら、JR か 私鉄 に対応した定期券=Suica, PASMO どちらでも
往路、復路は関係ありませんが、自宅側の駅で発行したほうが利便性はいいです。
お得なきっぷも定期券と同じく、私鉄が発行するお得なきっぷはPASMOのみに付与できます。Suicaしか持っていない場合は、PASMOを購入するか、紙(磁気券)で発行します。お得なきっぷのためだけにPASMOを購入するのはバカらしいので紙で発行することをオススメします。
4.結局、どちらがオススメ?
自宅に近い路線のほうをオススメします。JRならSuica それ以外ならPASMOです。
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