スウェーデン留学記 #40 北極圏への旅⑤~クリスマスのストックホルム観光
ヨーロッパで過ごしていると、クリスマスは1年で最も大事な行事と言っても過言ではないほど気合が入った行事だということを肌に感じる。ストックホルム観光はこれまでに何回かしたことがあるが、クリスマスのストックホルムはまた格別なものであった。
イェリバリからルンドへの帰り道、私達はストックホルムに半日ほど滞在することにした。イェリバリからストックホルムまでは鉄道で一晩を明かした。朝食はストックホルム駅のカフェで、サンドイッチを購入した。ちょうどクリスマスの1週間ほど前だったので街はイルミネーションやクリスマスマーケットでクリスマスモード全開だ。
私達はガムラスタンを観光することにした。ガムラスタンはストックホルムの旧市街で、中世の街並みを残す人気観光スポットで魔女の宅急便のモデルともなったエリアだ。ガムラスタンには歴代の王室が暮らした王宮があり、イケメン衛兵たちが見張りをしていた。
ガムラスタンのStortorget(大広場)には古い色とりどりの建物が並び、お洒落なカフェやレストラン、雑貨屋さんが立ち並んでいる。この時期にはクリスマスマーケットが開かれていた。クリスマス飾り屋さん、キャンディー屋さんなどを覗き見つつ、ぷらぷらと散歩した。小さな木彫りの豚やガラスボール、フェルトのぬいぐるみ、陶器の人形など可愛らしいクリスマス飾りに心が躍る。
昼食はÖsterlanggatan 17 bar&kvarterskrogというレストランでオニオンスープをいただいた。冷えた体に温かいスープが染み渡り、ほっと一息ついた。
そして午後、私たちはストックホルム駅からルンドに向かう鉄道に乗り込み無事ルンドのシェアハウスに帰宅した。こうして約一週間の北極圏へのオーロラ観測旅が終わった。
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