札幌滞在日記十二日目

オフである。
目覚ましをかけずに寝て、起きたら11時過ぎ。
心行くまでゆっくりしてから、おすすめされた羊肉を食べにすすきのへ。
ランチからやっている士別バーベキューというお店の、なんか、ラフォーレみたいな、サファーリみたいな名前の、羊肉のどんぶりを食べる。

しっかりとした羊肉。紫キャベツのみじん切り。卵黄！という味です。うまい。

札幌の道はまっすぐで好きだ。
しばらくまっすぐを満喫していると、市電を見つける。路面で環状線で200円。乗って、一周してみる。

初音ミクのサインが車内に描かれていた。
初音ミクのサイン……？

 スマホの充電がなくなってきたので、すすきののマクドへ。久しぶりにポテトとコーラ。ちゃんとしたご飯ばっかり食べていたので、なんだかなつかしい感じがする。

そういえば、ぱさーるという寿司屋をおすすめされていたことを思い出す。17時からはじまるので、それまでマクドで粘る。

ところがぱさーるが閉まっている。
どうしよう！時計台でも見に行く？いまから？

ただでは起きない。サウナを発見する。
オフだし！と、でかいサウナにはいることにする。5時間と24時間どちらにするか聞かれ、5時間にする。

おおきなお風呂と、サウナが二つ。
満喫していると、ロッカーの鍵をなくしていることに気づく。腕にはめていたはずなのに。

さんざん探して見つからず、温泉のなかで冷や汗をかき、自首の気持ちでカウンターにいくと、どなたかが届けてくださっていたとのこと。
「腕にはめてくださいね」と言われる。
はめてたんだ！はめてて失くすから、たちが悪いんだ！

このまま浴場に戻ると湯中りしそうだと思い、一旦休憩所にいく。
寝転がれるブース、たくさんの漫画、なんとブースにいるままベルでお酒など注文できる。
なんとか空席を見つけ出し巣とする。

このあとどうしようかなーと考えていると、突如ひらめく。夜22時開店で諦めていたいそのかづおというラーメン屋に行けるのでは？
17時に入店して5時間パックなので、ギりまでいれば22時である。

そうと決まれば、もう一度サウナにいく。
ロウリュにも参加して、キンキンの水風呂でしまり、いわゆる整う、をやる。
ちなみに私は、整う＝健康とは考えていない。ドカ食いして気絶するように寝るのが気持ちいい、と似たようなものだと個人的には思っています。

スティールボールランも４巻ほど読んで、いそのかづおへ。
開店とほぼ同時に着いたつもりが、すでに長蛇の列。一人なので、これもアトラクションのひとつと思い、並ぶ。

長蛇の列なので、列を見て諦める人たちもかなりいる。諦める人たちは、皆一様に、「酸っぱいブドウ」のキツネのような顔をする。

70分並んでようやく。
スマホの充電もなくなり、写真はない。
札幌ブラックと、かづおごはん（いわゆるチャーシュー丼）。
美味しかったが、個人的にブラック系はそこまでグッと来るものではないことが分かった。

なんとか地下鉄の動いてる時間に食べ終え、帰宅。

1日のはやさと、日記を書くスピードが合わなくなってきている。