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カランコエの花柄摘みをやってみた
2022年3月19日(土)
カランコエの花柄摘みをやってみた。
今年の冬は、昨年春にウッカリ沢山挿し木で育てすぎてしまったカランコエたちに部屋を囲まれて過ごした。
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花のある暮らしは、いいものだ。
花には、人の心を癒してくれる効果があると、言われているらしい。
それはそれとして。
先週あたりから、さすがのカランコエも沢山ある花の中から、徐々に花が枯れてきたものが出始めた。
これまで、けっこう花は保ってくれた。長持ちしてくれた。
思えば、12月下旬あたりから今まで、ずっと枯れずに咲きっぱなしでいてくれたのだ。3か月も枯れない花なんて、かなりコスパ良いんじゃないかと思う。
ただし、うちのカランコエは造花ではない。毎日短日処理をしてきたが、それでもそろそろ、ゆるやかに限界の時を迎え始めたようだ。
グリーンスナップ様より引用。
(以下引用)
”花がらとは、花が咲き終わっても散らずに残っている枯れた花のことをいいます。
カランコエの場合花茎の先に花を咲かせ、花茎がどんどん伸びて出てくるので、3割程度花が枯れてきたら花茎の付け根から切り落としてしまいましょう。
鉢植えを購入するときは全体的に間延びしていないしっかりしたものを選ぶことが大事です。”
(引用終了)
とのこと。
さて、そういうことで、そろそろ花がら摘み、というものをやらなくてはならないらしい。
どの鉢がその、いわゆる「3割程度」花が枯れてきてるんだろうか。
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3号鉢から4号鉢に移し替えて、親株より大きくそだったこの子なんかは、元気元気で、枯れた花の付け根もプックリガッチリ身が入ってる感じで、「種つけますよ!作りますよ!元気ですよ!」と、元気感をアピールしてきてるように(私には)見える。こいつはもうちょっと保留にしておこう。
うちで4号鉢に植え替えた4鉢の中で、唯一里子に行きそびれてしまった奴だ。
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他の鉢もあれこれチェックしたんだけど、今日はこのピンク色の薄い子たちと、花数の少な目な黄色い鉢の花柄摘みをすることにした。
赤系統のカランコエの挿し木鉢の中にも個体差があり、この2鉢は特に、花の色が薄かった。なんとなく生気が薄いというか、枯れた花の下のがくも、さっきの黄色い奴より薄く細く、まあこれは切ってもいいんじゃないかと思えた。黄色い小さい株は、もともとは冬の間に親株のミニプランターからどうしてもビョンと横にはみ出してしまって、これを切り離さないと短日処理の段ボールをかけられなくて、急遽冬に切って指し木したものだ。
根が安定するまで、光量の少ない居間で育てていたので葉数も花数も少ない。
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色々様子を見た結果、写真左はネットの育て方通りの「3割枯れたら花穂の根本から除去」で、他の2鉢については、とりあえず枯れた花とその根元をハサミで切り取る弱剪定にした。
まあ、そうやって切り取った枝なんだけど、……。
まだ、花が咲いているものもあるし、つぼみがついてるものもあるんだよね。
以前、ポロリと落ちてしまった、つぼみつきの枝を水に差してたら、花が咲いたことがありまして。カランコエってそのくらい丈夫なんですよ。
だから、彼てしまったカランコエを養うことはできないにしても、今まだ咲いている花や、もうすぐ咲く花をいきなりゴミ箱にいれるのは、やっぱり……しのびないというか、可哀想と言うか。
という訳で、切り落とした枝から、枯れた花を切ってえりわけてみた。
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これ、何とか活けられませんかねー。
剣山とか、フラワーアレンジメントのスポンジみたいなので。
スポンジ、スポンジ……。
「この間水耕栽培失敗したスポンジが、あるじゃないか!」
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ハイ、これですねー。
あの入れ物自体はまた使いたいので、スポンジだけ再利用することにしました。
スポンジがちょうど治まるくらいのタッパーを、台所から適当に選んでスポンジを詰めてみました。
このスポンジ、すでに3センチ角に切ってあるし、1個1個に十字の切れ目も入っているので、スポンジとスポンジの間とか、十字の切込みとかに、それぞれの茎の長さを見つつ調整してはさむのにちょうどいい!
という訳で、素人の「もったいない」アレンジメントをしてみました。
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こんな感じ。
一応、手前に小さい花、奥には背丈の高い枝を配置して、1方向から見やすくしています。まあまあの塩梅にできたので、茶の間に飾ってみることにしました。
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左にテレビ、右端にはFFAX付電話(ほこりよけに手ぬぐいかぶせてます)。
その間には、水耕栽培のイヌホオズキ(雑草)。
チープですが、グリーンです。一応グリーンです。(と言いはってみる)
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私の住んでいる南東北は、梅もまだこれからです。
ましてや、桜は4月上~中旬くらいです。
ほら、この花、なんだか桜みたいな色をしていませんか?
一足先に、茶の間にちょっとした春が出現~♪
え、無理がある?気のせいですよ。
まあ、こんな感じで、これからも少しずつここに切り花が増えていくことでしょう。
そんな、「モッタイナイ」オンナの、カランコエの花がら摘みでした!