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言葉を紡ぐ人たち


少し前からマシュマロを始めていて、いくつかメッセージを受け取っていたのですが遅くなってしまいました。質問だけでなく、記事の感想やあたたかい言葉をいただけて本当に嬉しいです。
こんな普通の大学生に質問なんてないと思いますが、なにかテーマとか問いとかを投げつけてもらったら、それについて記事を書いていくのも楽しそうだな、なんて思ったりしてます。


今回は質問にお答えできたらと思ってます。
よければこちらから待っていますね





Q.おすすめの作家さんや推しのnoteの書き手さんを教えてください

まず、おすすめの作家さんについてですが、私は基本的に小説ばかり読んでます。たまに詩やエッセイ、新書、雑誌などを読む程度です。そして、私は一度好きになるとその方の作品を読み尽くす勢いでのめり込むタイプなので、作家さんを幅広く知っているわけでもないし、新たな作家さんの発掘をしているわけでもないですのでご了承を。


こちらが、好きな作家さんです。


村田沙耶香さん・今村夏子さん・伊坂幸太郎さん・朝井リョウさん・朝比奈あすかさん・.恩田陸さん・森博嗣さん・米澤穂信さん・最果タヒさんetc…



とても著名な方ばかりですが、この方たちの小説はいくつか読んでいます。森博嗣さんは新書のみ、最果タヒさんは詩とエッセイ。一人ひとりの良さを語るにはとても長くなりそうなので、中でも特別な思いがある方についてだけ語りたいと思います。



①作家さん

朝井リョウさん

朝井リョウさんは本当に好きです。小説はもちろん、エッセイがとてもとても面白い。本を読みながらケラケラ笑ったのは初めて。小説の特徴として、朝井リョウさんは人の心や内面の微細な揺れに着目した描き方があると思っていて、いつも読むたびに震わされます。普段は見逃しているような小さな感情や本音を捉えて人物模様に落とし込んでいくのがとても巧みなので、読む人によって救われる部分があるのかもしれません。


村田沙耶香さん

私が本を好きになったきっかけが村田沙耶香さんの『コンビニ人間』でした。こんな切り口の小説ってあるんだと衝撃を受けたこと、ちゃんとした結末があるわけではない物語と初めて出会ったこと。常識を覆してくれた特別な本であり作家さんです。社会に生きている上で不思議に思わないような事柄をすべてぶち壊してしまうような世界観の物語が多いにも関わらず、そこにはしっかりと現実に存在する問いが含まれているところから、彼女自身の世界の切り取り方が見えてくるような気がしています。

今村夏子さん

後味が気持ち悪い小説にハマっていた時期に読み漁っていたのが今村夏子さんです。決して悪い意味ではなく、この"気持ち悪い"と感じる部分は、終わり方にオチがないことと人間や社会にまつわる目を背けてきた部分を否応に感じられることからくる感覚だと思っています。特に好きなのは、『ピクニック』と『むらさきのスカートの女』です。

伊坂幸太郎さん

初めて読んだ作品は『砂漠』でした。後にこの小説が好きすぎて、誰に見せるわけでも応募するわけでもないのに勝手に読書感想文を書くにまでいたりました。主な作品のイメージとしては、詐欺や空き巣、放火などの事件が題材の物語が多く、重たい内容のときもあるのに、言葉選びのセンスがその重たさをふわりと軽くしてくれます。なんと言っても登場人物の会話がユーモア溢れる洒落たものばかりで、まさにエンタメ小説の頂点だと思ってます。



***

②noteの書き手さん

次に、推しのnoteの書き手さんですが、ここで誰を挙げようと考えてるとキリがなさそうなくらいに素敵な文章を書く人たちばかりいます。私はそういった人たちの文章を読むと嫉妬してしまいがちなのですが、一度は嫉妬したことがある方たちを紹介しようと思います。


言葉がころころと転がるようで、
読んでいると心地よく感じます


日記なのに純文学小説を読んでいるかのような
表現と言葉選びが素敵です


語彙力の豊富さと想像力、表現力に長けている方だと
文面からひしひしと伝わってきます


出来事の具体→抽象がとても立体的で
文章の組み立て方に唸ってます


本当にまだまだ素敵な方はいるし、フォローしてない方の記事を読んで嫉妬もしています。今回はフォローさせていただいている方の中から。
勝手に分析なんかしてごめんなさい。嫉妬するほど素敵な文章を書かれているので…





一つひとつ語りすぎてしまいましたが、こういった感じで少しずつ答えていけたらと思っています。
みなさんの『たとえば、私はあなたとこういう話がしたい』をお待ちしてます📬




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