お世話になったモノ・コト 妊活編
どうも、こんにちは。たるみです。筆不精すぎてお久しぶりのnoteです。
noteひさしぶりに書いてみようと思ったきっかけ
私事ですが、2020年11月に第一子を出産し現在育休中です。
夫も今週から2週間育休を取得してくれているため少し時間の余裕ができたので、人生のビックイベント「妊娠出産」を振り返りをしようかなと思いPCを立ち上げました。
noteを通じて私が妊娠出産前後でお世話になったモノ・コトをまとめてみようと思います。これから妊娠出産を経験する人にとって役に立ったら嬉しいです。
(夫の育休取得した結果についてはきっとまた時間に余裕ができたら書いてみると思う)
このnoteは妊娠に至るまでの妊活編です。
あくまで私の個人的な意見であるということ、情報が私の住む東京都に限られる内容もあるかもしれないことをご容赦ください。
内容
・妊活前の状態
・妊活で大変だったこと
・そんな私がお世話になったモノ・コト
妊活前の状態
私は高校生くらいから生理不順と月経痛で悩まされていました。本格的に通院し始めた20代前半に多嚢胞性卵巣と診断されていました。
どういう状態かというと、卵子がなかなか育たず未熟な卵子がたくさんできていて排卵しづらく妊娠しづらい体質です。
主治医からは「妊娠したいなら20代には考えたほうがいいと思うよ」と言われていましたが、当時は結婚もリアルではなくあまり深く考えていませんでした。
ちなみに生理について学びたい方は下記のサイトがわかりやすいです。
妊活で大変だったこと
29歳で結婚・転職し、自分のライフプランを考えるタイミングでふと主治医の言葉を思い出しました。
結論、私達の場合子どもがほしいと思ってから今回の妊娠に至るまで2年ほどかかりました。結婚してから妊活するまでの期間と考えるとそんなに長くないかもしれませんが、日本産科婦人科学会の定義する不妊の状態に該当していました。
(ただ私の場合、不妊になりうる体質だと事前にわかっていたのですぐに医療につながることができたのはラッキーだったと思います。)
そんな私が妊活中大変だと思ったことをまとめます。
①通院時間の確保
②基礎体温測るのめんどくさい
③治療に伴う痛み
④自責の念と孤独感
①通院時間の確保
やりがいを感じながら仕事に取り組んでいたため、通院時間の捻出はかなりネックでした。当たり前ですが排卵や生理は空気を読んでやってきてくれるわけではなく、検査の上医師に指示された日に受診しなければなりません。
そのため会社から近く、診療時間が長いクリニックに転院しました。
基本はお昼休憩を利用して通院していましたが、仕事が忙しいときには苛立つこともありましたし、私の状況を理解してくれていたチームメンバーや同僚に申し訳なさを感じてしまうときもありました。
②基礎体温測るのめんどくさい
毎朝眠い中、基礎体温を測ることがシンプルにめんどくさい。。体温測定だけでもめんどくさいのに記録するのもまためんどくさい。
そして測り忘れる、記録し忘れる、凹む。。。の繰り返しでした。
③治療に伴う痛み
通院時間以外にも内服などの治療があります。特に痛みが伴う治療&検査は本当に辛かったです。病院で打つ注射、自宅で打つ自己注射、治療の効果を見るための採血、卵管造影検査などなど。。。痛い。辛い。泣きたい。
④自責の念と孤独感
腹痛とともにやってくる生理。こんだけがんばったのに「まただめだった・・・」の繰り返しでした。チャンスは月に1回しかない。一体いつ子どもに恵まれるのだろうか。ゴールが見えない中で、「なんで私ばっかり」と思い悩み、夫にも申し訳ない気持ちもあり、毎月泣いていました。その上「こんな気持ちを外で晒してはいけない」と思い気持ちをためこんでしまいがちでした。
そんな私がお世話になったモノ・コト
下記お世話になったモノ・コトについてひとつずつお世話になった理由をまとめます。
①アプリと連携する婦人用体温計
②無料の風疹抗体検査(夫婦で!)
③不妊検査等の助成金(都民は要チェック)
④夫の理解・対話の時間
⑤職場と上司の理解
⑥悩みを聞いてくれる仲間
⑦専門家のサポートサービス(ファミワン)
⑧番外編・不妊鍼灸
⑨医療費控除
①アプリ連携する婦人用体温計
毎日の眠い体温測定タイムのお供。体温測るだけでもめんどくさいのに基礎体温表を手書きなんてできないし、月経記録アプリに記録することすらめんどくさい。そんな気持ちに共感いただける方におすすめ。
口腔内で体温測定して、体温計をケースにしまえば自動的にBluetoothでアプリに計測結果を転送・記録してくれます。
基礎体温を2〜3ヶ月分測り、病院に持参すると診察の際に話が早いです。
②無料の風疹抗体検査(夫婦で!)
これは妊活中というより妊活前にぜひやってほしい。風疹は妊娠中に感染するとお腹の赤ちゃんに影響がでることがあります。
特に私と同世代の1990年以前に生まれた男女は予防接種の回数が少なく抗体がついていない可能性があるので詳しくはご自身の母子手帳をチェック。検査は無料なので奥さんだけでなくパートナーも必ず検査してほしいです!!
血液検査後、抗体がついていなければワクチン接種も助成が受けれられます。2018年に風疹が流行し「無料クーポン券」が配布されたことで記憶に新しい方もいるのではないでしょうか。詳しくはお住まいの自治体のホームページをチェックしてみてください。
③不妊検査等の助成金(都民は要チェック)
不妊治療はお金がかかるもの。これは東京都の助成事業ですが、不妊治療や検査などでかかった費用を5万円を上限に助成が受けられます。我が家もお世話になりました。ちなみに不妊治療費助成金が受けられる治療は限定されていますが、この制度は割と対象が範囲が広い印象です。
不妊の原因はもちろん女性側だけでなく男性側にもあることもあります。無闇に妊活続けるとお互い病みます。現状がわからないと解決策もわからない。できれば「妊活始めるぞー!」の前に、まず検査を!
助成が受けられる条件は、奥さんの年齢が40歳未満、男女ともに検査を受けること等細かく決まっているので詳しくは下記をチェック。
申請書は下記からダウンロードか、クリニックでもらえます。
④夫の理解・対話の時間
一番大切かも。夫のサポートなくして妊活は厳しかったと思います。
妊活はひとりでするものではなく夫婦で取り組むものです。
これからの人生のこと、子どもを持つ意味について、妊活のスケジュール感、ゴールイメージ等価値観のすり合わせをする時間を持つことが本当に大切だと思います。
特に、子どもができなかったときのことについても話すこと。私の場合はですが妊娠できないことに追い詰められてしまったときに「子どもができたらもちろん嬉しいけど、いなくても夫婦で楽しく生きていける」という夫の言葉にすごく救われました。
⑤職場・上司の理解
妊活も、仕事も頑張りたい。わがままかも知れないけどそんな状況を理解してくれる職場かどうか。「妊娠するとわかったら仕事を任せてもらえなくなる」などという話も聞くので恐ろしかったけど、私は伝えてよかったですし、幸運なことに仕事への制限や差別は全く受けませんでした。
これは当たり前であってほしいと思いつつ、当たり前ではないのが現実ですので感謝しかありません。
これはその後の妊娠編にもつながるのですが、職場と上司の理解とサポートなくして妊娠出産も頑張れませんでした。
そんな職場ですが、現在絶賛採用中です。
BtoB SaaS、HRテック、ヘルステック、産業保健、新規事業開発、働くひとの健康などのワードにピンときたらぜひ下記をチェックしてみてください。
⑥悩みを聞いてくれる仲間
孤独感ややるせなさをただ聞いてくれる存在はとてもありがたかった。
特に経験者しか理解してもらえないかもと思う内容もあり、話す相手は限られましたが仲間は一人でもいると良いです。
リアルの場で話すのが難しければSNSでもいいと思います。私もお世話になりました。
⑦専門家のサポートサービス(ファミワン)
精神的な支えは⑥の仲間でいいのですが、専門的な相談はやはり専門家が一番。SNSで得られる情報はあくまで(このnoteも含めて)経験談にすぎません。私は後から知りましたが妊活は病院選びがとても重要だそうです。不妊治療の専門家にLINEで気軽に相談できるサービス「ファミワン」はぜひ妊活チャレンジするふたりに知ってほしい。
⑧番外編・不妊鍼灸
不妊治療を経験した人からおすすめされて通ってみました。
決して安いものではないけれど、もともと肩こりや頭痛などのマイナートラブルが多かったため全身の不調を整えてくれるという意味で、通院してよかったです。
⑨医療費控除
通院費用だけでなく、通院にかかった交通費、⑧の鍼灸の治療費も医療費控除の対象になります。妊活費用だけでなく普通の治療費も対象になるのでしばらくは夫婦ともどもの医療費関連のレシート、領収証は保管しておくことをおすすめします。
詳しく読む時間がない人はとりあえず妊活関連の領収証やレシートは捨てずにクリアファイルにぶちこみましょう!(年ごとにわけておくとなおよい)
そしてあとで時間に余裕があるときに条件をチェックし、確定申告しましょう!
詳しくは下記の国税庁のホームページを見てください。
以上、妊活でお世話になったモノ・コトでした。
つらつらと書いてしまったのでわかりづらいこともあるかと思いますが、質問等あればぜひTwitterやってますのでメッセージください!