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「タバコ」について思うこと

 前回「飲酒」について考えてみたので、酒とグッドパートナーと呼べる「タバコ」について考えてみる。

 私は通算8年程の「休煙者」である。
 なぜ「通算」と言うのかは、5年程やめた後再び何年か喫煙してしまったからである。その後もう一度吸うのを止めて令和になってからは一度も吸っていない。だから「禁煙した」なんて言うのはおこがましいので「吸うのを休んでいる」と思っている。再び止めるのがとてもしんどいので、改めて吸おうとはもう思わないが、次こそ「吸ったら最後You can't stop」になるだろう。

 吸い始めた理由は「なんかかっこいい」と思ったからである。当時の映画やドラマ・アニメの演出において、かっこ良さの演出の小道具として煙草はよく使われていた。それに対する憧れの気持ちはいまだ残っている。
 現在吸ってない理由は「なんかかっこ悪い」からである。ポイ捨てや歩き煙草、職場での禁煙時間が始まる寸前に連れ立って喫煙所に向かう姿。それを見ると今は吸っていなくて良かったと安堵する。

 そう考えると、かっこよく見えるように喫煙者もっと意識しなくてはいけないし、吸わない人も我慢とかではなくて受け入れる気持ちを持つべきだ。ドラマや映画からは喫煙シーンは極端に減らされているが、私にとってはかつては愛したモノだけに「タバコは悪」とばかりにフタをされているようで少し悲しくなる。

 私の妻や子達は、煙草に関するニュースや喫煙シーンを見ると「タバコには何のメリットもない」と毛嫌いをする。しかし彼らは架空のキャラクターとはいえ「喫煙する事が魅力の一つ」であるワンピースのサンジの熱烈なファンである……

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