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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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【Part 1】メタファー リファンタジオ ハード初見攻略日記〜夢の始まり 幻想の旅〜

・はじめに
 この攻略日記は、2024年10月11日に世界同時発売された、
アトラス社のRPG「メタファー リファンタジオ」

 における1周目での最高難易度「Hard」、での初見の感想や愚痴などを、筆者の思ったままにダラダラとながら書きするものです。

 その性質から生まれる、多少の誤字や文法のミスに関しては、先にお詫び申し上げます。
 ごめんなさい。

 共感の場や、高難易度挑戦の参考などにお読み頂けるとめっちゃ嬉しいというものです。

 ネタバレを事前に防ぎやすいよう、ボスやイベント戦は、
区切り毎に「次ページ ???戦へ」と記述していきます。

 初見攻略にこだわる方は、1区切り終えてからの閲覧を推奨します。
 先に参考にしたいor負け越しているが、難易度は落としたくない方。
 ゲーム実況を見る感覚で読んで頂ける方は好きなタイミングでどうぞ。


・作品共通オープニングムービー

 灰色の肌をした獣人のような見た目の物乞い。
 彼の働きかけを、町人は汚い面で近寄るな、
 と文字通りの一蹴。痛そう。

 貧富と種族の差別が行われる様子を、ヤギのような角の生えた、
 色白の青年が、遠くから見下す画面からこのゲームは始まる。

 絢爛な建物から街を望んでいるので、彼はこの国の権力者のようだ。 
 しかし、上辺だけの平等や人権に対して、苦言を呈するや否や、王族と見られる男の寝込みをナイフで襲う。

枕そんなにいらんやろ

 クーデタから暗転。
 明朝、国王の遺体に集まる権力者たち。
(人型だが、それぞれに顔の色や身体の大きさなどの違いがあるようで、多種族国家であろう。)

 現国王だけでなく、息子の王子殿下も過去にクーデタの被害にあったようだ。
 「王の魔法」の担い手がいないことが問題視されている。
 国防で使われるものかもしれない。

 国王の暗殺ができる人間はわずかだ。犯人の人物像を予想する権力者たち。
 その最中に、おめおめと登場した昨晩の実行犯である色白の青年。
 ルイという名前らしい。

 朝日に照らされた彼は、権力者たちの無力を嘆きつつ
  「果たして誰が次の王として相応しいのか」
と問いかける。

 ここで、オープニングムービーは終了した。

もみあげで小顔効果を狙う斬新な手法

 こちらがルイ様である。ご覧頂きたい。
 紛うことなきイケメンだ。
 その格好良さはずルイ。

 王道RPGとして売り出していることもあって、どうやら中世ヨーロッパのような世界観をイメージしているようだ。
 この辺りは一般的なRPGやライトノベルにも多く見られるものであるし、「リファンタジオ」という名前に馴染んでいると感じる。

 バラバラの種族が共生している部分も、ゲーマーなら、「あーこういう感じね」「うぃーす」とお察しであろう。

 しかし、あからさますぎる人種差別からストーリーが始まる、というのは現代人にも考えさせるオープニングだと思う。
 実際に、オープニングで蹴りを入れている側の肌は白色で、物乞いは灰褐色の肌をしている。
 受け取り方によっては、ダメージを受ける人がいそうだなと思った。


 ゲームを始めるときに、フィクションをしっかり強調する注意もあった。
 すると、これに宗教の世界観や、人権に対する争いなどが絡んでくることが予想される。

 かなり現代人に対しても訴えかけてくるような、(けっこう攻めたテイストの)物語なのかと今の時点では思っている。


・はじめの設定

 →男の声「誰かな?何処からか、私を覗き見ているのは」

 ここで、謎の声にプレイヤーは案内され、声の主の世界に興味があることを伝える。


 プレイヤーは名前を問われる。
 『君自身の本当の名前を』と赤字で強調されているテキスト
 『※この物語の主人公ではありません』という太字のテキスト

 からは、ゲームの世界に誘い込むなかで個人情報を抜き取ってやろう
 という狡猾な意思を感じざるを得ない。

 もしくは配信者の本名バレ事故を狙う周到な落とし穴。

 ここは世界観に従事し、フルネームを入力した。情報漏洩だけは勘弁してください。

 リファンタジオ、という作品名からも想像できるが、「幻想」の持つ力を作品の1つのテーマとしているようである。


    「幻想とは無力な作り物か?」

 謎の声にプレイヤーはその是非を問われる。
 幻想をもつ人間に作られる神話などが、私たちの現実でも、大きな力を持っていることは間違いない。

 そのため、「そう思わない」を選択した。
 幻想の世界がどんな力を持っているのか、プレイヤーたちは声の主と一緒に確かめる。

 続いてゲーム難易度選択へ。beginner、normal、hard、から選ぶことができるが、物語の途中からも設定で変えられるらしい。

 beginnerよりも簡単で、戦闘での負けが発生しない、focus on the story 、も選べるようだが、
 こちらは難易度を後から変えられない。

 FEシリーズや、ペルソナ5シリーズでの各最高難易度は踏破しているので、hardを選択する。
 おれは、敗北を知りたい。

 king of kings という変態向けの高難易度は、
おそらくクリア済みのデータを引き継いで2周目を行うときにのみ、選択できるようだ。
 後の楽しみにしておこう。

 一連の設定を終えると、謎の声のいう「幻想の世界」へと思いを馳せていく。



・オープニングムービー2   主人公の登場

 砂漠を進む馬車に、オッドアイの少年が座って本を読んでいる。
 パッケージの中心にもいる彼が、今作の主人公である。
 あまり人間と大差ないビジュアルと見られる。

その前髪は君にしかできないよ。

      「上手く潜入できたね。」
 カバンの中から小さな妖精の女の子が話しかける。可愛い。たぶん相棒、andマスコット枠。

 読書をしながら周りを伺う2人。
 ヤギのような角のある人間や、エルフのような尖った耳を持つ乗客ばかりだった。 
 近頃、各地で謎の化け物の出現が危ぶまれているらしい。


 突如バカデカい足にカットが映る。
 これは化け物に襲われるのか、と想像した。
 そのタイミングで、巨大な魔物?の足がついた大型の人工戦車が乗客を襲う。


 こちらを「鎧戦車(がいせんしゃ)」
 襲撃で使った炎を出す杖は、「魔道器(まどうき)」というらしい。

 強盗のようで、鎧戦車(がいせんしゃ)に乗っている人間も、ヤギ角族やトンガリ耳族だった。

髪質(毛質)も違うっぽい

 ルイ様の時代が訪れる。
 力なきもの、従わないものは全てを差し出せ。
 強盗たちはルイの信奉者のようで、乗客に金品を差し出させる。

 主人公の見た目に驚いた強盗は、汚れたエルダ族に生き残りがいたとは、初めて見たと発言。
 どうやら主人公は絶滅したとされる種族のようである。
 角や長い耳などの「特徴がないことが、特徴の種族」のようだ。
 そしてかなり差別を受ける方の種族らしい。

前髪だけじゃなくて服も個性強い。その刺繍なによ

 主人公は持っていた本を奪われまいと抵抗する。

 その隙を突いて別の乗客たちが逃げようとするが、強盗の1人がその乗客を殺害せしめた。

 馬車に乗っていた、背の高い女騎士がこれに応戦。
 強盗たちはそりゃ激おこになる。

 今はお前に構っている暇はない
 と本・妖精ちゃんとともに、崖下へと蹴り飛ばされる主人公。
 ここが砂漠地帯で良かったね。

モザイク入れた方が良いんでしょうか。
半分くらいはお姉さんのせいではある


 プロローグは「被差別種族」が蹴りを入れられるシーンに始まり、終わる。
 
 短いムービー2つを通して、ストーリーの持つ世界観や、重要人物への焦点の当て方がコンパクトで、綺麗だと思った。

 気になったのはやはり、物語の主人公ではない「こちら側の人間」のフルネーム
 を要求してきたことである。

 現実の世界と、幻想の世界、というのが
 「こっちの主人公」と「あっちの主人公」が生きる世界のことで、
 どこかで出会ったり、敵対したりするのだろうかと思う。

 それとも、主人公ってのはいつの時代も生まれやお家が特別だったりするので、名前は共通なのか?


 生まれの特別性と言えば、主人公の人種も気になる。
 「ビジュアル面での特徴がない」という点だけなのか、
 それともオッドアイや青髪がわずかな特徴なのか。

 差別を受けていることを考えると、特殊な力を使える人種だった。
 歴史の中でそれを良しと思わない人たちに絶滅させられたとか??


 「エルダ族」はelder、から歴史を何かと彷彿とさせてくるのだ。
 年長者の人種と捉えるならば、暦が出来るより前くらいの太古に、生きていた人たちのことではないか。

 ここで、現代人のプレイヤーである私たちの名前を入力させたことを考える。

 すると、太古の時代には、文明が現代よりも高く発展していた。
 それゆえに一度戦争で滅び、文明がリセットした。
 いわゆる、「旧世界論」の展開を思いつく。

 エルダ族は、「プレイヤーである私たちの子孫」という設定だとここでは予想させてもらう。

      当たれぇぇ!(渾身の叫び)
 
 

Part2   北の砦編A へ続く

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