
【Part 7】メタファー リファンタジオ ハード初見攻略日記 レガリス大聖堂編-A 〜護る鉄壁 打つ鉄拳〜
・はじめに
このページは、メタファー攻略日記のPart7です。
レガリス大聖堂へ入るシーンから
ピンクのパリパス族の女性が名乗るシーン
までのネタバレを含みます。
誤字や文法のミスがあったらごめんなさい。
気温の変化に指がついていけないからです。
・死霊使いの男を止めろ
突然のグライアスの死で、心を痛めてしまったストロールと、なんとかガイコツたちの討伐に成功した。
→赤髪の女戦士「なぜなんだアルセス、、、。
復讐で命を落とすなど、お前らしくない、、。」
プレイヤーはグライアスの回想シーンで、この2人が面識があったことを知っている。
しかし、主人公とストロールに関しては、なにがなんやらである。
赤髪の戦士は、グライアスの遺体を近くの墓地に埋葬するよう、部下に頼んだ。
その場に残った主人公たちに、
彼女は「ヒュルケンベルグ」と名乗った。

彼女によると、死霊使いの男はレガリス大聖堂にある神器「王笏(おうしゃく)」を盗むつもりのようだ。
今から彼の企みを止めたいらしい。
一方、こちらも王位の正統後継者である、王子を復活させる前に、ルイに王位を継がせるわけにはいかない。
目的の一致した3人は、レガリス大聖堂へと向かう。

大聖堂の前にある広場を進んでいると、怯えた女性から声をかけられる。
死霊使いの男が、ガイコツたちを解き放っているという。
しかし、まだ中には一般人である信徒が大勢おり、その中に彼女の子どもがいるという。
死霊使いを追う道中で、彼女の息子も救出すると約束する。
大聖堂に入った3人は、落ちてきた瓦礫によって分断されてしまう。
主人公とストロールは、上階でヒュルケンベルグと合流することに決めた。

あまり認めたくはないが、分断されてしまった。
ここからも2人パーティだ。
しかし、道中にいるガイコツ兵士「スケレト」たちは、こちらより格下の敵である。
そのため、フィールドアクションだけで全員なぎ倒して進むことができる。
書斎に隠れていた小さな子どもを発見。
近くで救助をしていた国軍の兵士に、彼を母親のところへ送り届けてもらうことにした。

2人は、無事に上階でヒュルケンベルグと合流することができた。
3人で死霊使いの男を止めるために、王笏(おうしゃく)が封印されている最上階へ向かう。
しかし、再び大聖堂が崩れる。
落石によって、3人の上へ進む道が塞がれてしまう。
先ほどのものは、偶然ヒュルケンベルグと2人の間に落石があったものだ。
今回は、上にいたルイ派によって、意図的に進路を塞がれた形となる。
気づかれてしまったらしい。

ここで、ヒュルケンベルグがグライアスの同僚であったことを知る。
グライアスというのは、特命任務のために名乗っている偽名で、
本名は「アルヴィド・アルセス」というそうだ。
このゲームはファースト、ラストネームの形式であり、アルセス家のアルヴィドと捉えるのが正解。

彼は王子殿下の剣術を教える。
一方、ヒュルケンベルグは王子殿下を守るための近衛部隊に所属していた。
王子が呪いを受けた夜は、まだ新米だったという。
消息を絶ってしまった王子のことを探すために、たった1人で「捜索隊」を名乗り、1年以上も国内を旅して回っていたそうだ。
グライアスの性格に似つかわしくない復讐。
それと、一緒に行動していた主人公たち。
2人の使う謎の変身が、魔道器なしで魔法を出せること。
に疑問を抱くヒュルケンベルグ。
残念だが今の時点では、特命である。
王子の存命やアーキタイプのことは、上手くお茶を濁すことにした。
大聖堂には、近くにある納骨堂との地下連絡通路があるらしい。
地下からの進行を試みる3人は、広場まで戻って納骨堂の入り口に向かう。
降りてきた3人は、騒ぎを聞いて広場までやってきたファビアンヌと鉢合わせる。
彼女によると、グライアスの姿が見つからない。
さらには、マリアのことも見失ってしまったらしい。
彼女の夫である、グライアスがもうこの世にいないことを悔しそうに伝える。
軍人であったときから、死期がいきなり来るであろうことは予想していたファビアンヌ。
それでも夫の死を目の当たりにして、感情が溢れてしまう。

ストロールは自分の非力さに腹を立てる。
マリアに関しては、まだ広場の近くにいるはずなので、行方を探すことにした。
一向が見つけたのは、気を失って倒れてしまったマリアの姿であった。
夫が亡くなったかと思いきや、娘がぶっ倒れているところを矢継ぎ早に見せられる。
ファビアンヌさんにとっては地獄みたいな時間じゃないか。

2人の営んでいるお店の常連客が、マリアのことを見てくれていた。
騒ぎを聞いて、ファビアンヌより先に広場へ駆けていったマリアであったが、
逃げる人たちに押しつぶされて、気を失ってしまったようだ。
マリアに救いがなさすぎる。
年老いた権力者たちが、我先に逃げていく。
子どもたちがそれに置いていかれる、というのがこの国の現状である。
このような腐った部分を国の根本から変えたい、というルイの野心に関しては、一概に否定できない。
しかし、彼は子どもたちを救う目的より、権力者たちを引き摺り下ろす目的のほうが、先頭に来てしまっているように見える。
それが、マリアのような弱者サイドの犠牲を生んでいると考える。
マリアをファビアンヌと常連の客に預けて、3人は死霊使いの男を追いかける。
地下納骨堂を進むと、3人が目にしたのは怪しい結晶であった。
廃鉱山で、人面鳥が守っていたものと同じである。
これは生き物を凶暴にするうえ、「ニンゲン」を引き寄せることがある。
道を塞ぐように置かれている結晶は、ルイ派が設置したに違いない。
こんな危険なものは、一刻も早く破壊してしまうべきだ。
しかし、結晶には番人が付きものだ。
主人公たち3人は、想像していなかった「番人」と出くわすことになる。

死んだ人間を自分の操り人形にする魔法。
あの男の十八番であることから、プレイヤーとしては少し予想できる部分はあった。
だが、いざ人形として好き放題されると、普通に胸くそ展開ではある。
死体とはいえ、仲間に剣を向けることを躊躇ってしまう3人。
ヒュルケンベルグは彼を説得しようと試みる。

しかし、胸元をガッツリ剣でえぐられてしまうのであった。
彼女は苦しみながら、彼に問いかけ続ける。
→ヒュルケンベルグ「どうして復讐という道を選んだ、、、。
どうしてあの日、、、私を置いて行ってしまったんだ、、、。」
命を賭して守ろうとしていた王子と、同僚で上司でもあったグライアス。
王子が襲われた日から、この2人が行方不明となってしまった。
その日からずっと、孤独感に襲われ続けてきたようだ。
ヒュルケンベルグは目を閉じ、王子のいる場所へ連れて行ってくれるのがグライアスで良かった、と事切れそうになる。
ここで主人公は、彼女を救うために真実を伝えた。
→主人公「王子はまだ生きている!」

突如として、謎の声に覚悟を聞かれるヒュルケンベルグ。
王子がまだ生きている以上、まだ死ぬわけにはいかない!
と、自分自身の意志で戦い抜くことを選択する。
自身の中に眠る、恐れや不安の感情。
謎の声曰く、それらに「気高き別れ」を告げたことで、彼女の中から英雄の力が目覚める。

余談だが、現実でも貴族や西欧の一部地域では、ミドルネームや先代の名前まで世襲する文化がある。
そのため、ピカソの本名がめっちゃ長いとかは有名。
ストロールも本名は、
レオン・ストロール・ダ・ハリエイタス。
ヒュルケンベルグは、ラストネーム。
つまり、自分から家の名前を名乗っているのだ。
P5の明智くんみたいに、苗字がキャラクターの愛称として浸透することもあるので、個人的にはアリです。

アーキタイプ「ナイト」の覚醒によって、護るための力を得たヒュルケンベルグ。
近衞騎士であった身分からも、納得のいく英雄の姿であると感じる。
ナイトの特徴は、その防御力。
ほとんどの敵の通常攻撃は「🗡️斬撃」属性。
ナイトはこれを半減する。
ヒュルケンベルグ自身の、「耐」ステータスの伸び具合と相性が良く、まさに鉄壁だ。
専用技「騎士の名乗り」
は、味方たちが次のターンに受ける「単体攻撃」を全てかばうことができる。
これで、耐久面に自信のない「マジシャン」や、「ヒーラー」を身につけているキャラクターがいたとしても、安心ということか。
ナイトが居ないと勝てない、と。
ストロールが不安を受けて、攻撃の連鎖があった前回。
ここでは施療師「ヒーラー」を受け取っていた。
今回は、ヒーラーなどを守るためのナイトを受け取る、という順番。
RPGのチュートリアルを、ここまでキレイに物語の展開と合わせて落とし込めるのはすごい。
〜BOSS 死人グライアス 戦〜

さらに、ここで合体技が解禁。
「ジンテーゼ(英名synthesis)」という。
2人分のプレスアイコン(行動のできる回数)を、使わなければならない。
MPも2人合わせて消費する。
ナイトの持つジンテーゼ「ジャンプスラスト」で攻撃と同時に、敵の防御力を下げることが可能になった。
他に、守りを固めるバリアも打てるよ。

敵にカーソルを合わせるだけでOK。
アンデッドになったグライアスは、ヒーラーの光魔法が弱点だ。
主人公をヒーラーにして攻めていくが、このアーキタイプを装備すると、打たれ弱くなる。
そこで、ヒュルケンベルグに「騎士の名乗り」をしてもらって、攻撃をかばってもらう。
今後はこのようなタンク(味方のことを守る役割のこと)の編成が、鍵になってくるであろう。

本当の死の間際、娘のマリアが平和に暮らしていける世界を望む。
グライアスの意志は、ヒュルケンベルグも合わせて3人とガリカちゃんに引き継がれる。
アーキタイプに覚醒した直後のヒュルケンベルグは、体が上手く動かない。
というか、それ以前に急所に1発もらっている。
ストロールやガリカちゃんの説得もあったので、この日に大聖堂へ乗り込むことは、控えることにした。

みんなで、「蜜蜂のささやき亭」に戻る。
どうやら、マリアが引きこもってしまったという。
当たり前すぎる。
苦しくても飯だけは食ってくれマリア。
明日から、大聖堂を攻略する3人。
王子の存命という秘密と、彼を呪いから救うという目的。
これを共有したヒュルケンベルグは、主人公たちの仲間になる。

ヒュルケンベルグとの絆ランクが0→1になったことで、仲間がナイトを装備できるようになった。
彼女によると、王笏(おうしゃく)がある部屋は魔法で封印されているようだ。
死霊使いがその封印を解ききる前に、彼を倒せば良いのだ。

ガリカちゃんは、今回の件で自分は上手くできなかったと反省する。
会話の選択肢で「うん、反省して」を選べます。
選びました。拗ねちゃいました。
ごめんなさい。
ガリカちゃんは、同士の死を目の前にして、自分のできることを何だってすると決めた。
2人でこれからも頑張っていこうと約束する。
初のボンドランク1→2。


MAG(魔法的な粒子、経験値やお金と入手)
が安くなった。
さらに、寝ているタイミングでモアに呼び出される。
→モア「君たちの同士の死は無意味ではない。
彼の中にある英雄の意志が、君たちに引き継がれるからだ。」
モア。分かってるやんけお前。

プラトンのイデアからでしょう。
プラトーの「幻影」を、ダンジョンに派遣してくれるという。
プラトーの幻影(イデア)に触れると、ダンジョンの中でもセーブが出来る。
また、ダンジョンの入り口に戻れる。
この2つは、安全な部屋「マグラの穴」でも出来る。
加えて、モアの書斎「アカデメイア」にワープ出来るのだ。
これだけのアイデンティティなら、どっちかに固定で、出来ることを纏めちゃっても良かったのかなって思ったり笑。

翌朝から、6/21までにクリアしないといけない、期限付きのストーリークエストが始まる。
あと10日という期限の中で、レベル上げをすることができる。
また、このゲームを進めていく際に必須となる、主人公の人間としての素養、「王の資質」を上げることも可能。
まんまペルソナじゃねーか。
ちなみに、上げられる人間パラメータは、
「勇気」、「見識」、「包容力」、「説得力」、「想像力」の5つ。
ペルソナ5では、
「度胸」、「知識」、「優しさ」、「魅力」、「器用さ」の5つ
最後以外もろ被りじゃねぇか。
ちなみに、これ以外でなぜ攻略期限が存在するかというと、
レガリス大聖堂の攻略の途中で、MPが切れてしまって魔法が打てない、となったとき。
1度街に戻ると、翌朝には全回復する。
これを使って、2〜3日に分けて攻略することができるからだ。
余裕を持たせたいので、初日から大聖堂を攻略するよ。
・レガリス大聖堂 下層

納骨堂を進むと、先客に出会う。
大聖堂が、暴走した生き物とガイコツたちに占領されていることに、腹を立てている。
まだ中に閉じ込められているパリパス族などの、弱い種族・身分の人たちを助けたいそうだ。
彼らは、ルイ派によって人質に取られている。
そのため、国軍は身動きの取れない状況のようだ。
ここで自分が行くしかない、となってしまった。

よく見ると、彼女は傷だらけだ。
1人でここまで来れただけでも、相当な実力者であることは間違いないのだが。
ストロールの提案で、主人公たちで代わりに救出してくると主張する。
しかし、劣等のパリパス族を助ける時点で、何か裏があると怪しまれてしまう。
この価値観が普通って、世知辛すぎだろ。
怪我が痛む彼女は、仕方なく主人公たちに頼むことにした。
主人公たちは、魔物の住処になったレガリス大聖堂の最上階を目指しながら、人質の救出も狙う。
番犬ハンドー

犬。
野犬が番犬になっただけです。
もう説明するのも面倒レベルの雑魚。
恐番犬ハンドー

こっちは強い。
同格の相手。
よって、フィールドアクションで攻撃をくらうと、ダウンして先制される。この数に。
炎技を多用する。
赤犬だから?!
主人公が「シーカー」装備だと、弱点をつかれてしまう。
連鎖が始まると、ワンチャン全滅も視野。
計1敗(戦闘のやり直しや逃亡も含める。)
蒼のエルメンタ

謎の浮遊体。
体力が高い上に、1ターンで仕留めないと逃げる。
ハードでは敵へ与えるダメージが、かなり少なく設定されているので、1ターンキルは厳しい。
もちろんフィールドアクションでも、一定時間で逃げる。
経験値が多いんだろうな、と見せかけて💴。
しかも、犬より多い程度。
フル無視でいい。
一向は、人質が囚われている部屋を見つけた。
鍵がかけられていることを確認し、持ち主であるルイ軍兵士を探す。
すると、近くの部屋で寝ている兵士と、机の上に置かれた鍵を発見した。

ルイ軍・魔道兵

数が多い上に、あの赤犬と出てくる。
んで、こいつも杖から🔥。
主人公用っぽいアーキタイプの「シーカー」が、ことごとく拒否されている。
前回、モアから「ヒーラー」をレベル10にして欲しいと言われていた。
(アーキタイプはA-EXPを獲得し、別途のレベルアップを行う)
主人公はヒーラーが良いかもね。
やんちゃな主人公のせいで、スッと取れる鍵を強奪したのですが、人質の解放に成功。
しかし、一部の人質はすでに事切れていた。
その中には、あのパリパス族の女性が助けたがっていた小さな女の子もいた。
辛抱できずに主人公を追いかけていた彼女も、部屋に入り状況を確認する。
見返りもなく、自分の代わりに人質を助け出してくれたこと。
悲しみながら、主人公たちに感謝する。

小さな女の子は、貴族の召使いだった。
貴族たちを逃がすために、残っていたのだという。
避難した貴族たちは、「汚いパリパスでも、人の役に立つ時があるんだな。」
と言っていたようだ。
少女は、パリパスの女性に
「貴族の召使いとして働ける、仕事をもらえて嬉しい。」
と目を輝かせて言っていたそうだ。
→パリパス族の女性「ちゃんとしたお礼は次まで待ってもらえない?
その時まで賞金稼いで来るから。
言ってなかったっけ?
アタシ、『賞金稼ぎ』のキャゼリナ。」

キャゼリナの夢は、理不尽な差別のない世界だった。
「パリパス族」に生まれたから、という理由で、まともな職にも就かせてもらえない。
いじめや差別の対象になる。
彼女は生まれつき身体が強かったから、賞金稼ぎとしての仕事があるのだった。
→キャゼリナ「そんな世界間違ってる。
アタシがこの拳で、ぶっ壊してやる!」

→キャゼリナ「どっちが世界を変えられるか、、勝負!!」
共闘関係として握手したことで、キャゼリナから「格闘家」の生き様を学ぶことができた。
これによって、アーキタイプ「モンク」が装備できるようになった。

MPではなく、HPを削ってスキルを使える。
お・前・を・待・っ・て・い・た
このためのパワー!特化育成。
いつもより長くなったので、感想短め。
このゲームは人種や文化の共生、をテーマにしていることは強く伝わってくる。
その中で、今回は「性別」に触れたい。
「ナイト」、「モンク」ともに「男性」のイメージがあるのではないだろうか?
ナイト様、というと男性の騎士を想像する。
女性ならモンクではなくて、「シスター」を使うのでは?と考える人もいるだろう。
しかし、どちらでも生き様「アーキタイプ」は、女性から受け取る。
職業を、見た目や生まれで決めないで、という我々への投げかけ。
それをアーキタイプからも、キャゼリナの台詞からも受け取れる、美しい構成だ。
これを綺麗と言うこと自体が、ジェンダーに対する軽視と批判されるかもしれない。
だが、アトラス社の「強い女性」の描き方は綺麗だ。
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