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カナダ横断のスタートの地、トロントへ。
皆さん、こんにちは。
旅人のタロです。
さて、今回の話ですが。
2日ちょっとしかいれられなかったモントリオールから離れ、トロントへと移動する時の話をします。
ぜひご覧ください。
さよならモントリオール
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早朝に起きて、朝食を簡単に済ませる。
ただ、簡単すぎて栄養バランスが気になるが。
朝8時30分にはモントリオールの駅へと向かわないといけない。
なので、こうするしかなかったのだ。
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チェックアウトを済ませて足早に駅へと向かう。
ちょっと時間がギリギリだが、間に合うだろうか。
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なんとか間に合った。
さて、駅へと入って時間まで待つとする。
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駅内で待つこと10分。
トロント行きの乗車列が形成される。
この辺が最後尾かな?と思いながら並ぶが、ここではないと。
少し詳しく聞くと、最後尾は壁際にあった。
ここはコミケかて。
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壁際の最後尾に並び、受付開始まで待つ。
すると、自分の後ろにどんどん人が集まっていく。
「…早めに並んでおいてよかったわ」
そう安堵の息をつくのも一瞬。
受付の開始合図が駅内のアナウンスに流れる。
流れた瞬間、足早に乗り場へと列が流れていく。
受付のやり方は簡単。
チケットわたすだけ。
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その後はエコノミーの車両に乗って、そのまま発車時刻まで待つだけ。
受付してしまえば簡単に乗れてしまった。
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列車は動き出した。
トンネルを抜け出し、モントリオールの街並みを10分ほど眺めていれば一瞬にモントリオールの風景はなくなる。
カナダ横断の2つ目の都市、モントリオール。
2泊3日した街だったが、こうして移動すれば一瞬の出来事のようになっていく。
少し寂しさを覚えた、旅の出来事だった。
トロントへと到着
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移動すること約5時間。
トロントへ到着。
ようやく、スタート地点まで戻ってきた。
そんな気がした。
日本から直行便でトロントへと行き、そこからハリファックスへ。
そのトロントへと、ようやく戻ることが出来た。
もしかしたら、自分の旅はまだ始まっていなかったのかもしれない。
このスタート地点に辿り着くことによって、ようやくスタートしたという感覚があったのだ。
今はまだわからないので、とにかく旅をしてから色んなことを考えようと思う。
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トロント駅の高さのあるプラットフォームへと出る。
あまりの大きさに、少しだけ立ち止まった。
「これが、カナダか。」
そんな変な感覚に酔いながら、さっさと行動に移すことにした。
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宿は、地下鉄で30分かけて移動した場所にある。
この地下鉄の雰囲気が、とても名古屋駅の地下鉄に似ていたのは自分だけだろうか。
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それならチケットも簡単に買えると思うだろう。
やはりここでも足止まり、駅員さんヘルプ。
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ようやく購入できたので、駅のプラットフォームへ。
全ての地下鉄のホームには安全エリアがあると聞いたので、その安全エリアへと向かい、電車を待つ。
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電車が辿り着き、30分かけて移動していく。
電車の乗り継ぎにはかなり大変だった。
なぜなら、地下鉄はネット環境すら一切ないのだ。
なので、ネット環境無しで辿り着いたのは今でも不思議なことだ。
その後、大雨に降られながら宿へと向かい、トロントへの移動はようやく終わる。
1日の中で移動出来るのは有り難いなと思いつつ、短いと感じてしまった自分の感覚に、そろそろカナダの移動に慣れてきたと思う自分だった。
次回予告
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無事トロントへと辿り着き、トロントの簡単な旅を始めていく。
そんなトロントでは、どんな旅が出来たのか。
次回「カナダスケールを知った日」
良い旅路を。