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2020年の後もずっと手越祐也を追ってたファンがイッテQで情緒大爆発

今日、イッテQがあった。嬉しすぎて、HDDレコーダーのリモコンが壊れて「もう使わない」と放置してたけど、買い替えた。
録画がしたくて。
知ってるか?アイドルのオタク辞めると、録画機能ってほんとに使わなくなるんだ。

私は男性アイドルグループNEWSのファンを熱心にやっておりツアーの為に日本全国飛び回り地理に詳しくなっていた程度に、オタクだった。
手越さんが好きで、ピンクの服をツアーの度に新調し、ネイルを塗り、髪を整え、生きる活力を頂いていた。

そんな生活が2020年から一変した訳だけど、そこはもう皆さんご存じだと思う。それから色んな事があった。
語ると長くなりすぎるので端的に、振り返ってみたい。

・2020年 事務所退所 グループ脱退
私は手越担だった為、連日の報道や周囲から興味本位で色々聞かれたりなどかなり弱ってはいたが、脱退自体は実はそこまで驚く事ではなかった。
彼のオタクをやっていたら、彼はいずれこの事務所をやめるのだろうなというのがの雑誌インタビューやライブMCの端々から汲み取れたのだ。
ただタイミングとしては最悪だった。
4部作の完結作を控えており本人もこれが終わるまでは、と考えていたが、コロナ禍は色んな人の人生を狂わせた…
手越さんがコロナ禍中に飲み会をしたのは軽率だったと思うし、私も当時エッセンシャルワーカーとして皆がステイホームをしている中出勤を強いられ日々不安に過ごしていたので彼の行動は普通に悲しかったし、腹が立った。それは越えてはいけない一線じゃないかと。
後々から、事務所の許可を得たうえで、独立後の仕事関係の会食の場だった、というのを知り、納得感も出来たし、事務所はそれを隠すのはフェアじゃないなと思った。
今となっては飲み会くらいで…という空気感になってるが、当時の状況を考えると「軽率だった」と思うのは現在も変わらない。
でも、それが手越さんの応援を辞める理由にならなかった。


・他の推しを探してみる

カッコイイ男性アイドルは星の数ほどいる現代、私は傷ついた心を癒すために同事務所の他アイドルのライブに行きまくったり、いろんな舞台を見に行ったりしてみた。それぞれに素敵だったけど、「彼に似た人」を探している自分に気付き、そしてどこにもいない事を知って諦めた。
顔がかっこいい人はたくさんいる、バラエティが得意な人も、歌が上手い人も沢山。でも「手越祐也」って特別な人で、ステージで見る彼の魅力に代わるものは日本中探してもどこにもいなかった。
彼の個人ファンクラブに入った。謎の会員証が届き、謎のサイトとか謎のYouTubeを見た。運営は正直下手だった。ご愛敬というか、まぁ…徐々によくなっていきました。ファンなので、それすら愛しかった部分は正直、ある。でも、今でも正直、ちょっと下手です。

・『NEWS』と、ファン達と、別れ

私はいわゆる「箱推し」というものでグループ全員が大好きで応援していた。その上で手越担だった。(単推し=一人しか好きじゃない、箱推し=グループみんな好き、みたいな概念でした。その中でも特別好きな人がいる、という感じで平和思想が強かった)
なので、手越さんを応援しつつ、グループに残った3人のことも応援するし、オタク活動で知り合った知人たちとも交友を続ける気でいた。
しかしそれが甘い考えだったことを知った。
手越くんも、手越くんのオタクもNEWSが好きだっけど、NEWSのオタクは手越君の事が嫌いになっていた。
NEWSの気持ちはわからないけど…でも、もう「仲間」として全然思ってくれてないんだ、と知った。かつての、ですら。

本当に…本当にびっくりした。6人から4人になったとき、やめていった二人の事も応援しているし、幸せになって欲しい、と過去ライブのMCで言っていたので、私は、道は違えたけどそれぞれに頑張って行こうね!と思ってくれるのかと思っていた。ファンも。でも全然…そうじゃなかった…
後から思い返すと、これ言ってたの手越くんだった。じゃあもう 「完」 でしかない。
ファン達も、あんなに「てごちゃんかわいい~!」とか、「手越くん歌うまい!」とか、褒めてくれてたのに、私のTLが罵詈雑言で溢れかえった。
今みたいにおすすめ欄があるわけじゃない。当時の、私が好意を持って選んだフォロワーたちが、手越さんに敵意を持って叩いていた。
迷惑だと、許さないと…あんなにかわいいと言ってくれていたのに…

私はアイドル応援垢を消して、細々と鍵垢に籠ることになった。

手越さんが本来参加するはずだったライブツアーが決行され、オーラスの配信があった。手越ファンにも是非見て欲しい!と勧められたので買ってみた。
そこには「手越さんの脱退によってボロボロになった3人がなんとか駆け抜け泣き抱き合い、それをファン達が号泣しながら見守る」という映像が写されており、私は…見なければ良かったと思った。
自分の愛した人が、大好きな人達を傷付けている現場なんて、観なければよかった。
勝手に傷付いた。だから、見なければよかった。

(この辺、特に以下に関しては視点の違いによる印象がかなり異なるので、テメーッなに嘘書いてるんだよ!と思う3人のファンもいると思う。あくまで私の視点でそう見えただけです。)

現メンバーの心情はファンにはわかり得ないですが、以前知人からチケットを譲ってもらった。
あれから数年経ち、3人の活動も落ち着いている様子だったので、今なら観て楽しめるかもな!と前向きな気持ちで観に行った。元々大好きなのだ。三人の事も。
久しぶりに見た3人のNEWSは、MC中に手越さんの悪口を長尺で言い、それに観客たちが爆笑する、という時間があり、私はほんとに…来なければ良かったと思った。
テレビでやる悪口プロレスなら、お茶の間向けのエンタメだろうなと処理出来たけど、お金を払ったもののみのファンコミニティでやる事じゃないだろう。
内容がエンタメではない、本当に普通の悪口だったし、私が行った会場は関東の大きめなところで、きっと私以外にも手越さんのファンで久しぶりに来た…という人はいたと思う。
手越担の私達は…私は、もうNEWSのお客さんじゃないんだ、となり、悲しかった。
帰り道、普通に泣いたし、もう二度と3人のライブは見れないと思った。
(個人をバッシングしたい訳ではないので誰が特に言ってた!!とかはここに書きませんが、かといって全員が言っていたという印象でもなかったので、それだけは補填しておきたい…)

大好きだった人達のそんな姿は見たくないし、それを聞いて笑ってるファン達とも一緒にはライブを楽しめないと思った。
アイツは最悪だし辞めて迷惑かけられたから何言っても俺達、私達は許されるって事?
手越さんは辞めた後も配信などで、褒めることはあれどNEWSを貶すことは、少なくとも私が見てる中では一度もなかった。ただただ悲しかった。
一定時期を境に、迷惑がかかるので、と3人の名前を出すのを辞めた。

4人が大好きだったし、4人を応援している時間が本当に楽しかった。
あの日々はもう絶対に戻らないんだと知り、また泣いた。



・個人のライブツアー、仕事など

すごい恨み節みたいになっちゃったけどもう終わった事だし本題はそこじゃない。
退所後、初手YOUTUBE、最初こそ良かったものの失速の一途であったり、謎の本が出たり
(買ったけど、下品なグラビアを撮らされており、悲しくなり、ほぼ読めてない。目次見るだけで悲しい)
(出版社の売り上げ重視思想が滲み出てるのもしんどい)
ファンクラブに入ったはいいがコロナ禍でライブもないし、ど~~なっちゃうの~~~???という期間がそこそこあったが、ついにツアーが始まった。
ライブハウスだった。今まで東京ドームとかで、バカ高い値段の双眼鏡で拡大しまくってみていた人が肉眼で見れる距離の会場でやると知り、かなり複雑になった。
近いのは嬉しい。狭いのは悲しい。

色々思うところがありつつ平日だったため仕事終わりに信じられないくらい走ってゲロ吐きそうになりながら会場に着く。
関東の会場は羽田と横浜なんですよ。どっちも行きづら過ぎて本当に辛かった。今はもう絶対休みをとっています。

ファン層は、かなり派手な人たち、と、仕事帰りであろう、人に二分されていた。
これは推測だけど手越ファンは数々のスキャンダルを乗り越えて来た猛者たちなので、生き残ったのは荒くれ達と「無理のない範囲で応援」スタイルに切り替えた人達が生き残った印象を受けた。
デヴィ夫人から花が贈られていて嬉しいな~と思っていたら、会場に普通に来てたりして、嬉しかった。頭部見た。
イッテQの関係者の方と繋がりが見れたのは本当に嬉しい。

夫人からの花

肝心のライブは、久しぶりに見る手越さんに自分はどういう気持ちになるのか、っていう不安も正直あったけど、
いざ始まったら彼はドームにたっていた時と全く変わらぬ姿と歌声でそこにいて、それが肉眼で見れて、普通に泣けた。
狭くなった会場でも輝きは失われず、やっぱり彼の代わりはどこにもいないんだ…と思った。
スポットタイトに照らされた美貌も、圧倒的な歌声も、本当に双眼鏡で覗いて胸を焦がした当時のそのままだった。
歌だけでなく踊りも激しく観ていて全然飽きなかった。飽きない工夫をしてくれているのを感じた。

一人になったことによりMCは圧倒的につまらなくなったが笑、ここまでついてきてる猛者達はもう彼が笑ってステージにいるだけで嬉しいので、そこはもう、良い。
何度も同じ話してるなとか、いつまでこの話してるのかなとか、そういうのは、いいんだ。
嬉しそうに喋ってる姿は、可愛いので。


手書きの看板


ライブ会場に初めて行ったため、ワンドリンクの制度に戸惑ったのも良い思い出になった


・イッテQと宮川さん

手越さんは事務所退所後、すぐにインスタを開設して、フォローを返してくれていた人たちはイッテQの人達が多かった。イモトさんやあさこさん、そして宮川さん…
正直、手越さんの立ち位置はかなり危うかったので、フォローを返すのにリスクはあってもリターンは少なかったんじゃないかなと思う。
でも、返してくれて、嬉しかった。
今回、タイで宮川さん達と手越さんが偶然出会っていた話を聞けて、本当に本当に嬉しかった…
手越さんは配信やMCなどで何度もイッテQへの愛や、「ノーギャラでいいのでまた出たい」と言っていた。他の仕事も大切にしていたと思うが、イッテQは特別だったんだと思う。
そのイッテQが、今回復活祭を企画してくれて、編集も丁寧にしてくれた。

かなりエモ寄りに編集してくれていて、私はオタクなので笑ってるのが映るだけで嬉しかったけど、世間的にはもっとテイッ無礼無礼チャラ男ブイブイ!!っていうのが求められていたのでは…?と思わなくもなかった。
これで大丈夫?期待に応えられてる??と不安になる。
けど、これ多分番組側が意図して良く映るようにしてくれたんだな~と感じた。

この人は色々あって反省してその上で前を見てやってきて…っていうの、私は「知ってます」って感じだったけど、
世間は4年振りに見るわけだから
これを繰り返し伝えてくれるのって、彼がお茶の間に戻る上でとても大事なものだったんだなと気付いた。
手越さんが特別大事に思っていた番組が、手越さんを大事にしてくれて嬉しい。

4年間、本当にいろんなことがあった。私の生活環境も変わったし世間の雰囲気も変わった。まさか事務所がこんなことになるとも思わなかったし。
正直、それもあったから、お茶の間に戻れたというのも、あると思う。

最初は正直どうなんだ?と思った東北の米作りも、シングルマザー家庭の支援も形を変えながら、ずっと続けていて、本当に、すごい。
そこから仕事につながっているものもあるし、すごい。
世間がなんと言おうと、自分がやろう、と思ったことを続ける力があって、本当に、励まされる。

2020年から本当にいろんな感情を体験したけど、手越さんをずっと応援してこれて、良かった。

本当に本当にありがとうございました。
イッテQの発表があってから2週間、ずっと嬉しくて、ずっと楽しみにしてました。
世間も、炎上とバッシングに慣れ切った手越担の私には優しい声が多すぎて、これは…夢???となりました。
世論もブームも、常に変わるから、これは一時的なもので、それはわかっている。またすぐに嫌なことがあるかもしれない。

でも今嬉しい、ありがとう、と感じてる気持ちは本当なので、これを大事に抱えて、今日は眠ります。

いつかまたイッテQに出て欲しい。
ずっと貴方を応援しています。
ファンより。

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太郎
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