2025年おすすめのボロ株と有望ボロ株の探し方徹底解説
ボロ株は株価の低い低位株の中でも、特に株価の低い銘柄を指します。
具体的な定義は定まっていませんが、株価100円以下の銘柄をボロ株・超低位株と言うことが多いです。
ボロ株の魅力は何と言っても、大化けの可能性を秘めている点。
ボロ株の中には伸びしろのある銘柄が多く眠っているため、きっかけさえあれば大化けに期待ができます。
今回はボロ株の中でも2025年におすすめの銘柄を紹介すると共に、有望なボロ株の選び方、過去に大化けしたボロ株の共通点を紹介していきます。
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2025年ボロ株のおすすめ5選
2024年も残りわずかとなった今、2025年の投資先を物色している方も多いでしょう。
ここでは2025年におすすめのボロ株を5銘柄厳選し紹介していきます。
1.北浜キャピタルパートナーズ(2130)
時価総額:48億円
株価:23円
事業概要:不動産ファンド事業や販売用不動産投資事業、オフグリッド蓄電池システム事業、M&Aアドバイザリー事業等
業種分類:サービス
市場名:東証スタンダード
上場年月:2006年12月
北浜キャピタルパートナーズは特に不動産関連に強みを持つ投資運用企業です。
不動産ファンドや販売用不動産投資などを手がけています。
北浜キャピタルパートナーズの強みとして挙げられるのは、経験と実績。
北浜キャピタルパートナーズは、不動産ファンドの管理・運用に豊富な経験と実績を持っています。
近年では着々と営業益を伸ばし、2025年3月期の予想は前期比9.1倍。
経常益なども黒字転換する見通しとなっています。
また、北浜キャピタルパートナーズは様々な分野に対応可能な投資戦略を持ち、特に成長企業や新興分野に対する投資に強みがあります。
最近だと国策として注目を集めている再生可能エネルギー事業やインバウンド事業への投資も行っているようです。
北浜キャピタルパートナーズは綿密な市場調査とデータ分析を基にした投資判断力が特徴であり、投資機会を的確に見極める能力を持っています。
独自の分析力により、成長性のある投資対象を発掘しやすい環境が整っています。
世の中のニーズに適応できる柔軟さも北浜キャピタルパートナーズに成長を期待できるポイントでしょう。
2.アビックス(7836)
時価総額:120億円
株価:26円
事業概要:各種不動産の企画・開発・販売等を行う不動産事業が主力。事業用地取得の権利関係の調整などに強み。中古住宅リノベ再販、再生可能エネルギー関連投資事業等も展開
業種分類:不動産
市場名:東証スタンダード
上場年月:2003年12月
アビックス(7836)は、デジタルサイネージ(LED映像表示装置)の開発と販売を行っている企業です。
聞きなれない言葉かもしれませんが、意外と日常生活の中で利用されています。
例えば、駅の中で見かける広告が表示されている液晶パネルがデジタルサイネージです。
アビックスはデジタルサイネージの中でも商業用デジタルサイネージの提供、製品のリース、映像制作などを手掛けています。
設置だけではなく、コンテンツ制作・メンテナンスまでを全てサポートしてくれます。
また、ただの液晶パネルのみならず、最近ではAIカメラが搭載されたAIサイネージというものも提供しているようです。
このAIサイネージはAIカメラが利用者の属性を判別し、属性ごとにおすすめコンテンツを表示する仕組みになっています。
例えば20代女性だったらファッションやスイーツ、美容に関するコンテンツが表示されるような仕組みです。
様々な場面でデジタル化が進む中、アビックスの売り上げは着実に伸びています。
今後も需要が高まる可能性が高い分野のため、伸びしろは多いにあるでしょう。
3.フィンテックグローバル(8789)
時価総額:161億円
株価:80円
事業概要:プライベートエクイティ投資、アセット投資、航空機アセットマネジメント等の投資銀行事業、コンサルティング事業
業種分類:その他金融
市場名:東証スタンダード
上場年月:1994年12月
フィンテックグローバル(8789)は投資銀行事業やコンサルティング事業を行う企業です。
また、埼玉県飯能市にある「ムーミンバレーパーク」の運営も行なっています。
メインの投資事業では、金融とテクノロジーを融合させた事業モデルにより、革新的な金融サービスを提供。
特に中小企業向けのファイナンス支援やリスク管理ソリューションに強みを持ち、成長が期待される分野でのニーズに応えています。
また、資金調達支援やリスク管理システムの開発を通じて、中小企業が直面する資金繰りやリスク管理の課題も解決。
テクノロジーを活用した柔軟なソリューションが高く評価されています。
業績も好調で企業価値を着々と伸ばしてきています。
2024年10月には関西支店を開設し、地域に密着した事業強化にも乗り出しています。
今後さらにエリアを広げ、事業の幅を広げていく可能性は大いにあるでしょう。
4.アースインフィニティ(7692)
時価総額:93億円
株価:85円
事業概要:新興の電力会社。中小企業や一般家庭向け中心に電力やガスを提供。電子機器事業も手掛けている。
業種分類:電気・ガス
市場名:東証スタンダード
上場年月:2020年10月
アースインフィニティ(7692)は2016年の電力自由化に伴って本格参入した新電力会社です。
本格参入後は順調に契約件数を増やし、2024年9月時点で50,000件を突破したとのこと。
アースインフィニティが特に力を入れているのが、再生可能エネルギーです。
2021年12月に風力発電所5基の建設が完了。
今後は風力発電と太陽光発電の割合を増やしていくとも宣言しています。
再生可能エネルギーは世界中で課題になっているため、注目度は高い分野です。
日本においても政府を中心に再生可能エネルギーが推進されています。
今後は国の予算が大きく投下される可能性のある分野でもありますね。
アースインフィニティの業績に関してはじわじわと伸ばしつつある状況です。
5.ファンドクリエーショングループ(3266)
時価総額:26億円
株価:76円
事業概要:不動産投資や車両リースバック等のインベストメントバンク事業、不動産ファンドや太陽光発電ファンド等の組成・運用を行うアセットマネジメント事業
業種分類:不動産
市場名:東証スタンダード
上場年月:2009年5月
ファンドクリエーション(3266)は不動産投資事業。海外不動産投資事業、太陽光投資事業、証券投資事業など幅広くビジネスを展開している企業です。
不動産投資において優良な物件の選定や精度の高い市場分析が可能であるため、投資家に安定したリターンを提供できる点が評価されています。
また、ファンドクリエーショングループは、様々なリスク・リターン特性を持つファンド商品を提供し、顧客の多様な投資ニーズに応えています。
これにより、リスク分散をしながら柔軟な資産運用が可能です。
さらにファンドクリエーショングループは国内市場だけでなく、海外不動産市場やファンド運用にも意欲を示しており、今後の事業拡大に向けた基盤を構築しています。
海外市場での多様な投資機会を提供することで、新たな収益源を確保する意図があります。
海外投資家の関心を引き付けると同時に、国内の投資家にも多様な選択肢を提供できる点も魅力です。
直近の業績を見てみても、順調に売り上げを伸ばしている印象です。
今後も成長に期待が持てる企業の一つですね。
ここまでボロ株のおすすめ銘柄を紹介しましたが、もちろんすぐに大化けするわけではありません。
時には我慢の時間も必要になることもありますね。
そういった面を踏まえると、2倍・3倍になる銘柄を乗り換えていく方が効率が良かったりもします。
それに最近は有益な情報を配信する個人投資家も増えていますからね。
中には「億を稼いだ手法を公開する投資家」もいますし、その手法を実践し300万円の元手を2300万円まで増やした方もいます。
有益な情報が気軽に手に入るようになった今、株で稼ぐハードルは間違いなく下がってきています。
2024年の大化けボロ株から見える共通点
2024年11月現在、今年も数々のボロ株が大化けを達成しています。
例えば次の3銘柄は投資家の間でも話題となった銘柄です。
・フォーサイド(2330)
業種:情報・通信
安値:67円
高値:635円
事業内容:コンテンツビジネス、ITソリューション、SEサービス
・メディアリンクス(6659)
業種:電気機器
安値:31円
高値:287円
事業内容:放送・通信用デジタル機器の開発や設計が主な事業
・ピクセルカンパニー(2743)
業種:卸売業
安値:38円
高値:349円
事業内容:トナー、インク、LED蛍光灯、太陽光発電システムのハイブリッドサービス
大化け達成したボロ株の共通点を知り、今後の銘柄選びに活かしていきましょう。
業績改善や新規事業への期待
各企業とも新しい成長のきっかけとなる要因(業績改善や新規事業、提携など)に対する期待が高まっていました。
特にメディアリンクスやピクセルカンパニーは、新規事業や業務提携による事業拡大への期待が高まり、それが株価の急上昇にも繋がったようです。
フォーサイドについても、新規ビジネスモデルの開発や市場ニーズへの対応が評価されており、投資家からの期待が高まりました。
テクノロジー分野での革新性
3社ともテクノロジーやITに関連する事業を展開しており、デジタル化の加速や技術革新によって需要が拡大する分野に属しています。
このような背景から、新しい技術や市場トレンドに対応する事業戦略が、投資家からの注目を集めました。
たとえば、メディアリンクスは通信関連技術での拡張や新規の開発、ピクセルカンパニーも独自の技術により注目を浴びています。
外部環境の後押し
3社の株価上昇には、外部環境の変化も大きく関係しているようです。
たとえば、デジタル化が進む市場背景や政府による支援政策、景気回復期待など、テクノロジーやIT分野全体に追い風となる状況が形成されていました。
特にメディアリンクスやピクセルカンパニーは、通信やインフラ系の分野で市場ニーズの増加や公共事業関連の増資が後押しとなったようです。
有望ボロ株のスクリーニング方法
2024年現在、株価100円以下のボロ株は約50銘柄あります。
数としてはそこまで多くありませんが、この中から大化けするのはほんの一握りでしょう。
ここでは有望ボロ株の見つけ方を紹介していきます。
低時価総額・低PBRの銘柄を選定
時価総額が低くかつ低PBR(株価純資産倍率)の銘柄は、株価の割安感があります。
そのため、少ない資金でも大きな株価変動を引き起こしやすいのが特徴です。
例: 時価総額が100億円未満、PBRが1倍以下。
業績改善が見込まれる銘柄を選ぶ
ボロ株の中でも黒字転換や売上増加の兆しがある企業は、業績回復に伴い株価急上昇に期待が持てます。
四半期ごとの決算で売上が増加傾向にある企業や、黒字転換が見込まれる企業を選ぶと良いでしょう。
例: 直近四半期で売上が増加している、次年度の黒字転換が予想されている。
新規事業・成長分野への参入
新規事業に参入した企業や、AI、再生可能エネルギーといった成長分野で活動する企業は、投資家からの関心を集めやすいです。
例: 再生可能エネルギー、AI関連事業を新規に立ち上げた企業、もしくは提携・M&Aの発表がある企業。
自己資本比率の高さや財務健全性
自己資本比率が高く、財務健全性が比較的良好な企業は、事業の存続が期待できるため、安心感があります。
財務が安定していると、不測の事態でも持ちこたえる力があるため、成長への期待も高まります。
例: 自己資本比率が30%以上。
配当や株主優待がある銘柄
ボロ株でも配当や株主優待がある企業は、株主還元を重視しており、安定的な経営を目指している姿勢が評価されやすいです。
これにより、業績が改善されれば、株価の上昇とともに利回りの面でも魅力が増し、注目を集める可能性があります。
条件例: 配当利回りが2%以上、株主優待を実施している企業。
ボロ株投資の注意点
ハイリスクが期待できるボロ株ですが、もちろんそれ相応のリスクが伴います。
ボロ株に投資する上での注意点を頭に入れた上で慎重な投資判断を行いましょう。
財務状況の確認
ボロ株は財務が不安定な場合が多く、倒産リスクもあります。
ボロ株にはボロ株たる理由があるというわけです。
自己資本比率が低すぎたり負債比率が高い場合は、万が一の事態に対応できない可能性があるため注意が必要です。
流動性リスク
ボロ株は流通している株数が少ないことが多く、出来高も少ない傾向にあります。
取引量が極端に少ない銘柄は、急に買い手がいなくなるリスクがあるので注意が必要です。
短期売買でのリスク管理
ボロ株は株価の変動が激しく、短期間で大きな値動きを見せることが多いです。
そのため、短期での値上がりを狙うことも多くなります。
相場の動きを定期的に確認し、目標価格と損切り価格を事前に設定しておくことが重要です。
経営陣や経営方針のチェック
ボロ株の中には経営改革中の企業も多いです。
新しい経営陣が就任しているか、具体的な再建策があるかなど、経営陣の動きや方針を確認し、企業の改善が見込めるかを見極めましょう。
2025年おすすめボロ株まとめ
株価100円以下のボロ株には、大化けの夢が詰まっています。
上手く投資すれば、テンバガーも夢ではない分野です。
しかし、ボロ株にはボロ株たる所以もあるんですね。
倒産リスクや流動性の低さには最新の注意が必要でしょう。
それにいざボロ株の大化けを狙おうと思ってもすぐに達成できるわけではありません。
時には我慢の時間も必要になることもありますね。
そういった面を踏まえると、2倍・3倍になる銘柄を乗り換えていく方が効率が良かったりもします。
それに最近は実践的な銘柄の選び方を配信する個人投資家も増えていますからね。
中には「億を稼いだ銘柄の選び方を公開する投資家」もいますし、その手法を実践し300万円の元手を2300万円まで増やした方もいます。
有益な情報が気軽に手に入るようになった今、株で稼ぐハードルは間違いなく下がってきています。
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