#59 生活科ー2人称視点と3人称視点の関わり
先日、生活科の研究授業が行われました。
そこでの学びを共有します。
2人称と3人称の視点で子どもと関わる
指導助言に来られていた先生のお言葉です。
教師は、3人称の視点での関わりが多いと言われていました。
3人称とは、「話し手と聞き手以外の全ての人」という意味で、言い換えると、学校や社会、そこに属する市民全体のことを指します。
2人称は、you(あなた)となりますので、教師が相対している子どもになるということです。
一例を書くと、
例えば、高学年が廊下を走っていたとします。
教師は以下の2通りの声掛けをします。
①高学年が廊下を走っていると、他の子が真似してしますからやめましょう。
②廊下を走ったらあなたが怪我をしてしまいますよ。先生はあなたのことが心配です。
①は学校全体のことを視野に入れた3人称の関わりです。
②は子ども自身を視野に入れた2人称の関わりです。
生活科の中で、いかに2人称の視点で子どもたちと関わっていけるかが大切だと言われていました。しかし、生活科だけでなく、他の教科でも重要だと感じました。
今後に生かして行きたいと思います!