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自分の実践に影響を与えた本紹介13

今回は、おもちゃを作ったり、児童作家をしたりされている杉山亮氏の本です。
https://www.amazon.co.jp/子どものことを子どもにきく-新潮OH-文庫-杉山-亮/dp/4102900268

子どものことを子どもにきく

文字通り、子どもの普段の生活について、子どもに直接きくことを意味しています。著者である杉山さんが、幼い息子をカフェに連れて行って保育園のことを尋ねていきます。それがどんどん壮大な話になったり、歳を重ねるごとに内容が変わって行ったりしていきます。

三歳から始まったインタビューが十歳まで続きます。合計8年間、子どもに子どものことを聞き続けました。そこから杉山さんは色々なポイントを得ます。

・子どもだからわからないだろう、答えられないだろうと甘くみない。
・大人なりの都合の良いように誘導しようとしない。
・大人がすでに答えを知っていることをわざわざ尋ねない。
・大人もわからないことは「わからない」という。

などです。

子どもたちと関わる上で大切なポイントが他にもいろいろ載っています!

子どものことを子どもにきく 実践!

この本を読んで、教室の子どもたちに聞きました。
「先生がこれまであなたたちに伝えてきた大切だと思うことって何?」

私の思いがどれだけ子どもたちに伝わっているのかを聞いてみました。
子どもたちの中にあるものを聞き出しました。

みんな、振り返りジャーナルに書いていきます。
中には、教室の掲示物をみながら書き出す子もいました・・・


一方的な大人のメッセージではなく、時には子どもたちと対話しながら(インタビューしながら)、子どもたちのことを子どもたちに聞いてみても良いかもしれませんね。大人(教師)が勝手に決め込んでしまうのではなく・・・

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