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自分にとっての漫画とは

 私にとっての漫画とは、空の様なものです。常に新鮮だけど、どこか懐かしくて、ずっと眺めているといつの間にか溶け込むような世界。

 劣等感の塊だった小学生のあの頃、私にとって絶望をくいとめた希望であり、闇を照らす光であり、自分の存在を肯定できる数少ない鏡でした。

 大人になってからも、運命の歯車が狂って、仕事で辛くなっていた時、私の運命を大きく救い上げてくれたのも漫画でした。

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