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宇宙の叡智を受け取る準備vol.2 マルセイユタロットのイコノグラフィー#10/タロット占いで今週の運勢
こんにちは☀️
タロットリーダー・ルートトマス
&スピリチュアルタロット占い師メグです😉
今年も後1週間を切りました。
冬至もクリスマスも終わり・・・。
とても寒い1週間になりそうです、
身体に気をつけて過ごしましょう。
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さて、今回のクラブハウス、12/26のテーマはこちらでした!!
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毎週日曜日にクラブハウスで、ルームを開催しています。
皆さま是非、リアルタイムで聴きに来てくださいね♪
(たまに月、土曜日変更有)
クラブハウスのCLUB名⬇︎
「宇宙からのメッセージを受信するタロットの魅力」
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今回のイコノグラフィーは、
世界、愚者についてのお話でした。
ここでのイコノグラフィー(図像学)とは簡単に言うと、
カードの絵を秘教的に解釈(オカルト的、神秘主義的な解釈)しないで、マルセイユタロットが作られた時代の枠の中で、可能な限りそのカードの寓意を解釈するということです。(p195)
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【XXⅠ 世界】
・中央にいる女性は誰か?
宇宙意識、両性具有、錬金術における第5元素などさまざまな意見出されてきた。12番のつるされた男との関連。足の形が逆になっていることから、
まだ道の途上でしかなかったつるされた男が、ついにそれが逆になって、
ゴールにたどり着いたという解釈も。12と21は1と2を逆にした数でもある。
・四角の生き物は?
ライオンー聖マルコ、牛ー聖ルカ、人間ー聖マタイ、鷲ー聖ヨハネ
4人の福音記者を象徴する生き物とされます。これだけ聖者がそろっており、中央の人物の背後にあるアーモンド型の輪が、キリスト教美術の中でしばしば神、キリスト、聖母マリアをはじめ、聖なる人物の背後に描かれる後光であるなら、中央にいるのはイエスがふさわしそうな気もします。過去には真ん中に男性が描かれていたバージョンもあったようです。
・真ん中の女性は運命の女神フォルトゥーナ
真ん中に描かれているのは、フォルトゥーナは古代ローマから知られる運命の女神。身体に巻き付けているケープのようなものは、フォルトゥーナのアトリビュートのひとつである船の帆であったと思われる。マルセイユタロット以降は世界のカードは女性バージョンが一般的になりました。
史実によると、もとはゲーム用のカードだったタロットカード。そして世界はタロットの最後に位置するカードです。今日人々の運命を告げる占いのために使われるようになったタロットにおいて、その最終的なフィナーレを飾るに際し、運命の女神ほどふさわしい人物はいないのではないだろうか。
【愚者】
・愚者は番号が割り振られていない理由
タロットがゲームだった頃、現在の大アルカナはトライアンフのカードと呼ばれ、振られた番号はゲームの中の強さの順番を示す物だった(大きいほど強い)。愚者はこのトライアンフのカードではなかったので、番号が割り振られていなかった。
・愚者の図像、宮廷道化?放浪者?
描かれた愚者の衣装は、中世末の典型的な道化の服装として記述されたものとそっくりなもの。中世には、宮廷道化という、今でいう祝宴を盛り上げるために愚行を演じるプロのおどけ役。宮廷に雇われ、雇い主の下に定住し、職業として道化が成立していた。14世紀頃から徐々に増し、15-16世紀に最高潮に達した。
一方で描かれている愚者は外をさまよい歩く放浪者のよう。犬にさえ追いやられる異邦人の姿。このカードの古い時代のイタリアでの呼び名愚者、狂人、放浪者などさまざまな名前があった。長い年月を経て愚者は狂人=放浪者と宮廷道化のイメージががミックスされた。
・ゲームでの愚者の役割からすると
マルセイユ版タロットに記されている「le mat」は愚者という意味ではなく、チェスのゲームの「詰み(チェックメイト)」という意味。タロットのゲームはトリックテイキングゲーム。カードを順番に出していき、最も強いカードを出した人が勝ち。愚者のカードは他のカードを取ることもできないが、取られることもない、つまり他のカードとは異なりルールに従わなくても良いカード。「手詰まり」になってもその効力を発揮する、自由に使うことができるカードから、ルールに縛られない自由な愚者という現行のタロットの意味のルーツがある。そう考えると、宮廷道化よりも、放浪者の方が、このカードにはふさわしい気がする。
Written by ルート・トマス
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次回のクラブハウスは1/1(土) 20時~予定です。
2022年あけましておめでとう新春座談会的に
楽しくお話しできればと思います。
是非お気軽に、
聴きにいらしてくださいませ😉
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さて、今週の運勢は以下です。
今週(12/27~1/2)の運勢全体の流れ&メッセージ
byルート・トマス
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テーマ:現状の行き詰まりの予感、新たな自分らしい方向を見いだすきっかけの訪れ
ペンタクル10はリーディングのとても難しいカードです。喜ばしいのか、はたまた喜ばしくないのか、悩ましい絵柄です。今週は年末年始。このカードの絵のように一家団欒、人が集まる、再会する、会えて喜ぶ、お金、食べ物、休暇の時間に満たされる、そうした満ち満ちた感じがある一方で、皆が一同に集まることが、以前は楽しかったとしても、今はそれが何か違うなという違和感も感じてしまうこともまたありそうです。
なぜみんな一斉に移動する必要があるのか?この慣習やしきたりとは何か?本当に必要か?なんだか下らない、退屈という思いが湧いてくるかもしれません。しばらく会わないうちに、話がかみ合わなってしまっていることに気づく、価値観、考え方のズレの確認し、ストレスと思ってしまうかもしれません。自分が思っていたのと違ってしまった関係性、変わったのは自分なのか、相手なのか。あなたはこれからもこの門(ゲート)の中にいますか?それとももう出ますか?そんなメッセージのように感じます。
ペンタクルのしかも10はゴール、飽和、生命の木の一番下、完成形です。そのためこれ以上、先はありません。ここに満足せず、違和感を感じるなら、新たなスタートを切ることになります。セットにワンドペイジが出ていました。ワンドペイジは新たな旅立ちのカードです。自分の興味関心、退屈ではなく情熱をかき立てる何か、新たな刺激を求めて、ここを去って行く人です。そういう違和感から自分の本当の興味関心に気づき、新たな方向性をつかむ、そんな週になりそうです。
運気アップのヒントになったら嬉しいです❣️
素敵な一週間をお過ごし下さい♪
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