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宇宙の叡智を受け取る準備vol.2 マルセイユタロットのイコノグラフィー#8/タロット占いで今週の運勢
こんにちは☀️
タロットリーダー・ルートトマス
&スピリチュアルタロット占い師メグです😉
もう、12月半ばになります。
今年も後2週間程度、あっという間でしたね。
大事な分岐点である冬至までの1日1日、
大切に過ごしましょう。
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さて、今回のクラブハウス、12/12のテーマはこちらでした!!
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毎週日曜日にクラブハウスで、ルームを開催しています。
皆さま是非、リアルタイムで聴きに来てくださいね♪
(たまに月、土曜日変更有)
クラブハウスのCLUB名⬇︎
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今回のイコノグラフィーは、
星、月についてのお話でした。
ここでのイコノグラフィー(図像学)とは簡単に言うと、
カードの絵を秘教的に解釈(オカルト的、神秘主義的な解釈)しないで、マルセイユタロットが作られた時代の枠の中で、可能な限りそのカードの寓意を解釈するということです。(p195)
参考文献:「リーディング・ザ・タロット」ジューン澁澤・伊泉龍一著
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【ⅩⅦ 星】
星、月は複数のモチーフが混在していて、図像の解釈が難しいカードとのこと。
・占星術の水瓶座を描いた?
しかし水瓶座はギリシャ神話のガニュメデスと関連しているので、
女性が描かれるのは一般的ではない。男性か少年として描くのが普通である。実際に初期のタロットの星には美しい男性が描かれ、初期のタロットカードは水瓶座ガニュメデスだったと言えそうだ。しかしその後、美しい男性を女性と見間違えて描き、それが定番となっていった可能性は否定できない。
・聖書の伝統に引きつけて星のカードの絵を解釈
7つの星はキリスト教における創造の7日間を象徴。中央の大きな星はキリストの再生を象徴。キリスト教の中でイエスの甦り、新しい時代の始まりは天地創造の8日目に喩えられることが多い。背後の木の枝にとまっている鳥は、ノアの箱舟の物語に登場する新しい時代の夜明けを告げる鳥。背後の2本の木は、エデンの園にある生命の木と知恵の木では?
さらにイエス生誕の際に、東方の3人のマギをベツレヘムへと導いた星を示したものでは?
・天上と地上という対比の構図
星の住処である天はある種の「超越性」を象徴。天空はその高さゆえ、普通の人には近づきがたい次元、領域。
そしてその前の、人間が高見を目指し積み上げられた神の家のカードが示すのは、この世界からの超越をめざし神のもとへと至らんとすることを目的とした人間の欲望が打ち砕かれ、挫折した様では?
さらに水の象徴的な意味は、「罪を洗い浄める、と同時に水の使命は再生させる」。水は新たな創造に先立ち、形ある物を無にして行くシンボルである。
大地にひざまずき水を流す女性は、生成と消滅を繰り返す、変転する地上の世界に属していることを意味し、一方で人の一生を超えて輝き続ける天上の星は変わることのない永遠性を象徴すると解釈できなくもないだろう。
【ⅩⅧ 月】
・そもそも何を描いているのか?
月、2匹の犬、下にザリガニはマルセイユタロット特有のもの。古いものには2匹の犬はおらず、ザリガニと月。これは占星術の月と蟹の関係ではないか?伝統的占星術の照応関係では蟹座を支配する天体は月と決まっている。
・月に向かって吠える2匹の犬は何か?
初期のタロットカードに描かれた月のカードの図像は古代ローマの月の女神ディアナ。ディアナは通常犬に付き添われた狩人だが、犬は1匹である。
15世紀後から16世紀後半のパックには、2人の占星術師が月を見上げている絵になっている。15-16世紀の初期のタロットの時代は占星術の社会的地位が高く、立派な学問とされていた。ところがマルセイユタロットが確立する17世紀後半から18世紀は、かつての占星術の威信が大きく失墜した時代。占星術は迷信的信仰とされた背景には、近代科学へと繋がる学問の発展があった。
そのような背景から、犬はこの占星術師を風刺、揶揄したものではないか?占星術への侮蔑的な風潮の時代背景からすると、
月を観測し、未来を予測するという占星術師たちの努力は、虚しい試みとしてカルカチュアしたもの。月に向かって吠える犬に変えられたのではないか?
Written by ルート・トマス
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次回のクラブハウスは12/19(日) 20時~予定です。
マルセイユ版タロット太陽、審判をお話しします。
是非お気軽に、
聴きにいらしてくださいませ😉
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さて、今週の運勢は以下です。
今週(12/13~12/19)の運勢全体の流れ&メッセージ
byルート・トマス
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今週のメッセージ:小さな成功を受け取り、初心に返りさらに上をめざす
ペンタクル3は一人前の職人が、請け負った仕事の最終仕上げのための打ち合わせを依頼者である教会の司祭と設計士と3人でしているところです。この職人はペンタクル8の未熟だった職人が立派になったところを表します。
今週は小さいながらも、着実な結果を手にする、評価をされる、そんなことがありそうな週です。決して大きな成功、大出世のような派手さはなく、自分が大きく注目されるわけでもありません。自分の作品である3つのペンタクルは壁と一体化しています。一切主張がないことからも、アーティストのように自分の主張を作品として作るのではなく、依頼され通りに作るような地味な感じではあります。しかしこのカードが伝えているのは、あれから頑張ってきたことがこうして、認められた、形になったというところです。
またペアでワンドペイジがでました。一人前になったとしても、最初に抱いた目標、初心の熱い気持ち、やるきや情熱を忘れないで下さいということをワンドペイジは言っています。この評価を一つの区切りとして、ここからさらに上をめざす旅へと向かっていって下さい。
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運気アップのヒントになったら嬉しいです❣️
素敵な一週間をお過ごし下さい♪
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♠️占い師ルート・トマス
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