現実が、変わらない? 次のステージへ - エロスとロゴス-
森の中で土や木々の匂いに癒されたり、波の音を聞いてリラックスするのは、そこにエロス(自然)の力を感じるから。
赤ちゃんのにおいをクンクンしたり、見ただけでほっこりするのも、小さな子どもがエロスに満ち満ちているから。
わたしたちはみんなエロスに満ちて生まれてくるけれど、ロゴス(言語的世界)が発達するにしたがって、エロスは無意識の奥へと沈んでゆく。
ロゴスの世界は言語的で男性性
エロスは自然で女性性の世界
この二つが統合されると、わたしたちの意識の中にキリスト意識が復活します。
それを形で表したものが楕円のようなヴェシカパイシス。
目の形をしているけど、一つ目のシンボルって単に陰謀論のシンボルってだけじゃないよ。
ヴェシカパイシスには”魚の浮袋”という意味があるけれど、無意識に沈んでいたエロスが再び意識に浮上し、ロゴスと統合すると、ここから光が溢れ出す。
タロット世界のカードの青いリースはヴェシカパイシスの形で、その中にあるのはキリスト意識です。こころの目が開いて、キリストの目で世界を眺めるようになる。
タロットの学びのゴールは、つまり魂の旅のゴールは、人間がこのキリスト意識を立ち昇らせ、新しい創造性の中で生きはじめること。それは The Dance Of Reality の世界。
そのためには、ロゴスの発達により無意識に追いやられたエロスを再び顕在化させ、統合させるプロセスがあって、そのことがタロット曼荼羅には描かれています。
瞑想したりヒーリングすると、エロスとの意識的なコンタクトが再開されます。
「ああ癒される」
気持ちは穏やかになった、けれど現実は変わらない。相変わらずの日々だと感じることはないですか?
それはロゴス的な世界をどこかで憎んでいるからかもしれないなとおもう。それが嫌で、精神世界に興味を持ったのだろうし。
でもね、エロスが復活したらそれを抱えたまま、再びロゴスに向き合わないとけない。
ロゴスだけでも、エロスだけでも世界は満たされない。
魂が目指すのはそれら二つの統合、聖婚だから。
そんな変容のサポートができたらとおもい、2025年に向けて特別プログラムを作りました。
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