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スロットは最強の副業!!!【第11話 設定狙い編②】

前回に続き、今回も設定狙い編です。

お伝えした通り、
参加期待値についてお話していきます。

まず前提として、
設定狙いをする意義として、
「リセット狙い・ゾーン狙い・天井狙い」
をするよりも期待値を高くできるからする
という前提があります。

つまり、
「リセット狙い・ゾーン狙い・天井狙い」
を1日中するよりも期待値が低いなら設定狙いをする価値がありません。

なのでまずは自分が
「リセット狙い・ゾーン狙い・天井狙い」
を1日中したときに得れている期待値を把握しましょう。
(ここから、リセット狙い・ゾーン狙い・天井狙いを期待値稼働と呼称します。本来のニュアンスからは個人的にズレると思っていますが、文字数が長いと読みにくいと思うので)

期待値稼働で稼げる金額・機械割は人それぞれかと思いますので、
一旦ここはモデルケースとしてわかりやすい一例を記載します。

条件
期待値稼働時の機械割:105%
実働稼働時間:10h
1hあたりの回転数:800ゲーム
1000円50枚貸し・50枚交換の等価
東京都10:00-22:50の営業時間
デスタイム・タバコ休憩・徘徊時間・
21:15に6.2以前の閉店減算なし機種を最終稼働と想定。

獲得期待値想定
800ゲーム×10h×3×0.05×20=24000円

つまりこのモデルケースならば
設定狙いを行う場合、
設定狙いをして慣らしてこの24000円を超えないのであればその人は設定狙いをする価値がないということです。
このケースのように105%をボーダーとしているのであれば106%・107%・110%の機種を拾うこともあると思いますが、わかりやすいモデルにするために一旦105%で全て拾ってると仮置きします。(最低条件で比較するためでもあります)

では、
設定狙いをする場合、これがどうなるのか考えてみましょう。
まず設定狙いをした場合の高設定ツモ率を仮定していきます。
わかりやすいモデルケースにしていきます。
お店やその人の店舗分析力次第でここは変わってきますので、自分で計算する場合は自分の数字に置き換えてください)

条件
狙い台に座るための抽選突破率
→1/3とします。
並び順抽選を9:30に行うとし、
この抽選に参加した場合は
他のマイホールにて朝一のリセット狙いに参加することができないとします。

1/3に漏れた場合は、リセット期待値のある台は全てライバルに借り尽くされているとし、
12:00からゾーン・天井狙い稼働開始、
105%・8h実働稼働時間とします。

ツモ率 
2/5(40%)で設定1 機械割:97.8%
1/5(20%)で設定2 機械割:98.8%
1/5(20%)で設定4 機械割:105.9%
1/5(20%)で設定6 機械割:110%

各設定域の機械割はわかりやすく、
鋼鉄城のカバネリの数値を引用しました。

設定1・2の場合の見切りゲーム数・時間
3h・2400ゲームとします。

低設定の場合、
その後は期待値稼働に移行するものとします。
13:00-22:50まで、
先ほど同様105%で期待値稼働すると想定
実働稼働時間を7hとします。

設定4・6の場合は
21:30を打ち切りラインとし、
10:00-21:30の11.5h稼働とします。
(昼飯・休憩抜きでぶん回す想定)

このモデルだとどうなるのか検討しましょう。

抽選突破できない場合
105%で8h稼働して終わり。
→19200円の日当期待値

抽選突破した場合は
設定1だった場合
800g×3h×機械割97.8%→-3168円
105%で7h稼働→16800円
→合計16800-3168=13632円の日当期待値

設定2だった場合
800g×3h×機械割98.8%→-1728円
105%で7h稼働→16800円
→合計16800-1728円=15072円の日当期待値

設定4の場合
800×11.5h×機械割105.9%
→日当期待値32568円

設定6の場合
800×11.5h×機械割110%
→日当期待値55200円

になりますね。

これを参加期待値ベースに落とし込みます
期待値の計算は
各獲得金額にそれの発生する確率をかけたものを足し合わせれば出せますので

19200×2/3
+13632×1/3×2/5
+15072×1/3×1/5
+32568×1/3×1/5
+55200×1/3×1/5
=21475円
になります。

この21475円というのが、この前提条件における抽選の参加期待値ということにもなりますね。

このケースだと、
このモデルは期待値稼働のみに徹した場合は、
24000円の期待値を積めるという前提で話をしているので、
設定狙いをする価値がないということですね。

設定狙いをしたら21475円の期待値
期待値稼働に徹すれば24000円なので
明確に獲得できる金額において、
期待値稼働が上回っています。

この参加期待値を上げていく方法もありますので、それは次回の記事で紹介しますが、
ここまでで参加期待値の導出方法についてご理解いただけたでしょうか。

上記の期待値の計算は中学生レベルの数学ですので、
わからない方はインターネットで調べればいくらでもでてくると思います。

この参加期待値を理解し、算出した上で
設定狙いをするようにすれば劇的に収支は変わります。無駄な設定狙いをしなくなるからです。

長くなったので、
今回は以上とします。

次回はこの参加期待値を上げていく方法についてお話ししていきますので、お楽しみに!


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