タロット占い 考察:誰にでもできることできないこと
タロット占術は誰にでもできる!
タロット占いは誰にでもできると思っています。
カードは誰にでも引けますし、その意味を解読する作法さえ知っていれば個々の意味を伝えることは出来ますので、ご自身で機械やAIが行っても方法としては同じと考えています。
スプレッド(置き方)や引き方も厳密に気にしなくてよい!
スプレッドやカードのめくり方も本当はどうでもいいとすら思っています。
理由は、配置する人がここはこういう意図でカードを置いた、と思っていればすべてはワンオラクル(1枚引きで占う展開法)だから。
カードの意味すら人それぞれでいい!
語弊はあるかもしれませんが、カードの意味も、似通ってはいても、皆んなが完全に同じでなくても良いと思うのです。
数ある占い師の中から、相談者さんがその人を選んだ、という時点で、人もまたカードのように選ばれている、そんな気がしてしまいます。
そして、そのカードを引く人の思う意味内容で、カードはただその通りに配置され、示されるだけだから、とも思います。
また、複数のカードを使う展開法で、他のカードからの影響を受け、流れやストーリーとしての意味解釈は、必然的に特定されるとも考えています。
だから、もし占い師によって意味解釈が違っても、カードの流れを読むと占断結果としては大体同じ内容になると考えます。
カードが示すこと(私見を挟まない)
カードが示していることを伝えるのであって、自分の私見を入れないように気をつけています。なぜなら、それは占術ではなくカウンセリングをされる方の専門かと思うので。
言葉の使い方の問題に関しては、それはカードとは関係なく、1人の人間としてきちんと磨かなくてはいけない要素でもあると思っています。
何を伝えるか、どう伝えるか?
何を伝えるか(伝える必要があるか)、どう伝えるか(どんな言葉や表現で伝えるか)は、本当に毎回考えさせられますし、同じカードが出ても違う言い方をすることが多々あります。
過去からどういった影響で現在に至っているのか?
それらの状況から、よりよい未来のために必要な対策は何か?
個々のカードの示す意味を繋ぎ合わせ、相談者さんの現状や個性に合わせて、何をどう伝えるかは、機械にはできない人の機微で行う、大きな利点だなと私は常々思っています。
まとめ
カードを配置することやカードの意味を知ることは、誰にでもできます。
そして、カードの解釈や意味は人それぞれで、細かな違いはあれど、大きな方向性は同じになると考えます。そういった意味では、誰が占っても同じと言えます。
しかし、複数のカードの影響をどういう流れとして解釈するか、そこが占いをする人によってうまく流れを把握出来るかが決まります。
流れが決まり、カードからアドバイスを読み解く、ここまで出来ることが、占い師によって最大の違いだと感じています。
ご自分で占いをする際、または占い師を選ぶ際に、参考になれば幸いです。
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