リトルスターカップ使用構築の紹介
こんにちは。初めましての方は初めまして。タロスケと申します。
ここではナナホシさん主催の仲間大会・リトルスターカップで私が使用したパーティーについて紹介させて頂きます。
43/53位という成績ではありましたが、僕の反省やLv1環境の考察の一環として参考にして頂ければ幸いです。
また、オタク特有の早口のせいで相当長ったらしい文章になってしまっています。ある程度覚悟を決めた上でお読み下さい。
…その前に、軽く自己紹介から。
-自己紹介-
HN:タロスケ
TN:Hein
ポケモン遍歴:B2→Pt→X→AS→(今年2月ごろから)盾(対戦環境には盾から入りました)
推し:トリトドン(ひがしのうみ)
対抗馬:トリトドン(にしのうみ)
しょしんしゃだけど よろしくね!
-構築詳細-
※非公式の用語(HABCDSなど)を用いる場合があります、ご了承ください。
※環境がかなり特殊なため、ダメ計については省略しています。
※性格や努力値は基本的に省略していますが、ここでは出来るだけ実数値を最大にした理想個体とします。A逆Vや最遅調整などを意図的に行ったポケモンはいません。
テンプレ
・ポケモン名@持ち物
n-n-n-n-n-n←実数値
ARシステム←特性
かげうち/シャドークロー/じゃれつく/つるぎのまい←技構成
候補:ゴーストダイブ/ドレインパンチ/おにび/のろい/みがわり←採用候補技
物理エース←大まかな役割
バナナはおいしいと思う。←説明文・雑感
・ヒトツキ@しんかのきせき
12-7-7-6-6-6
ノーガード
シャドークロー/アイアンヘッド/つばめがえし/つるぎのまい
候補:かげうち/せいなるつるぎ/てっぺき
物理エース/物理受け/役割破壊/ダイマックス
ダイジェットを絡めた抜き性能や、ダイマックス抜きにしても活躍出来る基礎スペックを持つポケモンとして採用しました。
ヒトツキは元のS実数値が6であり、素で剣舞するだけでは抜き性能に欠けますが、ここにダイジェットを入れると話が変わってきます。
進化前Lv1ポケモンだと最速でもS8までしかいかないので、ダイジェット1積み状態のS9というのは相当な圧力になると思います。
輝石を持たせることにより、主に物理耐久を特化した型になっています。無傷の状態からダイマックスした場合の耐久力はチートクラスです。
タイプが非常に優秀であることから無償降臨も狙いやすく、積み技を持つことから返しの性能に期待できるかと思います。
役割が広く汎用的に見えるものの、実際の所は特殊技に弱く、弱点の多さも相まって完全な受けと見るには不十分です。おとなしくアタッカーにしましょう。
特性ノーガードは一見腐っているかのように見えますが、突破手段が必須とされているとびはねるテッポウオ・まねっこリオルの並びへの回答ともなります。とびはねるを前提としたコンボなのでノーガードが刺さっていますし、リオルからのめぼしい打点もありません。
技構成のうち、つばめがえしはダイジェットを打つコンセプトの都合上確定で、その他は汎用的に入れ替えが効くかと思います。
いきなりダイマックスから入った際に火力不足が考えられるので、ダイナックルになる枠の格闘技を優先しましょう。一致ウェポンを片方切るのも手かと。
最終進化のギルガルド同様、使い手の運用能力や読みのセンスがこのポケモンの活躍度を決めることになります。
・ニューラ@ノーマルジュエル
13-7-6-6-7-8
わるいてぐせ
ねこだまし/こおりのつぶて/つららおとし/カウンター
候補:じごくづき/つるぎのまい
削り/妨害/物理アタッカー
前回大会で使用したねこだまし型トゲデマルの後継者として採用しました。
このポケモンの見どころは環境最速のS実数値8を誇ることです。これにより、ねこだまし持ちミラーであっても必ず先制出来る、つぶてが先手で出せる、そもそも上から相手を叩ける、といったメリットが揃っています。
また、攻撃時にノーマルジュエルを消費することで、特性わるいてぐせの発動条件を整えることができます。回復ソースを奪えるのが最もおいしい展開ですが、ピンチ木の実や弱保、珠や鉢巻なんかを奪ってもいいでしょう。
ねこだましを合わせることでリオルのまねっこコンボを防ぐことも可能です。とはいえ格闘技が飛んでくるだけで簡単に持っていかれるので他で対策しましょう。おまけにリオルはせいしんりょく個体もいる(気がする)のでそもそも得策じゃないですね。
技構成ですが、ねこだましはコンセプト上確定で、あとの技は幅が広めです。
カウンターが見た目では1番腐ってそうに見えますが、実は最大打点として機能してくれたことが多々ありました。正直襷持たせてあげたいくらいです。今回試せませんでしたがダイマックスをニューラに使う場合はかわらわりと選択で入れたいです(ダイナックルにして使うため)。
こおりのつぶては意外とダメージが足りず、先手がとれるならつららおとしで十分なケースがあまりに多かったので、真っ先に切っていいです。悪打点のじごくづきがオススメ。突破性能を高める剣舞もパーティー次第では候補に入りますが、私の構築ではヒトツキに覚えさせていたので不採用としました。
搦手を駆使しながら時には高い火力をぶっぱなす、まさにマニューラのようなポケモン。
・モグリュー@あつぞこブーツ
13-7-6-5-6-7
すなかき
がんせきふうじ/じしん/シャドークロー/ステルスロック
候補技:あなをほる/いわなだれ/みだれひっかき/こうそくスピン/すなあらし/つるぎのまい
物理エース/削り/ダイマックス
元々はダイマックス適性を評価して入れたポケモンです。ダイロックで自らすなかきを発動し抜きにかかるという、すなかきドリュウズを丸パクリした感じのコンセプトです。
しかし、ダイマックス抜きに使っても強いということが実戦で確認できました。普通に考えてH13AS7という実数値が最強格なのは当然の事実でしたかね?
モグリューの強みはそのスペックに見合った実用的な技範囲にもあり、上で挙げた候補技以外にも、鋼打点とB上昇のメタルクロー/ダイスチル、一撃必殺のじわれ、壁割りやA上昇のかわらわり/ダイナックル、特殊耐久を上げるシザークロス/ダイワーム、という充実感です。
持ち物はねばねばネット意識であつぞこブーツにしてますが、ここは正直環境によります。今回の環境は厨ポケ・ツボツボ不在なこともあり、ねばねばネット展開を1度も見ませんでした(個人の感想)。ラムや弱保、チョッキなどが推奨というところ。
選出時点では特性不明、技構成も広く弱保もチラつくし…ランクマのドリュウズに引けを取らないポーカーフェイスなポケモン。というかほぼドリュウズでしょこいつ。
・ゴース@きあいのタスキ
12-6-6-7-6-7
ふゆう
イカサマ/ちょうはつ/おにび/みちづれ
候補:たたりめ/ヘドロばくだん/ふいうち/のろい/くろいきり
起点作り/ストッパー
元々は初手の起点型に対してちょうはつを打ったり、物理エースにおにび撒き、みちづれで一体確実に持っていく、といった役割を期待していました。
ところが、この子ニャビーで完封されるんですよね…(おにび無効、フレドラで襷ラインまで削られる、こちらからは打点なし)完全に盲点でした。
他にも物理エースであるはずのからやぶシェルダーも止められません(つららばりでもってかれる)し、特殊エースには完全に無力です。
これらを鑑みるに、ゴースは起点型よりアタッカーに育成してあげた方が断然強いのではないでしょうか?という結論に至りました。
持ち物は火力をとにかく出すための眼鏡でもいいですし、行動保証としてスカーフやタスキでも全く問題ないかと思います。
ゲンガーが初代からいる特殊エースとして長らく人気であったことを踏まえると、特殊技で攻めるべきなポケモンといえます。
・ダルマッカ@じゃくてんほけん
13-7-6-6-6-6
はりきり
れいとうパンチ/フリーズドライ/フレアドライブ/とんぼがえり
候補:ほのおのパンチ/ばかぢから/あなをほる/ジャイロボール/あくび
物理アタッカー/役割破壊
唯一前回大会から続投しています。とにかく火力を追求した型であり、弱点技を1度受けてしまえばぶっ壊れ火力となります。
しかしこの構成、実はかなりロマン砲寄りだったりします。
まず弱保発動するにしても、1回は弱点の技を受けきらないといけません。よってダイマックス前提です。
さらに、S実数値が6しかなく、これはこのルールにおける最遅クラスです。
ダルマッカはできればダイマックス抜きで活躍させたいところがあり、弱保より珠などの汎用火力アイテムかスカーフが望ましいと考えます。おいかぜでのサポートも視野に入るかと。
ヒヒダルマのように、いや、この子はそれ以上に壊れ火力を出せるので、雑に投げて相手を蹂躙しましょう。
・サニーゴ(ガラルのすがた)@ヤタピのみ
13-6-7-7-7-6
くだけるよろい
シャドーボール/ねっとう/こらえる/めいそう
候補:ハイドロポンプ/ギガドレイン/サイコキネシス/ミラーコート/みちづれ/ステルスロック
特殊アタッカー/積みエース/両受け
今大会におけるMVPともいえます。非常に汎用的なポケモンであり、多くの対戦で選出して活躍させていました。
ガラルサニーゴが優秀な点は、その完璧な種族値と特性にあります。
H13BD7という理想的な耐久性能、C7という十分な攻撃性能、S6をカバーしてなお余りある特性くだけるよろい。
今回使用した個体は、相手の攻撃を受けてSを上げながら瞑想を積み、こらえるでヤタピのみを発動させるという型です。
理想的な動き方は
めいそう→くだけるよろい発動→こらえる→くだけるよろい発動→チイラのみ発動→(ダイマックス)→攻撃
という感じ。
上手くいくとC2↑S4↑のポケモンが出来上がります。強い。
このポケモンの強みのひとつに、タイプ相性というものがあります。
ゴーストタイプゆえにノーマル・かくとうタイプの技は無効。つまり、超火力ポケモンのホルビーからの有効な打点がほぼ存在せず(しっぺがえしくらいだし搭載率考えると実質無さそう)、相手のダイナックルを透かす(主にニューラと組んで使う)役割が持てます。
他の積みエースであるシェルダーやイシズマイなどにはできない一芸であり、このポケモンの唯一性能といえる点です。
相手が先制技やこちらを一撃で倒す技を持っている場合は、下手にめいそうを積まずに戦うのも一つの手です。ダイナックルを積んだポケモンに対して後出しする場合は特に判断が難しいです。
技構成についてですが、確定枠となる技はシャドーボールのみで、他の技はやりたい動き方に応じて変えることになります。水技は通りが良く、ダイマックス時に雨天候にすることで更に火力を追加できる点が評価できるので割とオススメです。
入れ替え候補の技は難しいところになってきますが、岩/氷技はこらえる展開とアンチシナジーなので非推奨です。じこさいせいやちからをすいとるもLv1大会では回復ソースとして不十分なので非推奨。
対特殊ポケモンへの打点としてミラーコートを搭載するのが個人的に面白そうです。
ダイマックスすればダイサイコとして使え、こらえる展開をした際に先制技で止められる事態を防止できます。威力100が足りるのかは甚だ疑問ですが…(^^;
威力足りない感じならサイコキネシスで。
耐久型がメジャーになってしまったガラルサニーゴですが、進化後のサニゴーンの様なよろいエース型で運用してみました。
-おわりに-
43位が何を偉そうに構築、いかがだったでしょうか?「私も似たような型使ってました!」「これは目からウロコだ〜」という方がいらっしゃると嬉しく思います。
今後も暇を持て余してこんな感じの駄長文を書くかもしれませんが、目を通して頂ければ幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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