カードの一枚引きをする?しない?
カードを使う占い師さんの中には、朝に一枚カードを引いて、今日の運勢を確認する。そんな方もたくさんいらっしゃいます。
いわゆる、カードの一枚引きです。
中にはその結果を毎朝、ご自身のブログやTwitter、Instagramに投稿されている方も多くいらっしゃいます。
実は私も、カードの一枚引きは出来るんですよね。
でも、何故かやる気にならない。
何故かと言われるとあまり答えたくないのですが。
そう考えていたところ、私の占いのお師匠さんが、思い出したかのようにこの話題を出してきたのです。
いつもの会話形式でお楽しみください。
お師匠「前から思ってたことあるんやけど・・」
たろ「その前振り怖すぎるんですけど、何かありますん?」
お師匠「あんた、毎朝1枚カード引いて今日のカードはこれ!ってやればええのに」
たろ「その話ですか?朝って時間ないんですよ」
お師匠「カードの一枚引きをやれば人気者になれるし、雑誌にも取り上げられるで!」
たろ「いやいや、私にそれを求めてる人少ないでしょうに」
お師匠「あんたもどうせ9時始業で8時30分まで寝てるんやろ」
たろ「8時15分ですね」
お師匠「変わらんがな」
たろ「まあ、朝はゆっくりさせて欲しいです」
お師匠「あんたもお天気キャスターみたいに、朝のカード紹介やればええのに」
たろ「私がお天気お兄さんにでもなれと言うんですか?」
お師匠「あんたの場合、案外片平さん※とええ勝負やで」
(※片平さんはこの人。関西ではそこそこ有名人です)
たろ「結構キャラが被るかも知れんからやめときますわ」
お師匠「十分あんたの方がイケメンやし個性が強いけどな」
たろ「そんな褒め方をされると、片平さんに申し訳ない!と言うか、どこと比較してるんですか?」
お師匠「昔キアヌ・リーヴスって言われてたやん」
たろ「ありましたねぇ」
お師匠「笑い転げたわ」
たろ「占いしてる時に、お兄さんってキアヌ・リーヴスに似てない?って突然言われてビール吹きこぼしましたから」
お師匠「あったあった。その話。それはそうと、相変わらずあんたは占い師らしくないねん」
たろ「そう振舞ってるだけですから」
お師匠「あんたを占い師らしくしたいんやけど、ほんま問題児過ぎるからなぁ」
たろ「いやいや、そのまま放置してて大丈夫ですよ」
お師匠「あかんあかん。放置したらこの間の話みたいにろくなことならん」
たろ「勝手に過去をほじくり返さない!」
お師匠「だからしばらく観察するねん」
たろ「私の監督は大王様だけで充分ですから」
お師匠「あの子は凄いし申し分ないけど、私は占いだけは担当するわ」
たろ「はいはい」
(その後)
お師匠「せや、夜にカードの一枚引きしたらええやん」
たろ「私も夜の占い師って言われてますからね」
お師匠「自分で名乗ってるだけやがな」
たろ「まあそうなんですけど」
お師匠「やらへんの?」
たろ「やりませんよ。だって、夜にカード引きやってもみんなすぐに寝ますやん!」
お師匠「今夜の1枚とかやればええがな」
たろ「確かに革命的で面白いすけど、皆さんカードを確認した3時間後にはお布団に入りますよ」
お師匠「じゃあ、酒でやればええがな」
たろ「それってサザエさんに出て来る三河屋ですやん」
お師匠「そらあかんな、やらんとき」
たろ「今日のビールは、キリンラガー。苦い経験を糧にして、今後上手く行くようにしていこう!こう書いたら、どんな説明やねんと思うでしょ?」
お師匠「案外やるがな。じゃあ、キリン一番搾りは?」
たろ「みんなの人気を一身に集める夜になるでしょう」
お師匠「じゃあ、アサヒのスーパードライやったらどうまとめる?」
たろ「人にお願いをされても、自分自身をしっかり主張するように心掛けましょう」
お師匠「あんた凄いわ!ビール評論家になれるで」
たろ「なりませんから!」
お師匠「ほんまなぁ、あんたの相手してる場合やないねん」
たろ「話振ったんどっちですん?」
お師匠「ぼちぼち私も仕事するわ」
たろ「わかりました。今日もご安全に!」
お師匠「(スタンプ)」
議事録まとめ。
・朝の一枚カード引きは、眠いからしばらくやらない
・夜の一枚カード引きは、みんなすぐ寝るからやらない
・夜の一枚カード引き。改め、今日のお酒は、サザエさんの三河屋になるからやらない
三つの「やらない」が整いました!
そんなこんなで、朝の一枚カード引きは、他の占い師さんにお任せします!
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