ハリオのフタがガラスのご飯釜で上手にご飯を炊くコツ
実はおうちに炊飯器がなかった私。
そんな状況でも、ハリオのフタがガラスのご飯釜のおかげで、おいしく白ご飯が食べられる状態が続いています。
このご飯釜を私は実に六年も使っています。そして、私の商品レビューをたくさんの方に読んで頂き、本当に感謝しています。
そもそも「ハリオのフタがガラスのご飯釜」をご存じでない方、何ぞや?と言う方は、まずはこちらのnoteを読んで下さると幸いです。
ざっくり概要を書きますと、「3合炊き以下しか使わず、1万円以下の炊飯器が欲しい」のニーズに応えた炊飯器。
そして、電気炊飯器よりはるかに美味しい白ご飯が食べられる逸品。
実は私のnoteで一番読まれてる記事です。
そんな「ハリオのフタがガラスのご飯釜」。使い始めてからの六年が経過したのですが、ご飯にふわふわ感が少なく感じてきました。
原因を考えると、ガラス蓋が欠けているではないか!
そして、おいしく炊くコツをネット上に探しても、どこにも載ってない!
と言う訳で、今回は「ハリオのフタがガラスのご飯釜」でお困りの方の手引きになるように、ヘビーユーザーの私がお困りごとに対しての解決方法についてまとめてみました。
あと、「買い替えが必要かな?」と思われる症状でも、部品(付属品)を買い換えると大丈夫なパターンもありますので、それを今回説明いたします。
【こんな症状ありませんか?】
ご飯がうまく炊けない
各ご家庭によってうまく炊けない原因は違いますので、いくつかのパターンに分けておきます。
ただ、対処法の正解は各家庭の状況によってまちまちですので、大枠で書くような形となりますのでご容赦願います。
(ご飯が焦げることが多い場合)
火力が強すぎること、炊飯時間が長いこと、水分が少ないことが考えられます。
(ご飯がやわらかくなることが多い)
火力が弱い、炊飯時間が長いこと、水分が多いことが考えられます
(ご飯に芯が残ることが多い)
火力が強すぎること、炊飯時間が長いこと、水分が少ないことに加えて、お米の浸水時間が短いことが考えられます。
これらのうまく炊けない原因に共通しているのは、「水分の量」です。
炊飯器だと、「目印まで水を入れる」ことが多いのですが、ハリオの炊飯器の場合は、それが通じない場合が多いです。
うまく炊けない場合は、しばらくの間は「計量カップに水を入れて測る」ようにしてみましょう。
「ざっくり派」の方には少し苦痛かもしれませんが、おいしく炊けるまでの我慢だと思って、やってみて下さい。
私も実際に「計量カップ」で水を測るようになってから、安定して炊けるようになりました。
個人的におすすめな計量カップはOKOです。
Twitterでも食レポしまくっていますが、我が家はこちらを使ってます。
そしてハリオで揃えるなら、こちらの耐熱ガラスカップにしてみましょう。
OXO製より、ちょこっと安価です。
あと、火加減についても注意が必要です。
強火だからと言って、お釜から火がはみ出るぐらいの強火は強すぎますので、お釜からはみ出ないぐらいの火力にしてみましょう。
または、最初の火加減が弱すぎる場合も問題です。
このように、火加減を適度な状態にすることを心がけましょう。
あと、強火でうまく炊けない場合は、まさかだと思いますがガスコンロを疑ってみましょう。以前に比べて火力が弱ってきている場合もゼロではないはずです。そうなると、ここでは深く書きませんが、ガスコンロのメンテナンスや交換が必要になってくる話です。
ご飯がこびりつく
ハリオのフタがガラスのご飯釜を使ってる皆様の悩みの中で、一番はこの「ご飯がこびりつく」問題だと思います。
これらの対策については、先ほど書いたような火加減や水加減を調整することも大切なのですが、特に心がけるべきポイント2つがあります。
1つは火にかける前に、水に浸けたご飯を混ぜることです。
混ぜる必要があるのは、給水させている間にお米が沈んでしまうからです。沈んでしまったお米を持ち上げてあげる必要があります。
もう1つは、蒸らした後に、すばやくご飯をご飯釜から取り出すことです。
蒸らしの時間は15分とありますが、早く取り出し過ぎても、遅く取り出してもこびりつく可能性が高くなります。
そのまま蒸らした後、ご飯釜に炊きたてのご飯を置いておくと、お釜にごはんがこびりつくので、素早く「おひつ」に入れる必要があります。
おひつは、こびりつき問題を解決するのには必要なアイテムです。
私の家では、同じハリオで「ご飯釜のおひつ 電子レンジ対応 2合」を使っています。
このおひつをオススメする理由が二つあって、一つが電子レンジで温めることができる点、そしてもう一つがしゃもじでご飯がすくいやすい点です。
このハリオのフタがガラスのご飯釜に、おひつは必須アイテムです。
笛がピーって鳴らない
これ、実は私も経験しました。
他にも「笛は鳴るけど、以前よりも小さくなった」と言うパターンもあるかと思います。
まず、部品は足りていますでしょうか?
部品がすべて取り付けているかどうか、確認しましょう。
特に、⼀番上の「ホイッスルパーツ」がないと、音は鳴らないです。
次に、ツマミ部分を分解して洗っているでしょうか?
もし、分解せずにお使いの場合は、分解してきちんと洗いましょう。
なぜなら、つまみ部分をしっかり洗浄しないと⽳が詰まって⾳が鳴らなくなるからです。
それでもうまく行かない場合は、交換部品(フタツマミストッパー上下セット)を購入して取り換えてみましょう。
ガラスのフタが割れた
笛が鳴らないとか、ガラスが割れたとか。通常お使いの方からすると「本当かよ」と言う突っ込みがあるかも知れませんが、本当の話です。
私のご飯釜、ガラスのフタが欠けたのです。
こんな感じで。
おそらく、洗い物をしている時に他の食器とぶつけたのだと思います。
ガラスのフタが割れたり欠けたりした場合ですが、残念ながら買い替えが必要です。
但し、私のような「少しの欠け」の場合は、一時的な対処法はあります。それは、アルミホイルで塞ぐことです。
私は欠けた部分をアルミホイルで覆っていました。
「え?こんな方法でいいの?」とは思われるかも知れませんが、この方法で一時的には乗り切ることは可能です。
但し、しばらくやっているとやはりダメになります。
ですので、ここは素直にガラスのフタを買い替えた方が得策です。
ガラスフタは三合用と一合用がありますので、お間違えの無いように購入しましょう。
(三合用のガラスフタ)
(一合用のガラスフタはこちらです)
圧力が掛かっていない?
これはもう、買い替えの時期と判断しても良いのですが、ちょっと待った。
もしも土鍋に傷がついたのであれば買い替える形になるのですが、土鍋が無傷に見える場合は、少しだけ「抵抗」できます。
どのように対処するかと言うと、先ほどの「フタツマミストッパー上下セット」と「フタグリップ」をまずは取り換えてみましょう。
それでもダメな場合は、「ガラス蓋」を一緒に購入しましょう。
ここまでしてダメなら、買い替えとなります。
(フタグリップ)
【最後に】
「ハリオのフタがガラスのご飯釜」は、世の中でもこの製品の良さが伝わることで、愛用する方が増えてきました。
ただ、「便利だよ~」、「買ってね~」と言う記事が多く、「お前ら本当に買って使ってるのか?」的な記事も多く、困った時の手引き的な記事が一つもなかったので、今回まとめてみることにしました。
「3合炊き以上は作らない」、「一万円以下の炊飯器が欲しい」と言うニーズにぴったりなのが、今日紹介した「ハリオのフタがガラスのご飯釜」です。
使っていてお困りの場合、交換部品をお探しの場合、何かの役に立つのではと思い、書き留めた次第です。
皆様のおいしい食生活が続きますことを、心からお祈り申し上げます。
【ハリオのフタがガラスのご飯釜】
■本体
(3合炊き)
(1合炊き)
(IH用:3合炊き)
■あると便利なおひつ
(おひつ)
■付属品
(ガラス蓋:3合)
(ガラス蓋:1合)
(フタツマミ上下セット)
(フタグリップ)