タロット占いの逆位置
正位置、逆位置のあるタロット占いのおはなし。
まず、タロット占いの正位置、逆位置とは何ぞや？の方もいらっしゃるので、正位置と逆位置について書きますね。
正位置はカードの絵柄が通常読める形で出てきた場合を指します。
一方で逆位置は、カードが逆さまになって出てきた場合のことです。
カードの意味も、正位置と逆位置では違うのです。
読み方としては、正位置とは反対の意味。
また、正位置はこの意味だけど、逆位置は別の意味。
その他にも、逆位置も正位置一緒。
正位置で読んでしまえ！とする方法もあります。
それぞれのケースついて、今日は書いてみます。
タロット占いの話をすると、カードにはそれぞれ意味があります。
そして、そのカードがどの場所に出ているのか？正位置なのか逆位置なのか？
その他諸々の読み方で読む形です。
実は占い師の皆様はこの「諸々の読み方」と言うのに興味があって、占い師さんそれぞれで鍛錬を極めているのですが、こちらは占い師さん専属サイトでもないので、残念ながらここで書くことはしません。
そして、この諸々の読み方については占い師さんによって違うので、占い師さんの合う、合わないの相性の話も出てきます。
この話をすると長くなるし、それだけで講座になりそうなので、今回は逆位置の話に戻しますね。
この話も「それぞれの読み方」のベースとなる部分ですので、まずは基本を知っておきましょう。
では、タロットカードの逆位置ってどう読むでしょうか？
少し読み方についてまとめてみました。
1.正位置と反対の意味
読み方の一つ目としては、正位置とは反対の意味。
ある意味これは基本中の基本です。
具体的には、正位置のカードの意味を知った上で、逆の意味で読む形です。
例えば、世界のカード。
正位置では「成功」の意味で読む場合、
逆位置では「失敗」の意味で読む。
こんな形の話です。
2.正位置がパワーダウンした形
また、正位置の意味なんだけど、効果は弱い。
みたいな形で読む場合もあります。
先程の「成功」の意味で読んだ場合のパワーダウンした形と言うのが、
「失敗とまでは言えないけど、成功まで時間が掛かる」
みたいな形で読む場合もあります。
この読み方は、周りのカードとの兼ね合いになるのですが、逆位置の意味でしっくりこない場合に使ってみるのが良いと私は読みながら感じる部分でもあります。
3.正位置として読む
もう一つ。先程少し書きましたが、実は正位置として読む場合も時にはあります。
では、出てきた逆位置のカードをわざわざ元にしてひっくり返す時は、どういう場合でしょうか？
私の場合は、この３つのパターンの時です。
１．カードがすべて裏を向いているとき
２．うまく読めないとき
３．どちらとも解釈できるとき
このような時に、正位置を使って読む場合があります。
この部分を例にするのは難しいので一例は飛ばしますが、周りのカードを眺めながら、正位置として読んで良いのかを確認してみましょう。
最後に
「逆位置だから、こう読む」
「正位置とは反対の意味だ」
このような捉え方はある意味正解なのですが、カードの意味に囚われすぎると他に大切なことが読めない場合があります。
ですので、読み手の占い師さんとしては、柔軟に考えることを意識しながら読んでみることも大切だと私は考えています。
占い師さんは多種多様。
読み方には正解はありません。
たまにはこの話を思い出してカードを読んでみると、うまく読めとれない場合の突破口になる場合もあるので、ぜひ心に留めておきましょう。
また、占い師さんに対面やリモートで相談した場合、カードの意味だけが全てではなく、それ以外の事を読んでくれる場合もあります。
ですので、ご自身がカードの意味をたとえ知っていたとしても、自分から積極的にあれこれ聞いてみましょう。
逆位置の捉え方は今回書いたように、いくつかの読み方があるので、あれこれ占い師さんに質問することで、きちんとした意味で読んでくれる可能性も高まります。
今回は何かの参考になれば良いなと思い、占いの話を書いてみました。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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