tarosu杯(占いに関するエピソード)受賞作品の紹介(その2)
こんばんは。
占いに関するエピソードを募集したtarosu杯。
優秀作品の発表、二日目となります。
発表のスケジュールは、こんな感じです。
初日(2/25):金賞
二日目(2/26):特別賞
三日目(2/27):金賞
最終日(2/28):tarosu杯(大賞)
の順に発表をいたします。
【特別賞】
この満月に手放すこと
蓮さん
蓮さん、おめでとうございます!
特別賞ですので、300サポートをいたします。
と思いましたが、300では足りない。500サポートいたします。
この理由は最後に書きます。
漣さんはTwitter上で以前から気になる存在で、フォローをしておりました。
何となく、勝手な親近感が以前からあったのは事実です。
今更ながらのカミングアウトで申し訳ないのですが。
そこにこの話を投稿して下さり、正直私も驚きました。
読んだ最初の感想ですが、この話は、小説にしても良いレベル。
いくつかこのような想いを集めて、一つ形にして、電子書籍にしても良いのではないかと思いました。記録としても残りますからね。
そして、文章を書くセンスも持ってらっしゃる。
私は両目に爆弾がある。
この一文で、読者は「何事か?」と思えるんですよね。
こう言った冒頭だけでなく、文章にセンスを感じるのです。
そして内容の話をしますと、病の話はいったん横にしておきます。
手放すこと。そして、共存すること。
手放す事って、案外できるのですよ。
自分で決断さえできれば。
ところが、共存する事って難しい。
決断するのは手放すことと同じなのだけど、その後があるから。
ここは私の意見となりますが、共存ってストレスが掛かるんですよね。
でも、漣さんはきっと、共存する道を選ばれるんですよ。
しっかりと自問自答をした形で想いを綴られていた部分を読んで、やっぱり神様は見てるんだな。そのように思いました。
あとは、満月の夜に手放す。
何と素敵なタイミングを選んだのだろうか。それを感じました。
カードを通じて相談できる、とても高尚な方がいらっしゃるように思いますので、ある意味任せておけば良いんだな、と言うのも感じました。
あとは、最後の一文です。
たとえどんな状態になろうとも、命を全うしなきゃいけないんですよ。
読んでいて改めて思いました。
今日はこの部分について自分の考えを書く場ではないので書きませんが、私はずっとそのように思っています。
最後に評価について書きますが、正直な話をしますと、もしこれが「占い師さん物書きコンテスト」だったらぶっちぎりの優勝だったのです。
競馬だと、ディープインパクトが日本ダービーで勝った時の強さ。
それぐらいの圧倒感。って、競馬に例えるなよ・・・
噛み砕いて書きますと、他の作品が霞むぐらいの力をまざまざと見せつけられた感があります。
もう、普通に選べば優勝なんです。
ところが今回、占い師さんの枠を外してエピソードの募集をかけました。
そこに「親近感」をキーワードにする作品が出てきてしまったのです。
漣さんの話を、他の作品と同じ土俵で評価する違和感を感じながら、最終的には親近感で選んでしまったのです。
今回のtarosu杯、審査が遅くなった一番の理由が、漣さんの作品のレベルが高すぎたからなのです。
なので、賞的には「特別賞」と言う形にしました。
内容的にも良い意味で考えさせられましたし、私の中でも発見させてもらった事もあり、サポート額は金賞と同じにしています。
少ないかも知れませんが、どうぞ受け取ってください。
書いて下さった漣さんに拍手です。
素敵な作品をありがとうございました。