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Spikes Asia 2019 受賞作品まとめ #08

 今回は Spikes Asia 2019(スパイクスアジア)Film(フィルム)、Film Craft(フィルム・クラフト)にて Gold (ゴールド)を受賞した作品を紹介します。それでは始めます。「5 分で読める!スパイクスアジア 2019 受賞作品まとめ」。

1. Film(フィルム)

The Kawaii Tweak Hazard Song
Client: Mandom
Product / Service: URI: Gatsby Perfect Skin Lotion

「意図せず加工されてしまう“盛られ”が社会問題化!?」
 男性が望んでいないにも関わらずアプリなどを活用して素顔を加工され(盛られ)てしまう現象『盛られハザード』。ギャツビーが『盛られハザード』を世の中に啓発する取り組みとして被害者の声を代弁して発信する公式ソング「盛られハザードの唄 by 盛られハザード被害者の会」

Face/Off
Client: Kasikornbank Public Company Limited
Product / Service: K PLUS

「変わることは素晴らしい!?」
 タイのカシコン銀行がモバイルアプリ K PLUS をリニューアル。しかしタイの人は変化を嫌うという。どうしたら受け入れてくれるか。そうだ変わることは素晴らしいと思ってもらえる CM をつくろう(なんだかよくわからないけどおもしろい)

Liliosa Hilao
Client: The Campaign Against the Return of the Marcoses to Malacanang or Carmma
Product / Service: The Campaign Against the Return of the Marcoses to Malacanang or Carmma

「独裁の恐怖を忘れないために」
 フェルディナンド・マルコスは悪名高きフィリピン大統領である。ドゥテルテ大統領はマルコス元大統領を英雄墓地に埋葬するなど物議を醸している。フィリピン国民はマルコス政権の戒厳令下に拷問されて死亡したリリオサ・イラオさんを通して独裁主義に抗議する。

L05T
Client: Lotto New Zealand
Product / Service: Powerball

「CM を繰り返し観たくなるように」
 なぜニュージランドの宝くじ『パワーボール』が放送した TVCM は何度も観たくなるんだろう。それは CM そのものが宝くじになっているから。CM は Web サイトで視聴すると早送り/巻き戻しができるようになってて 7 つの数字を探し出すと賞金獲得が当たる!?

2. Film Craft(フィルム・クラフト)

Next Episode
Client: Old Spice
Product / Service: Old Spice

「壮大すぎるドラマチック・アクション CM」
 男性の 92% は男友達と過ごす時間を大切にするが、79% が歳を取ると男友達と過ごす時間が少なくなる。オールド・スパイスが家でくつろぐ男性にデオドラントをつけて外に連れ出す壮大すぎる CM 「Never let a friend Lose His Swagger - Next Episode」。

The Shot
Client: AT&T
Product / Service: AT&T

「スポーツに SF をかけ合わせたマッシュアップ CM」
 スマートフォンはデータ制限がなかったら、映画を思いっきり楽しむことができる。米通信大手 AT&T が映画ファンに向けて放送したスポーツドラマに SF スリラーを掛け合わせた 90 秒マッシュアップ CM「The Shot」。

Boob Balls
Client: Berlei
Product / Service: Berlei

「運動中のバストが悲鳴!?」
 なぜスポーツブラは普及しないのだろう。運動すると胸が大きく揺れることを知らないから?もしどれくらい胸が動くかわかったら??豪女性下着 Berlei が Stop Your Boobs Playing Their Own Game(自分の胸に運動させるのをやめよう)と呼びかける CM「Boob Balls」

One In A Million(P&G Vicks)Entertainment(エンターテインメント)にて Gold (ゴールド)、Uber Eats Australian Open Ambush(Uber)Media(メディア)にて Grand Prix (グランプリ)を受賞した作品として紹介しているため省略します。

 それでは、さようなら。





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Taro Sugawara
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!