キャバ嬢に長文メールを返す「痛客」とはこういう奴のことをいいます
たくみちゃんのことを書こうとして
昔のメールを読み返してたら、
懐かしさで胸がいっぱい。
そんな中、
恥ずかしいメールが出てきたので、
ご紹介します・・・・・
編集するのが面倒なので、
ほぼ原文のままです。
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「指名料オフ券、25日までなんだけど、
それまでに来る予定ある~」
んにゃ、今のところ予定ないなぁ。
行くなら30かなぁ。
誰か指名のお客さん来るなら使って良いよ~
ガッチリ捕まえておかないとね(笑)
「最近全然ないのよさあ
今日もほとんどヘルプだもん
やばっちいねえ」
チケットで釣ってみたら?
タダで指名出来るよ~って(笑)
つーか、俺こないだ行ったの1ヶ月前ってこと?
何か最近ヤバいなぁ。
ただただ時間が過ぎていくような気がするわ。
「うちもそんなもんだよ
いつの間にか~って怖いね(笑)」
「でも指名タダなんて、
結局行こうと思う人じゃなきゃ意味ないし、
根本的にこないんだよ」
「なんだろーね
やっぱり向いてないのかな(笑)」
確かにお金が惜しいと思ってる人とか、
また来たいと思ってない人は
そもそも来ないだろうけどね。
それでも少しでも気持ちがある人に対して
良いキッカケになればなぁと。
こういうのって金額じゃなくて、気持ちが嬉しいじゃん?
で、向いてるか向いてないかって話になると、
これは非常に難しい問題なんだけど…
素のままでうまくやれる人ってやっぱ特別なわけで、
普通はなかなか出来るものじゃないから
割り切ってるんじゃないかなぁ。
それはどんな職業でもね。
特に接客業だと型にハマってる人ってよくいるじゃん?
この業界でもそうだけど、コンビニとかファミレスとか。
俺はそんな応対されると気分悪いし、
心が伴わないならマニュアル通りやられてもなぁと思う。
だからこれは俺の好みの問題かも知れないけど、
たくみちゃんみたいに悩んだりクヨクヨしたりしてる方が
人間味が感じられて良いのよ。
ただ、そんな人間味よりも
その場だけ楽しめれば良いって時もあるし、
そういうのを求めてる人が多いのも事実なんじゃないかな。
そう考えると向いてないのかも知れないけどさ(笑)
でも、少なくとも俺は…
という事だから自信持ってちょうだいよ。
虚しさの残る楽しみ方は続かないと思うし、
たくみちゃんはたくみちゃんのままがいいと思う。
「遅くなってごめんね
ありがとう
昨日見たとき、一瞬泣きそうになったよ(笑)」
「最近、指名とってる人がかなり多いし、
でもうちは逆に来るって言われて来なくて
音信不通になったり(笑)
ちょっと最近ダメみたい」
「でもたろちゃんとかそういってもらえると
もっと頑張ろうって思えるよ
んで、人気者たくみちゃんになってやるぜい
いつもありがとう!!!」
あんまマジに書いたらウザイかなぁと思いつつ、
素直に思うところをダラダラ書いてしまいました。
俺は常連客でも上客でもないから、
何の参考にもならないと思うけど(笑)
職業人らしく、人間らしく、この二つを両立しながら
自分も周りも幸せになれれば良いんだけどね。
まぁ、うまくいかないもんです。
俺も日々葛藤してますから。
俺としてみれば、
たくみちゃんはたくみちゃんであって欲しいんだけど、
それじゃうまくいかない場合もあるわけで。
信じて待つのか、好かれるように染まるのか…
人気者って何だろね(笑)
「そんな風にいわないでよ(笑)
うちはそんなことで判断してるつもりはないよ
逆にこんなふうに言って心配させて
気を使わせて申し訳ないよ」
「答え見えないけど、
今はとりあえずしっかりしなきゃって感じかな
顔にすぐでるから(笑)」
「なんか逆にたろーちゃん指名してるみたいだね(笑)」
ん?
俺何か言ったっけ?
たくみちゃんやっぱ真面目だなぁ。
そんなん気にしてたら疲れちゃうよ?
俺は別に卑屈になってるわけじゃなくて、
そこまで言うのはおこがましいかなぁと思っただけよ。
ただ、なんつーのかなぁ、
たくみちゃんにも楽しんでもらいたいからさ。
客だからどうとかは俺思わないし、
そんなのって一般的にはおかしいんだろうけど、
どんな仕事だって、或いは仕事じゃなくたって、
相手があってこそ成り立つものだから、
縁あってお付き合いしていんだから
相手にも幸せを感じて欲しいのよ。
ただ、それだけ。
逆指名ってのは的を射てるかもね。
今度から指名料頂きます(笑)
ま、好きでやってるんだけどね
「なんたってマジメっこですから
なんてね」
「多分今こーゆう仕事って、
なかなかそんな風に
思ってもらえることなんて少ないから
うちはそれだってうれしいよ」
「なんかほんとそんな感じだもん(笑)
いつもありがとーね」
そうか!
こういうのを口説くっていうのかぁ…
おちたでしょ?
「言わないよ
口説くいうより諭す?(笑)」
「でもなんかおにーちゃんみたいに安心するよ」
お兄ちゃん発言…
キターーーーーー!!
じゃ、今日は一緒に寝てあげるよ
「なんだそれ」
その方が安心して眠れるべ?
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一回りほども違う女の子に
こんなにも大真面目に、
偉そうに話してしまう僕・・・
そして、最後の最後には
ふざけてしまう僕・・・
でも、それが彼女にとっては
すごく良かったみたいです。
お兄ちゃんって言われたけど(^^;
実際にはお父さんのような心境でした。