『投石器』
980文字
夏休みの終わり。孫たちが帰る2日前の午後のこと。上の孫が割りばしとボンドと輪ゴムちょうだいって言って、何か作り始めました。
もともと工作が大好きな孫なのですが、作りたいものはあるのにうまくいかなくてがっかりしている様子だったので、聞いてみると「トウセキキを作りたいんよ」って言いました。
え?トウセキキ?どんなものかにわかに分からなかった私に、孫が図を描いて説明してくれました。石を飛ばす道具って聞いて、なるほど!って思いました。
『それなら割りばしじゃなくてもう少し太い木がいいんじゃないかなぁ?』って言うことで、作るための材料を一緒にホームセンターへ買いに行きました。孫は「ばあちゃん、お金いっぱいごめんよ」って言うんですが、そんなのいいよ(ニコニコ)😊って言いました。孫が作りたいものなら、ばあちゃんだって見たいですからね😉
必要な材料を買って帰り、金づちで床が傷まないように予め古いカーペットを畳んで敷いて準備し、『あとはじいちゃんと作りよ』って言いました。
夫にはなるべく手出ししないように頼んで、私は夕飯の支度に取りかかります。
玄関で作っていたので、孫も夫も暑くて時々エアコンの効いた部屋へ来て涼みながら作っています。
孫がじいちゃんへ説明するところから仕上がるまで1時間くらいかかったでしょうか。
「ばあちゃん、できたよ!」って嬉しそうに持って来て、実際に『投石』して見せてくれます。石に見立てた小さな紙のボールは、きれいな放物線を描いて飛びました✨『投石器』大成功です😆
木の棒をのこぎりで斜めに引いたり釘を打ったりして作った投石器は、触った感じも頑丈さが伝わってきます😊
投石の部分はサーティワンアイスのスプーンの再利用。釘を打った時、木が割れてしまった部分は綿紐で補強したそうです😊
孫渾身の作品✨『投石器』がこちらです↓↓↓
でもなぜ『投石器』が作りたかったんでしょうか?ドラえもんか何かで見たひみつ道具なのかな😊
子どもって、頭に浮かんだものを急に作りたい!って思うことがあるのかなって思います。
上の孫は作ったもので遊ぶというより、作る過程が楽しいタイプの子だなと思います。って・・・実は私もそうなので、これって隔世遺伝なんでしょうね~😉
最後までお読みいただきありがとうございます。午後も良いお時間をおすごしくださいね✨
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