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好奇心
1615文字
おはようございます😊
今日は、昨日の続きのような記事になってしまいました。
連休中、そうちゃんがばあちゃんちで夢中で組んでいたドゥカティのレゴは、パーツがたくさんあってしかも小さくて、説明書の図もとっても複雑でした。
私は見た瞬間、これは~💦ちょっとやそっとでは完成できないと一瞬で思いました🥺
もし誰かにどうしても作ってほしいと頼まれたら、仕方なくやると思いますが、自分からしたいと思うことはまずないです😅
こんな複雑で完成するかどうかもわからないものを作ってみたいと思ったそうちゃんは、チャレンジャーだなと思います。男の子の特性でしょうか😊
組み方は、はじめにバイクの心臓とも言える、『最重要部分』の枠組みみたいなのを組んで、そこへいろんな『部品』を取り付けていくのですが、その部品もひとつひとつを細かく組む必要があります。
エンジンのピストンがあったり、それを動かすための歯車がいくつもあったりして本当に複雑なのに、完成したら外からはあまり見えない部分ですが、わくわくする部分でもあります。
作る工程で少しでも間違いがあると、何工程も進んだ後に矛盾がでてきて、結果的に何工程も戻って間違い箇所を見つけて直さなければなりません。
直すためには今まで作った箇所を取り外してバラバラにして、組み直すという作業が要ります。
外す時に、例えばこの小さな棒がバラした方のどこについていたのか、それとも本体の方だとしたら、どこの部品なのかなど、わからなくなって焦ります💦なので、忍耐力や集中力・根気や、冷静になって何度でもがんばる力がとても要ります。
もう『遊び』と言うより『過酷な作業』です(^^;)
でも、興味を持ったことを、自分で達成できるかどうかわからないギリギリの線で集中してがんばるという経験は、大人になっても役に立つのではないかと思います。
レゴを組み立てるそうちゃんを見ていて、知育玩具として年齢に合ったブロック遊びをすることは、知的好奇心を醸成することの他にも『空間認識能力』が育まれるのではないかなと、改めて思いました。これはスポーツや実生活、仕事をする上でも大変重要な能力です。
ずいぶん以前のことですが、私が受けた就職試験には、『数的処理』という数学的・算術的な思考力・推理力を問う設問がありました。数的処理には判断推理・数的推理・資料解釈の他に、空間認識能力をはかる『空間把握』も含まれていたと思います。
私はこの『空間把握』が苦手でした。一生懸命考えてこれが正解だと辿りついても間違えていることもあって、講座のテキストで勉強している時、何度挫折したかわかりません。
レゴやブロックを組むことで、空間認識能力が必ず身に付くとは思いませんが、方向を変えてみたりひっくり返して眺めてみたり、外したり取り付けたりしてみることで新しい気づきがあったり、面白い・楽しいと思えるようになったりして、もののしくみに興味や関心が持てたらいいなと思います。
そうちゃんに、「完成した時、部品がひとつも残ってなかったらいいね😊」って言ったのですが、その前に自分の手で完成させることができるか少し心配です。
でも、誰かに『手伝って』って言って手伝ってもらうことも大事だし、部品が残ってしまっても、それはまた次に作る時に、『今度はもっと気をつけて作ろう!』って思う動機になります。
がんばったらここまでできた!
やっと完成した!
楽しかった!
またやりたい!
って思う気持ちが大切なのだと思います。
人生において、成功し続けることなんてできないから、そうちゃんには、できなくて悔しくて涙が出てしまう経験もして、それでもがんばろうと思う気持ちを持ちながら大きくなってほしいと思います。
私はそんなそうちゃんに、そうちゃんならできる!諦めずにがんばってみようよ😊って、いつもそばにいて応援してあげられるばあちゃんでいたいと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございます。