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児童発達支援開所の原体験

初めまして。タローパーク合同会社の相澤です。
noteで長々と書くほどの文才はなく、なくというか、全く無く、
プライベートの出来事を書き留めるブログとは異なり、社会に対して発信するほどのカロリーを持つ人じゃなければnoteを利用してはいけない、とまで思っていたほど。

そんな私が、noteのアカウント登録をしたのは、社会に発信したいと思えるほど、自分自身に興味関心があり、皆さんの反応を伺いたいと思えるコンテンツと出会えたから。

私の、自分自身への決意表明の意味を込めて記しておきたいと思う。

1.何に出会ったのか
2.その時の思い(次回)
3.今後の思い(次次回)

1.何に出会ったのか


私は、2010年から地域の子どもたちを対象にマイナーな体験をイベントにして、人気があったらスクールとして運営していくスポーツ会社を運営しています。
述べ300名以上の子どもたち、そして500人以上のご父兄と関わりを持ってきました。
「楽しいを続けたら価値(勝ち)があるかも!?」をテーマとし、チームとしてあるべき姿を追い求めながらも、個人個人の役割を果たし、自身にとっての楽しい(子によって異なる)を追求することを毎回のミッションとしています。
数ある小学生チームの中で、私どものチームはどこよりも一体感のあるチームであると自負していますし、他チームの先生からも言っていただくことも何度もありました。(お世辞の可能性もあります)
そのアプローチ方法については今は割愛しますが、チーム運営としてはポジティブな状態が続いていました。

しかし、ある年の4月頃、ある一人の女の子が入ってきました。
その子はすでにお姉ちゃんが入部していて、お姉ちゃんの見学には何度も来ていたこともあり、チームに入りたいという意志を見せてくれていました。
練習見学に来ていたときは、気づくことが出来なかったのですが、
目を合わせることや、コミュニケーションを取るのが苦手だなくらいには感じていましたが、入会すると、集合には集まらないし、自身の自己紹介も出来ず、練習が始まるとウロウロして参加しない、状態が続きました。
練習時間の間、私はみんなの輪の中に入ってもらいたい、入るためのアプローチばかり考えていました。
その子が何をしたいのかなんて考えることが出来ず、心の何処かで「チーム」を学んでほしいと考えていたように思います。
それから数カ月後、その子の父兄から連絡をもらい、退会することになりました。
入会時は、お姉ちゃんの練習見学に来ていたときから、「自分の入りたい」と初めて意思表示をしてくれたと喜んでいた父兄でしたが、「結局、やめたい」と自分から言ってきたので尊重することにしました、とのこと。
「はっ」とさせられた覚えがあります。
この子にとっての「楽しい」を提供できていなかった。
この子にとっての「楽しい」とは何かを考えもせず・・・。
もちろん、多くの子ども達のレッスン時間もあるので1人に寄り添い、他の子をスピード感や強度を落としてしまうことはやりたいことではありません。
スクールとして何が出来たのか、なにか出来なかったのか、まで考えが及ばなかったことが私の原点であり、
みんなと同じこと、みんなに合わせること、みんなの輪に入ることが生まれつき出来ない子もいるんだということを知った日でもあり、出会いでもありました。

次は、「その時の思い」を備忘録としても記していきたいと思います。





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