須藤元気の選択。僕らの行動。
須藤元気を立憲民主党は処分するのは当然!
それは「首長選挙(一人が勝つ)で自党応援候補以外の支持を公言」したのが原因。
実はそんなことは山ほどある。
毎年どこかの地方選挙では保守分裂が起きている。
自民党本部と県議員などで推薦候補が割れて闘うとか。
でも、闘いが終われば再びまとまる....。だからますます強くなる。
都に限った話でも、鈴木4期目は「自民党の中で候補擁立が分裂」、石原慎太郎だって「都知事選最初は”反自民”で、その後は自民に戻る」、舛添要一は「反自民で新党代表までやっていたのに、自民も推薦し都知事に」、「小池百合子は都民ファで都議会自民を壊滅的にしたのに自民党とは微妙な関係」
つまり
真の多様性を持ち
「日本社会の多数派の支持を得る」自民党は
包容力が半端ないってこと。
つまり、そのことがイコール多数派の条件なんだよね。
でも
立憲民主党は
綱領の最初の一文に「多様性」を書いてはいるものの
そこまでは多様性を重視しておらず統制を重視し、多くの支持者もそれを支持するようですね。
「基本、党の決定は党支持者の想いを最優先すればいい」と思うので、異論はないです。僕が支持するれいわ新選組だって問題だらけだからね。
要は党が掲げる建前・イメージと実態。この間で大きく乖離があるのでしょうね。
実際、須藤元気は「立憲民主党に惹かれる理由は多様性」と明言してました。そこに失望したということでしょう。
僕もれいわ支持を頑張ります。 立憲民主党もがんばってください。
須藤元気は本当に議員辞職すべき?
立憲の幹部や支持者からは「比例で当選したのだから、離党するなら辞職が当然だ」との意見が多いようです。
その主な理由は
◉「”比例区当選なのに反党行為で離党”なら議員辞職すべき」
ということです。
◉党の公約を違反したから
◉自分の選挙時の公約に違反したから
ではない。
つまり『選挙の時の国民との約束を違反したから』ではない。
◉セクハラ疑惑があるから
◉セクハラ疑惑で書類送検済みだから
◉自粛中にセクキャバ行ったから
など『国会議員の品位』に関わる問題があった訳でもない。
”反党行為”・・・具体的には
『敵の候補の応援を公言』した
その撤回を幹事長が要望する
★それを須藤元気は了解しない、「なぜ言ってはいけないのか?」と。
そして、そんな「発言撤回を求めるならば離党する」と伝えた。
それを受け「離党するなら除名するし議員辞職しなさい」と。
本質は『消費税5%の拒否』
山尾議員の離党もそうですが、大体こういう場合「最後の直接的な原因」よりも「背後に本当の理由がある。不信感や不満の積み重ね」ですよね。
彼自身の発言(毎日新聞記事)によると
「経済政策だけはどうしても譲れない。どうしても受け付けられません。僕自身は、消費税減税、反緊縮で一つになって安倍政権と立ち向かうべきだと思います」「僕は一応、空気を読みながら先輩先生たちの言うことも聞きながら、一応(消費減税を)言っていたつもりです。しかし、何も動いていません」
都知事選がきっかけだが、山本さんが言っていた「消費税5%」で野党として一つで戦うべきだと思う。僕は今の安倍政権はおかしいと思う。でもそれに立ち向かえない。なんでバラバラなんですか。何で消費税5%は駄目なのか。
国民民主党と共産党は(5%に理解を示して)手を挙げた。あとは立憲が手を挙げれば野党共闘できる。「消費税減税を言うな」とか。いいじゃないですか言ったって。
立憲は「須藤元気は議員辞職すべき」と言えるのか?
実は
◉他党で比例当選の議員を立憲民主党は会派で実質受け入れている
法律的には無所属だけれど実質は受け入れてますよね?
今井雅人:法律上入党していないが県連の特別顧問
柚木道義:法律上入党していないが「立憲民主党会派」をアピール
山井和則:ーー
これらの方は希望の党のブロック比例で当選。希望の党から国民民主党へ移り、そこから離党し立憲民主会派に来た。
小川淳也:法律上入党してないが幹事長特別補佐で県連顧問
彼は、希望の党で比例当選したが、国民民主党の結党時に不参加し立憲民主会派に来た。
◉今まで不祥事を起こした議員への対応:除名したり離党届受理したり。
◉比例当選議員でも議員辞職までは求めない。
青山雅幸(比例):セクハラ疑惑を受け離党、離党届は受理された。
初鹿明博(比例):強制わいせつで書類送検されるも、離党届は受理された。
高井 崇志(比例):自粛中のセクキャバ利用で除名された。
これらのことを考えた場合に、バランスとして
◉他党からは比例当選からの移籍を受け入れ重用し
◉強制わいせつで書類送検までされている議員の離党届を受理しておきながら
法的な問題もなく、1回の選挙での”反党的言動だけ”で議員辞職をも迫る。
う~~ん、『これぞ政治的判断』ですね。
僕個人の結論。
◉須藤元気は議員辞職するべきだ。
そして
◉正々堂々、れいわ支持者が彼を
再び国会議員に押し上げなければいけない!
以上。
ーーーー補足
「消費税の減税は立憲の主張と最初から違うでしょ!」的な指摘あるんで
元・ガチの立憲支持者として事実の共有ね。
このツリー見れば、別に「消費税5%減税支持の公言」が離党の理由にならないことは明らかです、論理的にはね。
僕だって立憲民主党の支持してたけど、その「ボトムアップ」と「多様性」があまりに嘘だと分かって経済政策だってダメだから支持辞めた訳でして。
立憲に期待した須藤元気。
立憲に失望した須藤元気。
両方とも共感しかないわ...。