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No.2 『Have a nice Pain』

純度100%の怒り


込められた怒りとは

一作目から打って変わってイカつい曲ですね。
何が彼を変えてしまったのか。

実は作者は以前うっかりブラック企業に就職してしまったことがあるようで、その際の経験を曲にすることも多いようです。
この曲もそのうちの一つで、主に元上司への強烈な怒りを込めた曲です。

「すべて欠陥」「消えた五感」
精神がボロボロになってくるとだんだん五感が消えてくるんですよ。最後に残ったのは痛みでした。

「君は有害」「俺は天才だ」
実際上司に言われた言葉ですね。もはやギャグです。

「君は有罪だ」
ここがこの曲の一番ややこしいポイントですが、これは作者から上司に向けた言葉です。「君は有害」に対するアンサーがこれですね。

痛みは嫌味へ辿り着く

傷口さえ綺麗に見えるほどボロボロになってゆく。
こうして溜まりに溜まった怒りが噴出するラスト

「Have a nice Pain」「良い痛みよ君に」

これはもちろん、Have a nice dayからですね。
挨拶に見せかけて痛みを願う。
まさに嫌味ですね。

そして最後は共倒れ

他人の痛みを願うようになったら人間終わりです。
だから「ゴミ溜めから申し上げる」なんてことになっちゃうんですね。

なんとも救いのない話です。
同じ土俵になっちゃったのが良くなかったんでしょうねー。

リリックビデオに隠された意図

動画内に出てくる赤、青、黄色の線。何か意味があるような。
これは何を表してるんでしょうか。
分かった方いたら教えてください。

終幕

という感じの二曲目、『Have a nice Pain』でした。
これを踏まえた上でもう一度聞いてみてください。
元上司エグッ!ってなると思います笑



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