太管と細管トロンボーンの二刀流
少しばかりマニアックな話になりそうな話題。
トロンボーンの話ってこと自体そうなんですが。
トロンボーンを始めてもうすぐ30年。それまでにいろんな楽器を吹いてきました。吹奏楽に始まり、スカ、ファンク、ラテン、ジャズとかいろいろ。好みの音楽やプレイヤーに憧れて、楽器への執着も強くなっていきました。
トロンボーンといっても、サックスなどと同様に実はたくさんの種類があって…って説明したら長〜くなるので興味がある方はこちらをどうぞ。
そんなこんなで、僕が初めて自分の楽器を買ったのが、細管(中細管)のテナーバス、バイトして友達から中古で買ったんですよね。この頃(30年くらい前)は今ほど太管の割合は多くなく、吹奏楽でも細管テナーを吹いてる人もいましたし、楽器屋さんのラインナップにもありました。値段もお手頃でしたしね。
でも最近の学生さんを見るとほぼ太管テナーバス、カラダ小さいのにそんな大きいのしんどいだろうって正直思いますが、吹奏楽とかには向いてるのかな。響きも豊かだし。(こだわるなら1stは細管でも良い気がしますが)
そんな昨今の状況に、長年細管一筋だったのですが、教えるのにこれはいかんなあと、太管を購入した次第です。
演奏関係はほぼ細管テナー、レッスン関係はほぼ太管テナーバスという具合です。
どっちもトロンボーンだし音域も一緒でも別の楽器なんですよね。初めは同じ感覚で吹いていて、あわよくば一つの吹き方で両方できたらって思ってましたが、それは無理みたいですね。完全に別の楽器と考えた方が良いですね。細管で太管と同じ音は鳴りませんね。それぞれイメージも変えた方が良いみたいです。
両方やるのは労力が2倍かと思いましたが、そうでもなさそうです。お互いの良さ、難しさを理解したら、むしろどっちも良くなる気がします。
どうでしょう?
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